生活の木が運営する「メディカルハーブガーデン 薬香草園」へ行ってきました。【ガーデンツアー編】

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昨日は、『生活の木が運営する「メディカルハーブガーデン 薬香草園」へ行ってきました。【ショップ見学~ハーブランチ編】』をお伝えしましたが、本日は、【ガーデンツアー編】について早速レポートさせて頂きます。

ガーデンに出る前、施設内で、ラベンダーの稲架掛け(はさがけ)の展示があったのですが、自分でもこんなボリュームでやってみたいと思いました。
ショップの前のラベンダーセージを眺めるところから、ガーデンツアーが開始しました。説明員の女性の方は非常に質の高い方だったので、説明がわかりやすかったです。
早速自分にとっては見慣れない植物が現れました。葉がローズマリーにそっくりです。
これは、ヒース(ジャノメエリカ)です。初めてヒースを見れたので感動しました。すでに開花が始まっていますが、本格的な開花時期は真冬という説明がありました。
ラバンディン系ラベンダー グロッソも通路沿いに植えてありました。6月は華やかに彩られていそうです。説明員からは、「暑さと寒さに強い品種で、香りが強い」というお話がありました。
ガーデンの横には普通に住宅街が。。とても羨ましい環境です。
サルビア・レウカンサ(メキシカンブッシュセージ・アメジストセージ)。名前の通り、原産はメキシコ。
サルビア・ガラニチカ(メドウセージ)
セルビア・インディゴスパーヤーズ(ラベンダーセージ)

ノイバラ。説明員から、「棘の無い日本原産のバラ」という説明がありました。
シュウメイギク
ミモザ。もうすでに蕾が出てきており驚きました。説明員によると、ミモザの蕾の形成は早いそうです。
ウラジロハコヤナギの木(ポプラの仲間)
ウラジロハコヤナギの木の幹。樹皮がこのようにダイヤモンド型にひび割れるのが特徴だそうです。
ウラジロハコヤナギの葉。このように葉の裏が白いです。
サルビア・インボルクラータ(ローズリーフセージ)。
薔薇のトンネルを抜け、「薬香草の丘」というフィールドに向かいます。このトンネルに巻き付いているのは、ロサ ムリガニー(Rosa mulluganii)という白い一重咲きのバラです。5月くらいに改めて来てみたいです。
マルベリー(Morus alba)。日本で見る桑の木とは雰囲気が違い驚きました。
サルビア・ヒスパニカ。これから取れる種がチアシードと知って、ビックリ!
レモングラス
ローゼル(ハイビスカスティーには、ローゼルのガクの部分が使われています)。先日、ジャムにしましたが美味しかったです。ホワイトリカーに漬けると美味しい綺麗なお酒ができるという情報も先日聞きました。
べトニー。今回初めて知ったハーブです。昔は薬用として使われていたのですが葉と根に毒性があるということで、今は観賞用としてがメインのようです。
薬香草の丘では、HEADとか、AFTER5というような表記で、どんなところに働きかけるメディカルハーブなのかをイメージさせるようにしています。
寒さに弱いと言われているパッションフラワーは、年々土地に慣れていく習性があり、どんどん寒さに強くなっているそうです。
ウコン
ミルクシスル
ネトル
エルダー
リンデン(セイヨウボダイジュ)の木。夏は花にたくさんのミツバチが寄ってくるようで癒し空間となるようです。
リンデンの花
リンデンの葉
橙(ダイダイ)

今まで全く知らなかったのですが、橙(ダイダイ)【Citrus aurantium】のから採れるのが「ネロリ」の精油で、枝葉から採れるのが「プチグレイン」の精油、から採れるのが「ビターオレンジ」の精油だったことを、説明員のお話で初めて知りました。

ロサ・カニナ(ドッグローズ)。ローズヒップとして一般的に使われている品種。ロサ・カニナのコンパニオンプランツとして、チャイブとペニーロイヤルミントが植えられていました。ローズヒップは「ビタミンCの爆弾」と言われますが、”爆弾”という表現はこの実の形に由来しているとのことです。
ハニーサックル
ハニーサックルの枝
ローズゼラニウム。よくガーデンセンターで売られている「蚊取草」はローズゼラニウムに良く似ていますが、シトロネラ等とローズゼラニウムを試験管交配させたものだそうです。非常に勉強になりました。
シトロネラ
ホップ。ホップはよく安眠枕の中に入れられるというお話が説明員からありました
ホップの香りの素である「ルプリン」(黄色い樹脂)。
ガーデンを歩いている途中、このようにガーデンを手入れしているスタッフの方がいました。このような光景も癒されます。
一通りガーデンを一周して元の施設へ戻ってきました。施設の前にはこのような大きなユーカリの木がありました。

ガーデンツアーを終え、次は、ローズマリーの蒸留体験です。その模様は明日お伝えします。

 
 
 
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