私自身、世界の様々な国と地域で古くから伝わる料理、飲料への興味が高いです。
古くから健康に良いということで伝わっているものというのは、ハーブ・スパイスとの繋がりが深いことが大半です。
以前、ご紹介したチベットの”ルーンティー”や、アンデス地方に伝わる”カチャマイ茶”も古くから伝わる伝統的なレシピでブレンドされたハーブティーです。
【過去の参考記事:チベットの伝統的なレシピで作られた「ルーンティー(LOONG TEA)」のブレンド内容はやはり独特でした。】
【過去の参考記事:南米のアンデス地方で長く愛飲されているハーブティー『カチャマイ茶』をはじめて飲んでみました。】
このような伝統的なレシピをつくられたブレンドハーブティーを身体に取り入れると、「一般的な美味しい」とは違う美味しさを感じることが多いです。
苦味やクセが強い味であっても、身体が求めている場合の『お~、これこれ』という感覚になる確率が高く、その感覚を”美味しい”の一言で表すケースがあるからです。
あと、伝統的なレシピを基に作られ、長く地域で愛されているというものは、不思議と懐かしい気持ちになることが多いです。
そのようなこともあり、個人的には、国と地域に古くから伝わる料理・飲料というものに非常に高い興味があります。
先日、インスタグラムを見ていた時に、スリランカ生まれの『サマハン』というスパイスティーのことをアップしていた方がいました。
これも古くからスリランカに伝わるものなのかな?等、とても気になったのでどんなお茶なのか確認してみました。(以下)
サマハンはスリランカ生まれの天然の風邪薬!ピリッと美味しいスパイスティーの効能や飲み方をご紹介♪
「サマハン」は世界最古の伝統医学アーユルヴェーダの考えに基づいて配合されたスリランカ生まれのスパイスティーです。
最近ではオーガニック食材店や新宿伊勢丹のビューティーアポセカリーなど、取り扱い店舗も増えてきており注目されています。
知る人ぞ知る「サマハン」について、配合されているスパイス、効能のまとめ、飲み方や気になるお味について細かくレポートしています!
「サマハン」に含まれる14種類のスパイスとは?原材料をご紹介
「サマハン」はスリランカ生まれ。
スリランカの製薬会社Link Natural社が作った14種類ものスパイスが配合されたアーユルヴェーダティーです。スリランカなら知らない人はいないほど有名なもの。
サマハンに含まれる詳しい原材料はこちら↓↓↓
サマハン原材料
- きび糖
- ブラックペッパー
- ロングペッパー
- シリテーク
- イエローベリードナイトシェイド
- ジンジャー
- クミン
- ジャヴァガランガル
- ウィッシュヌクランティ
- パッパーダガム
- コリアンダー
- アジョワン
- ファルスカルンパ
- リコリス
- アダトダ
うん、あまり聞いたことのない難しいスパイスの名前が沢山あります!w
基本的には、ジンジャー、ペッパー類、クミンなど消化を促進し、身体を温めるハーブが中心です。
ノンカフェインで、保存料・着色料・香料は一切無添加というのも安心して飲めるポイントですね♪ちなみにカロリーは一包15㎉。
「サマハン」の効能11選!風邪への効果がすごい!
スリランカやインドではサマハンは風邪薬として一般的に用いられています。公式に言われているサマハンの効能をまとめてみます。
サマハン効能まとめ
- 呼吸器官系の症状
- くしゃみ
- 鼻づまり
- 鼻水
- 喉のイガイガ
- 咳
- 喉の痛み
- 熱
- 頭痛
- 目のかゆみ
- 声枯れ
まさに、サマハンは風邪薬ですね✨
サマハン愛用者として、個人的には葛根湯より効き目があると実感してます。
サマハンの基本的な飲み方&美味しい飲み方は
基本的な飲み方
飲み方はとっても簡単。暑いお湯(100ml程)を注いで溶かすだけ。
下の写真のように個包装になっており、顆粒状なので、お湯にさっと溶けて便利です。
美味しい飲み方
紅茶に溶かして飲む
ホットミルクに溶かして飲む
サマハン愛好家としては、特に②のホットミルクに溶かして飲むのが超絶おすすめです。
サマハンのがつんとくるピリッとした感じが和らぐし、それでいて少しだけスパイスの効いた優しい甘味のジンジャーミルクティーになるんです。
冬の寒い朝とか、身体も温まってほんと最高ですよ!「サマハン」気になるお味は如何に!?
サマハンの味は、やはり沢山のスパイスが配合されているだけあって、ピリッと辛味を感じます。
でも、スパイス独特の癖のある感じでは決してなく、メインはジンジャーやペッパー系の風味をがつんと感じる程度。
これがまた喉に効くんです。喉の痛みやイガイガにはもってこい。
きび糖が入っているので自然な甘味もあり、これがけっこう美味しいんです。
最初は飲み慣れてないものなので「???」という感じでしたが、リピートしていくにつれてやみつきになっていく感じです。
元々身体を温める効果があるスパイスをあまり身体が欲していない暑がりさんや男性以外は多分美味しく感じることもしばしばだろうし、一番はまるのは冷え性の女性かなぁと思います。
普段からスパイスや漢方に慣れている方ならきっと大丈夫です♪
「サマハン」風邪に効く効果的な飲み方のポイント
ポイントは「風邪の引きはじめにしっかり飲むこと」!
具体的にいうと、風邪予防や風邪の症状を改善させるために飲む場合は、引きはじめに1日3~4杯ほど飲むのがおすすめ。
そのうち1杯は、お風呂からあがって、眠る直前に飲むと、すごくポカポカした状態で眠れるので、起きたら風邪の症状がなくなってるor軽くなってるはず。
これは我が家でも経験済みで、なんだか風邪っぽいなぁ~喉が痛いな~という時はすぐにサマハンを飲むと、本当に風邪が通り過ぎてくれます。引き込まないんです。
しかも、病院で処方される風邪薬や葛根湯よりも断然美味しいので、その点でも全く苦にならず飲めるのも最高です。
普段から薬をあまり飲まないタイプの方にもサマハンはとってもおすすめですよ!
「サマハン」はスリランカ土産必須品
サマハンはスリランカに旅行される方には絶対にお土産に買ってほしい一品。
そして、サマハンは、圧倒的に現地で購入した方がお買い得です。
ヴァタ子は、サマハンが大好きで、その効果も体感済みなので、スリランカに訪れた際に、200袋程、爆買いしました。(でも、もっと買っておけばよかった。。)
スリランカだと、1袋20ルピー(約14円)で、薬局、スーパーなどあらゆる場所で購入できます。
風邪の常備薬としてもあると安心だし、寒い冬は体が温まってちょうどいいし、お土産にも喜ばれる上位品に入ると思います(ばらまきお土産にもGOOD)。
なかなかスリランカまで行くのはちょっと、、、という方も、店舗や通販でも購入可能です!
現地価格を聞いたらこの価格はちょっとという方にも朗報。都内にはなりますが、毎年開催されているスリランカフェスティバルでは、いくつかのブースが現地程ではないもののかなりお安めにサマハンを販売してくれてますよ♪
行く機会のある方は是非買ってみて下さい(・´з`・)
このサマハンは、伝統医学アーユルヴェーダの考え方を基に、スリランカのLink Natural Products社(1982年創立)が生み出した商品だということですね。
この14種類のスパイスのブレンドが、スリランカでは知らない人がいないというくらいのヒット商品になったということが伺えます。
14種類中、下記の8種類は初めて聞くスパイスでした。
ロングペッパー
シリテーク
イエローベリードナイトシェイド
ジャヴァガランガル
ウィッシュヌクランティ
パッパーダガム
ファルスカルンパ
アダトダ
興味がそそられますので、先程Amazonにて購入しました。試飲しましたら、上記のそれぞれのスパイスの特徴と共に記事を改めてアップいたします。