生活の木が運営する「メディカルハーブガーデン 薬香草園」へ行ってきました。【ローズマリーの蒸留体験編】

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一昨日、昨日の2日間に渡り、”生活の木”が運営する「メディカルハーブガーデン 薬香草園」のことをレポートしてきましたが、本日が最後になります。

今日は、【ローズマリーの蒸留体験編】です。

【過去の参考記事①:生活の木が運営する「メディカルハーブガーデン 薬香草園」へ行ってきました。【ショップ見学~ハーブランチ編】

【過去の参考記事②:生活の木が運営する「メディカルハーブガーデン 薬香草園」へ行ってきました。【ガーデンツアー編】

ガーデンツアーから戻ってきて、今回のJAMHAのイベントの最後のメニュー「蒸留体験講座」がスタート。蒸留に使うのは、ドライローズマリー4kgです。
今回は水蒸気蒸留法にて蒸留するのですが、これが今回使う釜の中です。アメリカ製の器具ということでした。水の出口をハーブが塞ぐことがないよう、底には網目のカバーを浮かして置かれています。

今年6月に淡路島でレモンユーカリの蒸留体験をしましたが、やはりカバーを敷いていました。

【過去の参考記事:淡路島の『パルシェ 香りの館 香りの湯』で、はじめてのレモンユーカリ蒸留体験をしてきました

ローズマリー(アルバニア産)を投入。この瞬間は見ていて気持ちがいいです。

※アルバニアはローズマリーの栽培で有名だそうで、”生活の木”もここからたくさんのローズマリーを仕入れているようです。

しっかりと蓋をします。
蒸留をスタートして10分弱くらいで、釜の水蒸気が液化されて出てきました。(メーターの下のあたりから出ています)

蒸留がスタートしてから、終了するまでの間の時間を利用して、ショート講座が始まりました。

最初に、江戸時代から芳香蒸留器として使われていた”らんびき”の構造についての説明がありました。

※「らんびき」については以下のページに説明があります。

続いて、アランビック蒸留器についての説明がありました。これはアルコールランプを使って使用する家庭用のもので、生活の木でも7万円で購入できるという話がありました。銅でできている理由は熱伝導率が高いことによる、且つ、水蒸気を液化する部分のらせんの管を加工する上で銅は都合がいいのだそうです。ちなみに、先程の「らんびき」は、このアランビックが語源だそうです。

※「アランビック」については以下のページに説明があります。

確かに、アランビック蒸留器が”生活の木”で販売されていました。

この家庭用アランビック蒸留器では、精油を採るのはかなり大変なようで、芳香蒸留水(フローラルウォーター)を採る目的で使用するのがいいとのことです。

この蒸留体験室では、春はダマスクローズ、夏は月桃の蒸留体験もやっているようで、個人的な興味が湧きました。

講座の中で、認知症とアロマの話になったのですが、アロマで認知症予防になるという情報が一気に広まったのは、鳥取大学の浦上教授がメディアで発信したことが発端のようです。

浦上教授が認知症予防として薦めていたのは、以下の配合と比率だそうです。

 

昼(リフレッシュ目的)

ローズマリーカンファ―:レモン=2:1

夜(リラックス目的)

ラベンダー:オレンジスイート=2:1

 

講座が一通り終わると、約50mlの精油が抽出されていました!(4kgのドライローズマリーから50mlの精油)
ローズマリーの芳香蒸留水と精油が取れたあとは、それを使用したボディークリームとロールオンアロマづくりをしました。
今、妻に喜んで使ってもらっています。
最後に、ローズマリー精油と芳香蒸留水を参加者全員にプレゼントして頂きました。とても嬉しかったです。

今回の、「メディカルハーブガーデン 薬香草園」でのJAMHA(日本メディカルハーブ協会)主催のイベントは、様々な新鮮な情報に触れることができ、今後のハーバルライフに大いに生かせる充実した内容でした。

また、時期を改めて行ってみたいと思います。

「メディカルハーブガーデン 薬香草園」の情報


 
 
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