一昨日は、東京・松屋銀座で開催されている「京都大原の庭とキッチンから ベニシアさんの手づくり暮らし展」へ足を運んできました。
この展示会では色々と写真を撮ろうと思っていたのですが、お金を払って中に入ろうとしたところ「写真撮影はご遠慮させて頂いております」と、入り口に立っていた女性に言われてしまいました。
ただ、ベニシアさんの庭のガーデンを再現した部分のみ撮影OKということだったので、2枚だけ撮ってきました。
会場の中では、ベニシアさんの歩んできた人生、ベニシアさんの家族のこと、
及び、ベニシアさんが住んでいる古民家をどのようにリノベーションしたかや、間取りなど詳しく知ることができましたし、
ハーブやチンキなどをどのように保存瓶に入れて保存しているのか等もよくわかりました。
また、いつも、NHKの”猫のしっぽ カエルの手”でもよく出てくるキッチンも完全に再現されており、とても感動しました。
会場のところどころで、”猫のしっぽ カエルの手”のナレーションを10年間務める山崎 樹範(ヤマザキ シゲノリ)さんが、ベニシアさんと初対面し、色々と話をしながら、ベニシアさんに家の中の事、庭のことなどについてベニシアさんから説明を受ける映像が流れていて、それが面白くて見入ってしまいました。
その映像の中で印象深かった場面があります。
ベニシアさんは目の病気で、視力が落ちてしまっているようなのですが、そのことに対して、ベニシアさんは、
「人生はいい事ばかりではなく、そうじゃないこともたくさんある。私の目の病気も、私自身への何かしらのメッセージであって、私自身の足りないことを教えてくれていると思うんです。」
という主旨のことをおっしゃっていた部分です。
ひとって病気になってしまうと、すぐに対処療法的な思考に走ってしまい、ついつい自分自身を俯瞰することができなくなってしまうことが多いと思いますが、ベニシアさんは自分の病気を新たな気づきのチャンスとして、自分自身をしっかりと見つめられている方なんだということがよくわかりました。
「京都大原の庭とキッチンから ベニシアさんの手づくり暮らし展」に行ったことをインスタグラムでもアップしたのですが、その内容に対するコメントが多くベニシアさんの人気を強く感じました。
ベニシアさんが多くの人に支持されている理由は、
植物の観察を通じて、それを人生の本質の理解へと繋げていることで、ベニシアさんから発する言葉に嘘を感じられない(常に自然な言葉)ということが大きんじゃないかな。
と勝手に推測しました。
私自身、ベニシアさんと直接の対話をしたいという目標があるので、そのようなチャンスが出てきたら地理的な束縛を飛び越え、すぐに行ってみたいと思います。