“刺身のハーブオイル煮”の知恵はハーバルライフを豊かにしそうです。

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私自身、生魚が大好きなので、寿司屋へよく行ったり、スーパーマーケットの鮮魚コーナーで刺身をよく吟味しています。

でも今まで、「刺身」をハーブ・スパイスでどう調理するかという発想を持ったことがありませんでした。。

今日は、”刺身のハーブオイル煮”のつくり方を紹介した記事を取り上げたいと思います。

栗原友さんの”刺身のハーブオイル煮”

柵や塊を使って魚のオイル煮をつくるのは大変ですが、薄切りの刺身を使えば、油の量も少なく済んで、すぐに火も通るので簡単です。絶賛発売中の料理家・栗原友さんのアイデアが詰まった『ひとりぶん、ふたりぶん 刺身パックでさかなつまみ』より、クリトモ式魚レシピをご紹介!

余った刺身の食べ方あります

単品でもつくれますが、盛り合わせの刺身パックを使えば、一度にいろんな味が楽しめます。魚の旨味や風味がミックスされておいしさも倍増!

一人だと1パックが食べきれずに余ったり、つい買ってしまったけれど、今日は食べられなかったなんてときにもお役立ち。余った刺身があれば、その都度ラップに包んで冷凍ストック。ストック刺身がたまったところで解凍して使えば、刺身を一切れも余すところなく食べ切ることができます。

ハーブやスパイスの効いたオイルがしみ込んだ刺身は、火が通ってもパサつかず、ふわりと柔らかい食べ心地! 仕込んでおけば、飲みたいときにちょこちょこつまめる、お助け魚つまみです。

刺身

“刺身のハーブオイル煮”のつくり方

ツナ缶みたいに、万能に使えるつくりおきつまみです

材料 (つくりやすい分量)

刺身の盛り合わせ 250g
にんにく 2片
ローズマリー 1本
タイム 1本
コリアンダーシード 大さじ1
小さじ1
オリーブ油 適宜

1油をひたひたになるまで注ぐ

にんにくは包丁の腹を当て、上から押しつぶす。厚手の鍋にすべての材料を入れ、オリーブ油はひたひたになるくらいまで注ぐ。油をかぶっていないところがあれば、途中スプーンで時々かけながら火を通すといい。

油をひたひたになるまで注ぐ

2しっとりと火を入れる

中火にかけて細かい泡が立ってきたらごく弱火にして10分、刺身の色が変わったら火からおろす。その間、刺身は最後まで動かさないで、身を崩さないように火を入れるのがポイント。

しっとりと火を入れる

3容器に移して保存

冷ましてから、ハーブやにんにくと一緒に容器に移す。冷蔵庫で3~4日保存可能。小皿に盛れば超ラクつまみ。ガーリックトーストの上に山盛りのせれば、白ワインの友に。

容器に移して保存
刺身のオイル煮で〆パスタ!
つぶしたにんにくとそぼろ状にしたオイル煮をたっぷり炒め合わせ、ゆでたパスタと和えて、仕上げにセロリの葉を盛れば、具だくさんの〆パスタの出来上がり。魚介の旨味を含んだオイルも、余すところなく使って追いオイルに!
刺身のオイル煮で〆パスタ

教える人

栗原 友 料理家

栗原 友 料理家

ファッション誌の編集者を経て、2005年より料理家として活動。2012年に「魚の修業をしよう」と一念発起して築地市場にある鮮魚店に5年勤務。魚捌きやまかない料理に明け暮れる日々の中で、旬の魚のおいしさに出会う。現在は水産卸売業を経営。2020年10月には築地・波除神社前に鮮魚店「クリトモ商店」を開店する。著書に『クリトモのさかな道 築地が教えてくれた魚の楽しみ方』『魚屋だから考えた。クリトモのかんたん魚レシピ』などがある。YouTubeチャンネル「クリトモ式」を配信中。

※Dancyuの2021年10月27日の記事(https://dancyu.jp/recipe/2021_00005048.html)より抜粋

鮮魚好き、且つ、ハーブ・スパイス好きの私にとってはこの知恵は非常に価値が高いです。

今後のハーバルライフの中で活用していきたいと思います。

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