広島県呉市の芸予諸島にある「ネロリの島」が目指すものとは

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昨日は非常に暖かく、庭のハーブもグッと成長したようにも見え、毎日のハーブの成長が楽しみな季節になってきました。

ハーブと併せて、柑橘類の成長も目を離せません。

温州ミカンの木は、花が枯れて小さな果実が出来ました。昨年は果実の数がに少なかったのですが、今年はとても多くつきそうなので待ち遠しいです。

レモンの木は、3年前に買ったときは実が出来た記憶があるのですが、その後実をつけることなく、、枝と葉だけがぐんぐんと伸びている感じです。

アゲハ蝶は、温州ミカンよりもレモンの木のほうが好むようで、卵から孵化した幼虫が至る所で葉を食べています。

最近は、「瀬戸内レモン」という言葉を、コンビニやスーパーでよく見かけますが、香川県の小豆島のオリーブをはじめ、瀬戸内海に面する土地は、ハーブ・柑橘類の成長に適した気候風土という意味で「日本の地中海」と言い表すことができると思います。

「瀬戸内海のハーブ・柑橘をめぐる旅」は、実現したいことの一つです。

そんな瀬戸内海に面した広島県で、「ネロリの島」という興味深い場所があることを知ったのですが、どんなところなのかを調べてみました。

この「ネロリの島」という名前は、広島県にある株式会社H.Rというコンサルティング会社が、”広島県呉市豊町 大崎下島、豊郡大崎上島町一帯”に対して名付けたもので、地域のブランディング事業の位置付けでネーミングされたものです。

「ネロリの島」事業のホームページのトップには以下の記載があります。

この地域は、5月初旬からネロリの香りに包まれると書いています。まさに今ですね。

ネロリはイタリアのイメージが強く、日本国内でネロリの香りに包まれる場所があることは全く知りませんでした。非常に興味が沸きます。

※ネロリの詳細についてはこちらを参照ください。

また、「ネロリの島とは」という説明ページは以下の記載があります。

ネロリの島とは1(クリックすると大きくなります)
ネロリの島とは2(クリックすると大きくなります)

この地域は、日本におけるミカン栽培の先進地区だったんですね。

また、レモンの栽培面積は日本一ということも初めて知りました。多様な柑橘類が生産されていて島全体が確かにいい香りに包まれていそうです。

上の記載を見て、一点疑問が沸きました。「ネロリの定義」です。

通常、アロマ界でネロリというと、「Citrus aurantium」という学名のものを精油などに使用していると思うのですが、

おそらく、甘夏・橙・みかん・ネーブルなどの総称として「ネロリ」という言葉を使っているように思います。(あくまでブランディングとして「ネロリ」という言葉を使用)

以下の精油の説明のところに、ネロリが出てきますが、「地元で採れた」という記載がなく輸入しているようにも感じるので、上記の想定は当たっているように思いますが、、確認が必要です。

そして、ブランディングコンセプトの説明部分には以下の記載がありました。

Neroli no Shima _ ブランドコンセプト -(クリックすると大きくなります)

柑橘栽培の優れた土地でありながらも農家の高齢化などによって人手不足に陥り、無駄になっている柑橘類を有効活用するため、地域の連携を深めて、結果として地域おこしに繋げようという動きを促進するための事業ということがわかります。

上の記載に出てくる「ネロリの島カフェ」とはどんなところなのでしょうか。以下をご覧ください。

行ってみたくなりますね。カフェに併設された蒸留設備で、蒸留体験もできるようになっているようです。

詳細は以下。

カフェ

(カフェでの)ワークショップ【予約ページあり】

精油のオンラインショップ(ネロリの島shop)

 

この「ネロリの島」事業は今後しっかりとウォッチしていきたいと思います。

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