美容家、兼、オーガニックスペシャリストが推奨する「コロナ下の更年期を快適に過ごす、3つの精油」

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先日、以下の記事で、在宅勤務中のアロマ活用法について紹介しました。

【2020年5月15日の記事:AEAJ(日本アロマ環境協会)が公開している「在宅勤務でのアロマ活用法」について

この記事で、【グレープフルーツ精油】に大きな興味を持ち、現在、早速活用しているのですが、確かに気分の切り替えがしやすい素晴らしい精油だと感じています。

「グレープフルーツの香りの効果」については以前、以下の記事の中で紹介していたことを思い出したので一部抜粋します。

【2019年1月6日の記事:自律神経に働きかける様々な香りについて、男性フィトセラピストが語る内容が参考になりました。

やる気スイッチを入れる幸福の香り「グレープフルーツ」

交感神経系のケアとして取り入れたいのがグレープフルーツ。幸福感を感じさせる香りから、Paradisi(楽園の意味)という学名をもつ。樹高10mほどにも成長する大木で、白い星型の花を咲かせる。その精油はセルライトやニキビ肌、脂性肌の改善など美容効果も高い。

「グレープフルーツの果皮にも含まれるヌートカトンという成分が、交感神経を高める働きが強いんです。また、グレープフルーツダイエットというのが流行った通り、脂肪の分解を助ける作用もあります」(星野さん)

仕事のやる気がないときにグレープフルーツの香りをロールオンで取り入れれば、スイッチが入ることも期待できるそう!

このコロナの状況下で、アロマの威力をさらに痛感するようになり、もっと学びを深めていかなくては!という気持ちが強くなっています。

今日は、【コロナ下の更年期、揃えて欲しい3つの精油】と題した、美容家・オーガニックスペシャリストの吉川千明さんの記事をご紹介します。

コロナ下の更年期、揃えて欲しい3つの精油

吉川千明
1959年生まれ
美容家、オーガニックスペシャリスト
自然や植物の力に着目し、オーガニックコスメをはじめ、スパ、漢方、食にいたるまで、ナチュラルで美しいライフスタイルを提案
オーガニックビューティの第一人者として知られる

皆さま、こんにちは。
お元気で過ごされていることを心から願って本日は書かせていただきます。
私も、命の大事さや大切な人との時間をこんなにも意識したことはありませんでした。

日常が日常であることがなんとありがたいことでしょうか。

さて、長年、植物や自然療法の素晴らしさをお伝えしてきましたが、
コロナ下で、アロマテラピーやリラックスのために何がよいかと、
取材が毎日毎日来ております。

日本中、いや世界中が不安の渦に飲み込まれているように感じます。
ちょっと具合が悪い位では、お医者さまに行くこともできません。
ここしばらくは、自分のケアは自分で行う。家で行う。

正直、経済的にも大変な時です。お金を振り撒かなくても、

節約の中でできる、安全で効果的な

セルフケアの方法をお伝えしていきたいと思います。

さあ、今日は、これは持っていて欲しいという精油、

エッセシャルオイルを3つお伝えします。

私も使っている3種の精油です。

1) 免疫力を高め、気持ちを明るく保つ「ベルガモット」はお部屋で使う

1つ目は「ベルガモット」です。
ベルガモット精油は、ビターオレンジの皮から圧搾法で取り出す精油です。

香水のトップノートとしてもよく使われますが、

酢酸リナリルとリナロールという成分が多く、

爽やかな香りが多い柑橘系の中で、

ベルガモットはフルーティでフローラルな香りが特徴です。

免疫力を上げてくれるというデータが出ています。

ストレス対策にも効果的です。

不安感を取り除き、気持ちを明るくしてくれる精油でもあります。

心身両面からサポートしてくれる素晴らしい精油です。

どなたにも好かれる香りだと思います。
私は、これをディフューザーでお部屋に拡散してお使いいただくのが良いと思います。

いい香りをお部屋に広げて、免疫力が高まるなんて!素敵ですよね。
ベルガモットのデータをリンクします。参考になさってください。

精油はイタリアのアルジタルや

イギリスのニールズヤードレメディーズのものをよく使っています。


ディフューザーはよく見かける無印良品のものを使っています。

2) だら〜と緩めるエロスの女王「イランイラン」はお風呂で使う

2つ目はイランイランです。

コロナウイルスのニュースが流れる度に、体がこわばるのが分かります。
この長丁場を乗り切るには、リラックスできる体にしておくことがとても大事です。

長引くストレスは、肩や首、腰のこりだけでなく、体全体を緊張させ、
血圧を上昇させ、長い間には血管を傷つけることにもつながります。

イランイランは、フィリピンやマダガスカルなどで採取される南国の花です。
大きな木にだらりとぶら下がる黄金色の花で、

ジャスミンに似ているがジャスミンとも違う、

なんともエロチックで濃厚な香りを放ちます。

イランイランは好き嫌いが分かれる精油です。

私も、かつてはあまり好きではありませんでした。

色っぽすぎると感じたこともありました。

しかし、今は大好き!です。

人間ぽいというか、動物ぽいというか、

気取りや体裁など取り去って、気持ちをだらりと緩めてくれる香りです。

もともと花が香るのは、虫を誘惑するため。
これだけ濃厚に香るのは、「誘うパワー」が強い証です。

警戒心をとってリラックスさせてくれるということです。

イランイランは、ディフューザーで拡散してもよいですが、

お風呂に1、2滴入れて、入浴に使うのをお勧めします。

手軽ですし、お風呂でのんびりするのはよいでしょ。
イランイランは閉経前後の私たちにもとてもおすすめです。

ホルモンバランスの崩れは自律神経の乱れにつながります。

特に、交感神経優位型で、副交感神経へのスイッチが下手な私たちにはぴったりです。

イランイランには、副交感神経を優位にしてくれるというデータ出ています。

しかも、抗うつ作用といって気持ちを明るくさせてくれる働きもあります。

リラックスさせ、気持ちをあげてくれるなんて、素敵な精油ですよね。
キリキリしがちな私たちをセクシーにしてくれる精油でもあります。
イランイランに関するデータはこちらから。

イギリスのスキンケアブランド、オーガニックボタニクスは、

香りにイランイランの香りを使っています。

大人っぽい素敵なブランドです。

3)清々しい香りなのに、安眠によい「マジョラム」は枕元で使う

マジョラムは、ローズマリーのようなフレッシュさの中にやや甘みを持つ、

ハーブの香りです。

清々しい香りなのですが、緊張を和らげ、神経の高ぶりを鎮め、

不眠の改善に役立つ、よい眠りにお勧めの精油です。
この香りは好きな人が多いと思います。

体を温め、血行をよくする植物ですので、

いつかマッサージオイルなど作ってお見せしたいなと思いますが、

まずは不眠対策、安眠用にお使いください。
寝室で、ディフューザーで拡散してお使いいただくのも良いと思います。
お休み前のお風呂に2、3滴垂らして、入浴に使うのも良いと思います。
また、もっとも簡単なのは、ティッシュに1、2滴つけて、

枕カバーの下にそっと挟み込む方法です。

気持ちを落ち着かせてくれるので、頭痛や偏頭痛の時に嗅ぐ人もいます。

これもティッシュに1滴つけて嗅ぐと良いと思います。
香りも清々しく、痰の切れもよくなりますから、

ティッシュに1滴つけて、折りたたみ、

マスクの下にさしこんであげてもいいと思います。

マジョラム関するデータがありますので、リンクします。

マジョラムが色々なことに役に立つのは、その主たる成分を見ても分かります。
へぇーと思うような、面白い組成でできています。

いつか皆様とアロマテラピーのクラスをやりたいですね。

精油は、今更ながらに興味深い世界です。

コロナが収束するあかつきを楽しみにしています。
これからは、自然と寄り添いながら、

エコでシックな生き方をしていきたいなと思います。
これからは、自分でできることは自分でする。
自分のケアは家でする。ケア@ホームです。
キッチンがアポセカリーになります。キッチンアポセカリーです。
そんなことで皆様のお手伝いができたらいいなと思っております。
精油はエッセンシャルオイルとも呼びます。
ぜひ、アロマテラピーの3種の精油、

エッセンシャルオイルからはじめてみてください!

Keep Safe
どうぞ皆様、ご自愛くださいませ。

OurAgeの2020年5月15日の記事(https://ourage.jp/column/kounenki_no_chie/female-hormones/207288/)より抜粋

それぞれの精油にエビデンスとなるデータが付属しており、すぐに生活に取り入れたくなる記事の内容です。

1番目に取り上げられているベルガモット精油については、本ブログの中でも何度か取り上げています。

【2019年10月31日の記事:「ベルガモット精油の香りで免疫力がアップする可能性」が見えてきた”国立スポーツ科学センター”の実験について

2番目に取り上げられているイランイラン精油は、冒頭で取り上げた記事の中でも紹介されています。

【2019年1月6日の記事:自律神経に働きかける様々な香りについて、男性フィトセラピストが語る内容が参考になりました。

3番目に取り上げられているマジョラム精油は、以前、蓼科ハーバルノート・シンプルズの萩尾エリ子さんが持ち歩いているという情報を雑誌で見たことがあります。

【2018年7月29日の記事:(蓼科旅行記)災い転じて「蓼科ハーバルノート・シンプルズ」へ行けたという幸運

今回の紹介記事で紹介されている3つの精油は、今後お世話になることが多いと思うので、様々な知見を引き続き集めていきたいと思います。

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