ちょうど今から2年前、兵庫県の六高山山頂に位置する、日本最古の高山植物園である「六甲高山植物園」に訪問したことがあります。
【過去記事:日本最古の高山植物園『六甲高山植物園 』へ初訪問。”ヒマラヤの青いケシ”等が綺麗でした。】(2019年6月6日)
このとき、高山帯に咲く植物の魅力や、夏場であっても寒いくらいの高山植物園の魅力に気づきました。
六甲高山植物園のカフェのひんやりとした屋外で飲んだコーヒーが美味しかったことが、今でも鮮明に記憶しています。
今日は、日本最古ではなく、日本最大の高山植物園を紹介します。
絶景の高山植物園が週末限定で早期オープン!珍しい植物を堪能できるツアーも開催
国内最大の高山植物園「白馬五竜高山植物園」は、開園21周年を記念して、希少な高山植物の開花を見られるよう、週末限定で同園初の早期オープンを実施。同時に特別イベントも開催する。開花の早い高山植物を楽しめる
ゴンドラに乗って標高1,515m、5月5日(土)までスキー場のゲレンデとなっていたエリアが「白馬五竜高山植物園」に大変身。約300種類200万株の様々な高山植物が楽しめる同園は、絶滅危惧種の保全活動や雷鳥の餌の栽培なども行なっている。
今までの開園時期では開花が早いものの見頃が終わっていたが、今回の早期開園によって、残雪期に登山をしないと見ることができなかった花を見ることができる。
登山家の間で特に人気のウルップソウ、
シラネアオイ、
チョウノスケソウ、
クロユリなど、この時期ならではの珍しい高山植物が楽しめる。早期開園となるのは、6月5日(土)・6日(日)・12日(土)・13日(日)で、6月19日(土)~10月24日(日)は通常開園となり毎日営業する。植物園は入場無料で、別途ゴンドラ往復料金が2,000円。
学芸員とまわる散策ツアーやプレゼントも
また、早期開園にともなうイベントも開催される。
「学芸員とまわる雪解け直後の高山植物園散策ツアー」では、この時期だけ開花する珍しい高山植物や、雪解け間もない植物の生態や見どころについて、学芸員が専門知識を交えながら楽しく案内してくれる。定員は各回20名で要予約。そのほか、早期開園の来場に感謝を込めて、先着50名に「高山植物苗の無料プレゼント」の企画も。シラネアオイ・シナノナデシコ・ニッコウキスゲなど、比較的育てやすい植物が育て方ガイドと合わせて用意されている。
さらに、アルプス平広場では、同園で育てているタイムの仲間である“イブキジャコウソウ”を使用したハーブティーを楽しめる「高山植物ハーブティー試飲会」を実施する。
なお、残雪の北アルプスを一望できる展望レストラン「あるぷす360」は、早期開園中は喫茶(コーヒー、紅茶、ソフトドリンクのみ)営業となる。早期開園の詳細については、「白馬五竜高山植物園」公式サイトで確認を。新型コロナウイルス感染防止対策
同園では、新型コロナウイルス感染防止対策として、ゴンドラ乗車・パブリックスペースの三密回避、消毒、二酸化炭素濃度計測機を用いたレストラン内の換気対策を徹底している。来場の際は、マスクの着用、検温、消毒に協力しよう。
※ストプレ!の2021年6月2日の記事(https://straightpress.jp/20210602/521112)より抜粋
以下の白馬五竜高山植物園のホームページ内の【見どころガイド】を確認するとテンションが上がります。
植物園を見た後、温泉にもゆっくりと浸かりたいです。
タイムの仲間であるイブキジャコウソウのハーブティーの味も気になりますし、「あるぷす360」から北アルプスを眺めながらコーヒータイムも楽しみたいです。