大手製造業「フジクラ」×パーソナライズアロマ事業「コードミー(Code Meee)」:オフィス空間と名刺にオリジナルアロマを賦香する実証実験開始

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2018年10月に、『混み合う朝の電車の中こそ、ハーブ(精油)の力を活用できるのでは?と思う今日この頃です』という記事を書いた時に、その時にすでに起こっていた「アロマ」×「新たな空間」事業の幾つかの展開について触れました。

そして、2018年11月に『「香り+家具」:香りのいい素材を意識したオフィス家具作りの動きについて』という記事を書いた時に、記事の結びで、

「このような発想を持つ企業が出てきているという事実は、今後のオフィス環境における香りビジネスの推進に大きく弾みをつけるものになると思います。」

という内容の文章を書いたのですが、それから約半年後に、「アロマ」×「オフィス」事業の中でも大きなインパクトを持つ内容のニュースが飛び込んできましたのでご紹介します。

香りでオープンイノベーションを加速 フジクライノベーションハブ「BRIDGE」で実証実験スタート

株式会社コードミー
~空間演出と名刺にオリジナルアロマを賦香~

株式会社フジクラ(東京都江東区、取締役社長:伊藤 雅彦)と、個人や企業に最適な香りを提供する株式会社コードミー(横浜市西区 代表取締役社長:太田賢司)は、フジクラが運営するオープンイノベーション施設「BRIDGE」(東京都江東区)内で、イノベーション活動を促すことを目的に、オリジナルアロマの空間演出と、社員の名刺にも同アロマを賦香する実証実験を4月3日から開始します。

様々な新規事業立ち上げやオープンイノベーションの実現に向けては、ひとりの知識や技術だけではなく、異なる価値観を持つ人との共創が重視されます。互いの考えに耳を傾け同じベクトルで向かう動力となる他者への共感や興味が、コミュニケーションや積極的なディスカッションを促し事業立ち上げを加速させるという仮説のもと、香りの可能性に着目し実証実験を行います。コードミーが昨年に実施した、会社の香りブランディングによるスタッフと来場者に対するテストマーケティングでは、受付にディフューザーを設置し、エントランス空間に香りを噴霧することで、「同じ香りのストーリーを共有すると仲間意識が高まる」、「良いコミュニケーションにつながる」、「リラックスして仕事ができる」などの声が挙げられています。

今回実証実験に活用するアロマは、柑橘系と森林系の国産天然精油をベースに、コードミー独自のデータや知見に基づき調香したオリジナルアロマです。脳波測定による香りを嗅いだ人の興味や関心の向上が期待される波形の観測結果や、香りの嗜好性も加味して創香されており、オフィス空間での自由な発想を促しビジネス共創につながる大きな効果が期待されています。

フジクライノベーションハブ「BRIDGE」では、昨年7月に開設以来、企業・団体、研究機関、行政・自治体等から多様な方々が集い、価値共創を実現していくことを目指しており、違うバックグラウンドを持つ人同士の繋がりを強めるための方策を模索していたところ、香りのスタートアップ企業 コードミーと出会い、香りの可能性に着目しました。本実証実験において、フジクラはイノベーション創出の場を提供し、コードミーは香りの開発と効果的な香りの演出方法を検証します。

今後は、香りがイノベーション活動に与える好影響について6か月間検証を行い、その後の本格導入への展開を検討します

【空間演出】応接、打ち合わせスペースを中心にオリジナルアロマを感じる空間デザイン
【名刺用アロマカード】オリジナルアロマが香り付けされた専用カードを名刺入れに名刺と一緒に入れることで、名刺がほのかに香ります。

企業概要
株式会社フジクラ http://www.fujikura.co.jp/
事業内容:光ファイバ・ケーブル、光部品・機器、フレキシブルプリント配線板、コネクタ、自動車電装部品、サーマル製品、産業用電線、配電・民需部品の製造販売
住所:〒135-8512 東京都江東区木場1-5-1
フジクライノベーションハブ「BRIDGE」URL:http://www.bridge.fujikura.jp/

株式会社コードミー https://www.codemeee.com/
事業内容:香りのパーソナライゼーションをコンセプトに、個人に最適な香りを提供するECサービスを展開しながら、自社で蓄積、解析を進める香りの嗜好性、機能性に関するデータをもとに企業向けにオリジナルの香りを提供。
住所:〒220-0004 神奈川県横浜市西区北幸1-11-5相鉄KSビル6階・9階(受付)

本件に関するお問合せ先
株式会社フジクラ 担当:総務・広報部 TEL:03-5606-1110 E-mail:wwwadmin@jp.fujikura.com
株式会社コードミー: E-mail:contact@codemeee.com

※THE SANKEI NEWSの2019年4月3日の記事(https://www.sankei.com/smp/economy/news/190403/prl1904030417-s1.html)より抜粋

この記事の中に出てくるコードミーについてはちょうど1年前、

CODE Meee(コードミー)が提唱する『お客様と香りを育てる』という発想

の記事の中で、どんなことを考えて香り事業を展開されている企業なのかについてご紹介しました。

私が今回ご紹介した記事について、どうして大きなインパクトを感じたのかというと、フジクラという会社は個人的によく知っている企業なのですが、1885年創業で連結従業員数が約60,000人、売上約7,500億円のメーカーの大企業という点です。

フジクラが運営するオープンイノベーション施設「BRIDGE」が、これから6ヵ月の検証を経た上でのフジクラ本体への本格展開ということになると思いますが、

日本の古き大企業が香りに着目して、打ち合わせスペースだけではなく名刺にまで香りを賦香(ふこう)していく流れが起きているという事実は、今後日本の社会に大きな変化が起こってくる気がしてなりません。

コードミーとフジクラのこの取り組みは今後しっかりとウォッチしていきたいと思います。

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