今年、カルディで購入したシェリーズのテーブルオリーブを食べて以来、「テーブルオリーブはしょっぱい」という既成概念が初めて取り払われました。
その後、採れたオリーブの実の渋みを素早く抜く手法を用いる「新漬け」に出会い、今まで二つのタイプの新漬けを食べてきました。
ひとつは、イタリアで渋抜きされて塩漬けにされたあと冷蔵の状態で日本に輸入され、神奈川県相模原のシェリーズの工場でさらに塩抜きされてから出荷される「新漬けオリーブの実」です。
「新漬けオリーブの実」を試食した時の記事はこちら⇒「シェリーズの「新漬オリーブの実」が、カルディで売り出していたので食べてみました」
もう一つは、東洋オリーブの「小豆島産」の新漬けオリーブです。
「小豆島産新漬けオリーブ」を試食した時の記事はこちら⇒「小豆島産の新漬けオリーブ(東洋オリーブ製)を初めて試食。東洋オリーブの日本最大オリーブ農園は小豆島には無かった。。」
どちらも味の美味しさにおいては優劣をつけにくい質の高さでした。ただ、小豆島産のオリーブは、大小のばらつきがあり、イタリア産と比べると全体的に小ぶりでした。(詳しい感想は☝の記事で書いていますので、興味がある方は見てみてください)
そして昨日、ちょっと前に成城石井で見かけた「ローズマリーとレモンをオリーブと和えた商品」が美味しそうだと思っていたこともあり、再度成城石井の前を通り過ぎるときにそれを買うために立ち寄りました。
そうしましたら、なんと、、「イタリア産の新漬けオリーブ」が目的の商品の隣に売っていたので、併せて買いました。
ですが、ここでちょっとした悲劇が発生いたしました。
過去に経験のあるかたもいるかもしれないですが、ローズマリーとレモンで和えたオリーブが置いてある棚に、同じタイプの商品の違う味が混在していました。
再び、新漬けの話に戻します。今回成城石井で買った「イタリアから輸入された新漬けオリーブ」は、MADAMA OLIVAというブランドです。
こちら、MADAMA OLIVAの工場の様子ですが、さすがイタリアです。オリーブの加工工場でこの規模の工場は、日本にはないと思います。イタリアでもメジャーなブランドなのではないかと推測します。
シェリーズの新漬けオリーブは、180gで600円でしたが、こちらのMADAMA OLIVAは、250gで1000円ちょっとでした。そんなに高いという印象はないです。
で、さっそく試食タイムです。
食べる前は、かなりしょっぱいだろうという想定を持っていたのですが、ぜんぜんしょっぱくないです。
オリーブの品種はわからないのですが、シェリーズの「新漬けオリーブの実」と比べて、種はかなり大きな印象ですが、美味しさはシェリーズに引けを取らないくらいのレベルです。
今回の発見は、「日本人向けにカスタマイズされていない、イタリアメーカーが作ったイタリア産の新漬けオリーブ」であっても、決してしょっぱいわけではないということです。
実際に体験することの大切さを改めて感じました。
※新漬けのことについて、もう少し詳しく知りたい方は以下の過去記事を参考にしてください。