商議所と農業高校がタッグを組み、「青パパイア」を鳥取県の特産品にする動きについて

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「今、鳥取県で一番行きたいところはどこか?」

と聞かれたら、真っ先に”大山町(だいせんちょう)”と答えます。

平成22年以降、エキナセアの特産化を進めており、2019年の情報では、170アールほどの作地面積まで拡大していて、23圃場、生産者15戸、生産量が20トンの規模にまで成長し、大山産のエキナセアを原料とした商品を生み出している地域だからです。

【過去記事:エキナセアを特産化し、栽培を拡大している鳥取県大山(だいせん)町について】(2019年2月5日)

また、大山町からは、岡山県の”蒜山ハーブガーデン ハービル”が近いことも魅力です。

この大山町と、ハービルは必ずセットで訪問したいです。

今日は、鳥取県に関する興味深いニュースを取り上げたいと思います。

青パパイアを鳥取特産品に 商議所と農業高校がタッグ、試験栽培

青パパイアの苗を植え付ける倉吉農業高校の生徒ら=鳥取市で2021年5月25日午後3時1分、平川哲也撮影

 鳥取商工会議所が鳥取県立倉吉農業高校とタッグを組み、健康食材で注目される青パパイアの試験栽培に乗り出した。農家による生産から食品開発、販路開拓までを展開する6次産業化の目玉とする考えで「時代にマッチした食品やメニューを開発し、鳥取の特産品としたい」と意気込む。5月25日に鳥取市内の耕作放棄地に苗を植え、大きな一歩を踏み出した。【平川哲也】

 倉吉農高で育苗した「ベニテング」と「ハワイオウロ」の2品種計約20株を、作業服姿の生徒ら8人が鳥取砂丘コナン空港(鳥取市湖山町西4)に面した砂地へと植え付けた。

 熟す前に収穫する青パパイアはフルーツ特有の甘みがなく、しゃきしゃきした食感が特徴で、辛さ際立つタイ料理のサラダ「ソムタム」や「まぜこぜ」を意味する沖縄のチャンプルー料理に用いられる。他所ではなじみのない食材だったが、生活習慣病などの予防に役立つとされるポリフェノールが豊富に含まれており、近年は健康食材として脚光を浴びるようになった。

 その青パパイア、県内の栽培は倉吉農高がけん引する。主幹教諭の秋山勝正さん(54)が赴任した2018年から手掛け、21年は5月中旬までに約1200株を育苗した。スイカとさほど変わらない10アール当たり30万円の収益が見込める魅力も手伝い、苗を購入した倉吉市や北栄町の農家は60戸を超えている。

 これに、薬草茶などを生産・販売するゼンヤクノー(鳥取市賀露町)会長で、鳥取商議所の6次産業開発特別委員会の森下哲也委員長(69)が注目した。20年夏、健康茶の試作で秋山さんらがゼンヤクノーに持ち寄った青パパイアの葉がきっかけだった。「葉だけでなく加工食品としての付加価値があれば、実の需要も高まるのではないか」と考え、試験栽培を特別委の21年度主催事業に採用した。

 25日に植えた苗は、順調ならば高さが170センチほどになる8月初旬に花を咲かせ、10月中旬に収穫の時期を迎える。鳥取商議所は県などを通じて東京や大阪の販路を調査し、飲食店向けにメニューの開発も進める考えで、森下委員長は「出口戦略が整えば、農家も意欲的に栽培してくれるはずだ」と期待する。

 一方、植え付けに参加した倉吉農高3年の田中知也さん(17)は「健康を気にしている方たちが、好きになってもらえるような商品を作ってほしい」と注文する。二十世紀梨や砂丘ながいもに続く特産品となるのか、青パパイアから目が離せない。

※毎日新聞の2021年6月1日の記事(https://mainichi.jp/articles/20210601/k00/00m/040/024000c?fm=newspass)より抜粋

地域の特産品として育つには、ビジネス面での合理性が無ければ厳しいですが、青パパイアはその観点で優れているということなので今後が非常に楽しみなニュースです。

青パパイアが注目されている理由は、パパインという酵素成分を有することが大きいようです。

また、この青パパイアが、宮崎県新富町でも新たな特産品にする動きがあるようです。しかも、パパイア王子が仕掛けているとのこと。。

すでに、様々な商品が開発されていますね。

青パパイアは全くのノーマークでしたので、今後動向を追っていきたいと思います。

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