先月、東京・表参道にあるドバイの高級菓子店「VIVEL PATISSERIE TOKYO」で、カフェタイムを楽しんできたことをレポートしました。
【過去記事:ドバイの高級菓子店「VIVEL PATISSERIE TOKYO」でカフェタイムを楽しんできました。】(2021年4月14日)
ドバイには今まで一度も足を運んだことが無いので、少しでもドバイの雰囲気を感じることができたことは、自分の中で大きな刺激となりました。
その表参道に、魅力的なイギリス リバプール発の紅茶専門店があることを知りましたので、早速紹介したいと思います。
おいしい紅茶のある暮らし、始めてみない?イギリス発の新鋭ティー専門店「Brew Tea Co.」in表参道へ
紅茶好きをトリコにする「Brew Tea Co.」、そのおいしさの秘密とは?
表参道駅から徒歩3分の閑静な通りに、世界にひとつだけの旗艦店を構える「Brew Tea Co.」。本国イギリスでは、王室御用達の大手スーパー「Waitrose(ウェイトローズ)」などで販売されており、広く知られているティーブランドです。
ブランド名の「Brew」は、イングランド北部のスラングである“A brew(一杯のティー)”に由来します。本当においしい一杯のために、茶葉のブレンドからパッキングにいたるまで、一貫して自社で行うというこだわり。
さらに、現代では“質より量”のCTC(=細かく砕いた葉を丸めて小さなボール状に形成する製法)で作られる茶葉が多いなか、こちらでは高品質なホールリーフ(=葉の形状が残るもの)を使用。ティーバッグの中身も、ぞれぞれの茶葉に合った量にするため0.01g単位で調整するなど、ティーへの飽くなき情熱が感じられるブランドなのです。
また、イギリスではなかなか見かけない、アイスティーのアレンジも積極的に提案しているのがユニークなところ。常識にとらわれないスタイルが新しいですね!
今回は、そんなブランドの価値観を伝える北青山店へ! テイクアウトできるティーのなかから、ブランドの看板商品と、初夏にぴったりのスペシャルティーをレポートします。世界で唯一の旗艦店なので、ブランドの味を直にテイクアウトドリンクで味わえるのはココだけですよ。【看板商品】イギリス人が朝に飲む紅茶の定番「イングリッシュ ブレックファースト」
まずご紹介するのは、3年越しで完成したという、看板商品の「イングリッシュ ブレックファースト」330円。
イングリッシュ ブレックファーストといえば、イギリス人が朝、目覚めの一杯として飲む紅茶の定番で、カフェインの苦味が強く、ミルクを入れていただくのが一般的です。
しかし、こちらはストレートで飲んでも強すぎずなめらか。コクのあるアッサムと、すっきりとしたセイロンの茶葉が絶妙にブレンドされていて、豊かな香りに驚きます。お好みでミルクや砂糖を入れても、もちろんOK。スコーンとの相性もバツグンの一杯です。
【スペシャルティー】初夏にぴったり!おいしすぎるアレンジアイスティー2選
北青山店では、夏に向けて、定番のティーをアレンジした数種類のアイスティーを提供予定(※時期は要問合せ)。今回は、そのなかから2つをご紹介します!
1つめは、イギリスらしさたっぷりの「アップル&ブラックベリー」というハーブティーを、アップルジュースと炭酸水で割った“ブリューベリーバブル”460円。
ゴールデンシロップ(写真右)という、イギリスの家庭でお菓子作りなどに使われる、サトウキビから作られたシロップで甘みを足しているため、一口飲むと、まるでジュースのよう! 弾ける甘酸っぱさが暑い日にぴったりの一杯です。2つめは、「モロッカンミント」という緑茶ベースのミントティーを鍋で煮出し、上白糖とミルクを加えた“ミルキーミント”460円。
まろやかな甘さと、ミントのスーッとする爽快感は、まるでチョコミント味のアイスを食べているような感覚! 紅茶にはない、緑茶のほのかな苦味と、爽やかな香りも相まって、スッキリとした味わいです。真夏にもおいしくいただけること間違いなしですよ。おしゃれなパッケージは手土産にもおすすめ!おうち用に通販もOK
テイクアウトして気に入ったティーがあれば、店内で茶葉の購入もできます。茶葉は、紅茶7種、緑茶2種、ハーブティー2種のラインナップで、お値段はティーバッグ15袋入り1188円~、ルーズリーフ(バッグに入っていない茶葉)113g 1350円~。缶入りのルーズリーフ150g 2592円~も。
紅茶は、日本人になじみのある「アールグレイ」のほか、スパイスティーの「チャイ」、カフェインがほぼ除去された「CO2 デカフェ」などもありますよ。ティーバッグタイプは個包装のパッケージまで素敵で、ちょっとした手土産にしても喜ばれそう! パッケージには、茶葉ごとにイラストが描かれていて、クラシックな目覚まし時計や、紅茶好きで知られるグレイ伯爵にちなんだシルクハットなど、どれもイギリスらしさ満点です。
公式サイトには、茶葉ごとに“正しい淹れ方”が載っているので参考に!
通販もできるので、チェックしてみてくださいね。
URL:https://www.brewteacompany.jp/■Brew Tea Co. 北青山店
(ぶりゅー てぃー かんぱにー きたあおやまてん)
住所:東京都港区北青山3-14-1
TEL:03-6712-6895
営業時間:10~18時
定休日:火曜Photo & Text:齋藤京子
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イギリス発のブランドであるにも関わらず、総本店的な位置づけとなる旗艦店が日本にしかないというのは面白いです。
本国ではスーパー等に陳列されており、Brew Tea Co.の専門店というのはないのか?等、少し気になります。
それはさておき、お店でテイスティングをして、気に入ったものをその場で購入できるというのはありがたいので、表参道へ足を運んだ際は行ってみたいと思います。
あと、こだわりの紅茶というと、『ムレスナティー』も思い浮かびますので、東京・自由が丘の”tea house hyphen”の情報も以下に貼ります。
【過去記事:”tea house hyphen(ハイフン)”で、紅茶王国スリランカの『ムレスナティー』の世界観が少しだけ見えてきました。】(2018年4月7日)
Brew Tea Co.の情報
(日本オフィシャルサイト)
【ブリューティーカンパニー 北青山店】
(英国のサイト)