実は今日は、昨日の記事、
「北海道興部(おこっぺ)町と富良野の奇妙なつながり。富良野へのライバル心の現れ?」
のなかで、「かみでファーム」を取り上げた際にハマナスの事が出てきて、そのことを取り上げようと思っていたのですが、この「かみでファーム」とつながりのある「黒田ハーブ農園北海道」のことを調べていると、面白い試みをしていることが分かりましたので、この農園のことを取り上げることにしました。
黒田ハーブ農園北海道は、千歳空港のある千歳と、札幌の中間あたりにある北広島の仁別(にべつ)というところにあり、北海道旅行の際、立ち寄りやすい場所にあります。
この農園は、「ハーブな絨毯」という商品を約10年前に開発した事で全国的に知られることになったようです。
今から約4年前(2013年)に、きたひろTVというローカル番組で、農園のことが特集されており、それがYouTubeにアップされています。
ナレーションが驚くほどワザとらしく、少しビックリしてしまうかもしれませんが、代表の黒田正子さんが語っています。
●ハーブとの出会い
●なぜハーブの絨毯を開発したのか
●なぜ北広島を選んだのか
●上川からの視察団が来た時の様子(オレガノのおつまみ、及び、オレガノ酒のことが出てきます)
についてわかる内容になっています。ハーブの絨毯の実物の映像も出てくるので見逃さないでください。
前振りが長くなりましたが、ハーブの絨毯とは具体的にどういうものなのでしょうか。
『ハーブな絨毯』というのは、黒田ハーブ農園が開発した0.3m×1.8mの規格で高密度に密生させてたマット(カーペット)状のハーブのことです。
ホームページの「ハーブの絨毯とは」に詳細が書かれています。
そして現在、販売されている絨毯の種類は以下の6種類のようです。
ローマンカモミール
コモンタイム
オレガノ
クリーピングタイム
ペニーロイヤルミント
ヒソップ
私は、ハーブが凝集された芝生が販売されていることに驚きました。ハーブを芝生にするという発想が無かったからです。
『ハーブガーデン』という発想は、ハーブを観ることに主眼を置いているからだと思います。
でも、足元全体が仮にタイムでおおわれていたら、、と考えると確かに気分がよさそう。
注目したのは、「商品一覧」にある上記6種類の中で、「ローマンカモミール」のところに、【芝に最適!】という記述あります。しかも、6種類の商品の中で一番最初に取り上げられているので、この農園としてもローマンカモミールの芝をぜひ試してほしいという気持ちが伝わってきます。
ローマンカモミールって、本当に芝に向いているのか?と思いますが、この商品一覧にある写真を見ると、めちゃくちゃ心地よさそうです。
今現在、南側の庭の芝は、よくホームセンターで販売されている「高麗芝」なのですが、次回張替のタイミングで全面的に「ハーブの絨毯」に変えたいと思いました。しかも、種類はローマンカモミールですね!
ホームページの「植栽例」と見てみると、全国レベルで活用されていることがわかります。
この中にある「埼玉県共同墓地」というのは、「ハーブな樹木葬 見晴らしの丘」という場所です。
ハーブ好きのお墓として検討するのもいいかもしれません。。。
今、私の頭の中では、現在家の周りで砂利を敷いている部分をこのハーブの絨毯で置き換えたらどうなるだろうか? という思考が巡っています。
ハーブを絨毯として活用するという発想は、今後のハーバルライフに影響を与えそうです。