先週末、年に2回ほど開催されている地産地消のオーガニック市『まちだ里のマルシェ』という定期イベントにはじめて家族で行ってきました。
自然あふれる環境に囲まれた場所で開催されていて、とても雰囲気が良かったので幾つか写真を撮りました。
立ち並ぶのお店の中で、個人的にひと際目を惹いたお店がありました。
大好きなコスタリカのコーヒー豆も置いてあり、早速ミルで挽いたものを淹れて頂いたのですがとても美味しかったです。
コスタリカコーヒーを好きになったきっかけは、以下の過去記事を見て頂けるとわかると思います。
【過去の参考記事:コーヒー以外の事も色々知ることができるコーヒープランテーション「Cafe Tio Leo」@コスタリカ】
そのエモ珈琲が販売していた商品で気になるものがありました。
まず、コーヒーチェリーティーとは何なのでしょうか。「アダ・ファーム」のホームページの説明がとても簡潔で分かりやすかったので以下に貼ります。
カスカラ(コーヒーチェリーティー)
カスカラ(CASCARA)って聞いたことありますか?
カスカラは、コーヒーの果皮&果肉を乾燥させたもので、コーヒーチェリーティーとも呼ばれています。
カスカラとは?
コーヒーは、収穫したコーヒーノキの『果実』から取り出した『種』を原料とする飲み物です。
その時に分別される『果皮や果肉』を乾燥したものはカスカラ(またはコーヒーチェリーティー)と呼ばれ、コーヒー輸入国や生産国では、フルーツティーとして楽しまれています。
※ 果肉はとても薄いので、一般的にまとめて果皮と呼ばれます。
生産地によって異なる味
カスカラも、コーヒーと同じように、生産地や生産者、精製方法によって、味の違いを楽しむことができます。
安田珈琲の精製
安田珈琲では、パルプドナチュラルを改良した独自の精製を行っています。収穫した果実の皮をむき、果皮・果肉とパーチメントを分別せずに混ざったままのMIXと呼ばれる状態で乾燥・貯蔵します。
出荷前にMIXを脱穀した後、『生豆』と『果皮・果肉・パーチメント』を分別して、生豆を取り出します。この時に分別された果皮・果肉・パーチメントをカスカラとして利用しています。
カスカラの魅力
カスカラは、一部の生産国や輸入国で飲まれることはあっても、決して一般的な飲み物ではありませんでした。だけど、最近のコーヒーブームによって、その美味しさや栄養成分が世界的に注目されはじめました。ネットで「カスカラ」と調べても簡単に調べられます。
カスカラの美味しさ
カスカラは、コーヒーノキの果実が本来持つ甘さや複雑な風味をまるごと楽しむことができます。
紅茶やハーブティ感覚で、フルーティーな香り・甘さ、プラムやローズヒップ、ハイビスカスに似た味わいが特長です。
※カスカラにも、若干のカフェインが含まれています。
アレンジする楽しみ
ホットでもアイスでも、そのままでもアレンジしても、いろいろと楽しめるのもカスカラの魅力です。アレンジする場合は、濃いめに抽出するのがコツです。
安田珈琲のカスカラ
カスカラもコーヒーと同じように、生産者や精製方法によって、特徴が出てきます。やんばるの自然の中で健康的に育った果実からユニークな精製方法で生まれたカスカラは、とても個性的なカスカラに仕上がりました。
なるほどです。コーヒーの産地で、コーヒー豆を取り出した後の素材を有効活用しようという動きから生まれてきたもののように感じます。
早速飲んでみたのですが、ほんのりとした甘みの中に、フルーティーな淡い酸味があり、ハイビスカスの要素やローズヒップの要素を感じます。
いろんな要素が含まれている感じで、つかみどころがないというか不思議な感覚です。
コーヒーチェリーティー(カスカラ)は、イエメンでは「キシル」という呼び名で親しまれているようで、カルダモンやジンジャー、ナツメグ、シナモンといったスパイスを調合して飲まれているそうです。
また、はちみつや砂糖で甘さを加えたり、濃いめに抽出してアイスにし、炭酸水で割ってもおいしく飲めるという情報もあります。
「低カフェイン、且つ、ポリフェノールがたっぷりで抗酸化作用が高い飲み物なので女性にうれしい」という形で紹介されている記事が多いですね。
エモ珈琲は自宅から近いので、今度は店舗へ直接伺い、コーヒーに関わる話を色々とお伺いし、知識を深めたいと思います。
エモ珈琲の情報
Amazonでは一品だけコーヒーチェリーティー(カスカラ)が売っていました。(2018年12月8日現在)