ハーブに親しむようになってから、「香水は女性が楽しむもの」という自分の中の固定観念が一気に取り払われました。
世界中のハーブの精油成分が、多くの香水に使用されているという認識を持つことにより、フラットな気持ちで香水と向き合えるようになったことがキッカケだと思います。
バリバリの体育会系だった私にも一つほぼ毎日愛用している香水があります。それは、サンタマリア・ノヴェッラのTABACCO TOSCANOです。
この香りを嗅いだ時に、「すごく好き!」と自分の心の中でヒットし、それ以来ずっと活用しています。
自分の好きな香りにこだわり、気分を入れ替えたい時や、外出するときに身に纏うことでいい気持ちになりますし、集中力も上がる感覚があります。
【過去の関連記事:香りのプロフェッショナル2人の対談から見える「香りとの付き合い方、楽しみ方」】(2020年10月17日)
今日は、そんな「香水」に関連する情報を取り上げたいと思います。世界のプリンセス達が愛用している香水の具体名が書かれた記事を見つけました。
世界のプリンセスたちが愛用する「香水」が日本でも買える!
英王室の故ダイアナ妃からスペイン王室のレティシア王妃まで、世界中の人々から愛されるロイヤルプリンセスたちが実際に愛用する、お気に入りの香水をご紹介。(フロントロウ編集部)
あのプリンセスは、どんな香り?
国を代表する存在として、公の場に登場することが多い世界のロイヤルプリンセスたち。多くの人々と交流する機会も多いため、ファッションやメイク以外にも、常に身につけている「香り」にも、それぞれこだわりを持っているという。
そこで、今回は世界中のロイヤルファミリーたちが、実際に愛用している香水をご紹介。プリンセスたちがどんな香りをまとっているのか、ぜひ香水選びの参考にしてみて。
ダイアナ妃
イギリス王室のチャールズ皇太子の元妻で、ウィリアム王子とヘンリー王子の母親である故ダイアナ妃は、生前エルメスの「ヴァンキャトル・フォーブル オードトワレ」を愛用。
1995年に世界的に有名な調香師モーリス・ルーセルが調香。オレンジフラワーとサンバックジャスミンなどのホワイトフローラルをベースに、神秘的なウッディ、あたたかなバニラとアンバー・グリスが溶け合った上品な香り。ボトルには、エルメスを象徴するスカーフ柄が描かれている。
キャサリン妃
イギリス王室のウィリアム王子の妻であるキャサリン妃は、ジョー マローン ロンドンの「オレンジ ブロッサム コロン」がお気に入り。
キャサリン妃の着用した服を分析するウェブサイトWhat Kate Woreの創業者であるスーザン・ケリーによると、キャサリン妃は普段使いのフレグランスとして愛用しているそう。フレッシュな柑橘系のオレンジと洗練されたスイレンが優しく混ざり合う魅惑的な香りで、男女問わず使うことができる。
メーガン妃
イギリス王室のヘンリー王子の妻であるメーガン妃も、キャサリン妃と同じくジョー マローン ロンドンのフレグランスを愛用。
その日の気分に合わせて香りを楽しんでいるようで、甘く爽やかな「ワイルド ブルーベル コロン」、もしくはエネルギッシュで爽やかな「ウッド セージ & シー ソルト コロン」を愛用していると、ヘンリー王子との結婚前に運営していたライフスタイルブログ「The Tig(ザ・ティグ)」で明かしている。
レティシア王妃
スペイン王室のレティシア王妃は、日本の緑茶からインスパイアされた、ブルガリの「オ・パフメ オーテヴェール」を愛用。
お茶特有の落ち着いた香りに、柑橘系のベルガモット、カルダモンのスパイスを組み合わせて、爽やかで奥行きのある香りを表現。性別を問わず使いやすい軽やかな香りで、普段使いにピッタリ。
ラーニア王妃
中東ヨルダン王室のラーニア王妃は、ゲランの調香師ジャン・ポール・ゲランが最愛の人のために作ったとされる名香「サムサラ」を愛用。
サムサラとは、サンスクリット語で「永遠の再生」=「輪廻」を意味する言葉で、サンダルウッド、ジャスミン、バニラを組み合わせた、オリエンタルの雰囲気を感じられるフローラルウッディの魅惑的な香りが特徴。
世界のロイヤルプリンセスたちが愛用するこだわりの香水。どのアイテムも洗練された香りなので普段使いしやすく、オフィスシーンにもピッタリ。また、日本でも購入できるので気になる人はぜひチェックしてみて。(フロントロウ編集部)
※FRONTROWの2020年12月9日の記事(https://front-row.jp/_ct/17416090)より抜粋。
妻とそれぞれの香りを確認して、妻へプレゼントしてみたい気持ちになります。
昨年、神戸布引ハーブ園へ行った際、「香りの資料館」の中で香水の歴史に関する展示を見ました。
その展示によると、元々(3000年以上前)人間にとって「香り」は不思議な存在でありつつも、「目に見えないながらも確かな存在」であることにより神々への道を見出し、「香りを捧げる=神々との対話」と考えるようになったそうです。
(今現在も神聖な儀式において、香りが焚かれるのが理解できます。)
そして、「香水の始まり」は、ワインを蒸留して作ったアルコールに香りのエッセンスを混ぜたもので、ハンガリー王妃エリザベートがお抱えの錬金術師に作らせたハンガリー水(主にローズマリーの香り)であったとのこと。
その後、南フランス・グラースで新たな香りの文化が起こり、ヨーロッパにおける香りの文化が形作られていった旨の説明がありました。
【過去の参考記事:神戸布引ハーブ園の初訪問レポート【香りの資料館編】】(2019年6月5日)
香水についての深い文化が根付いているヨーロッパであるだけに、今日の抜粋記事の内容は個人的に関心が強いので、香りを確認したいと思います。
(故ダイアナ妃愛用)
(キャサリン妃愛用)
(メーガン妃愛用)
(レティシア王妃愛用)
(ラーニア王妃愛用)