今年6月の記事【コーラとは「バニラとシナモン風味のサイダー?」。コーラって本当に身体に悪いのか?】の中で、コーラの味というのはどのように作り出されているのかという内容について触れました。
記事の要旨としては、レッドブル社が販売している『シンプリーコーラ』という商品を飲んだ時に、”コーラナッツ”というものが原材料として書いていたので、これがコーラ味のほとんどを構成する要素だと思ったのですが、、
コーラナッツは非常に高価なため、今の安価なコーラにはほとんど使われていないと考えた方がよく、基本的には『バニラとシナモン』でコーラの味をある程度作り出すことができるという内容になっています。
レッドブル社が販売している『シンプリーコーラ』も、”コーラナッツ”という記載はあるものの、味のメインではなく、シナモンとバニラの味がメインになっていることが”冒頭の過去記事”でわかると思います。
小さい頃から、『コーラを飲むと骨が溶ける』『コーラはすごく体に悪い』という噂を聞きながら育ってきた私にとっては、上記の内容は非常に衝撃的なものでした。
恐らく、「コーラに含まれる糖分の多さ」によってネガティブなことが言われてきたのではないかと思うのですが、基本的には、”スパイスジュース”というのがコーラの本質だと思っています。
そんな折、先日、東京・青山のファーマーズマーケットにて、「伊良(いよし)コーラ」という生のクラフトコーラを販売されているお店が出店していて、長い行列ができていました。
冒頭のレッドブル社の”シンプリーコーラ”のコーラ味とは質が違うので、この伊良コーラは、『コーラナッツの比率が高いのかもしれない』と感じました。
コーラナッツを入れなくても今の世の中で認識されているコーラの味は作り出せるけど、コーラナッツの比率を増やすと”本来のコーラ味”が浮き出てくる予感もしました。
コーラ小林さんの祖父(故:伊東良太郎さん)は和漢方職人で、調合技術のエッセンスを授かり、コーラ小林さんの好きなコーラにそのエッセンスを注入することでこの伊良コーラが誕生したそうです。
クラフトコーラのお店は最近徐々に増えてきている様子がInstagramでも伺えるので色々とチェックしていきたいと思います。