韓国の済州(チェジュ)ハーブ園で12月まで楽しめる「ピンクのススキ」とは

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ハーブのことに関わり始めた当初は、「ハーブ園」=「ラベンダー園」という認識に偏っていた部分があると思います。

ラベンダーというのはハーブ園の代表格として有名すぎるので、ラベンダーの季節以外のハーブ園の楽しみ方というのが自分の中でぼんやりしていたと思います。

でも自分の家の庭で様々な種類のハーブを育てていく中で、年中楽しめるハーブ、一年の中である特定の期間だけ楽しめるハーブを徐々に認識していく中で、「一年中楽しめるガーデンにするにはどうするか?」というのが自分の中でのテーマとなってきています。

一昨日(11月3日)、神奈川県・足柄にある「松田山ハーブガーデン」に行ったのは、そのヒントを探しに行ったという側面が強いです。

【過去の参考記事:みかん狩りついでに、秋のハーブ園でいくつかの「サルビア」を見学。黄色系の品種を自宅の庭に取り入れたいと思いました。

特に、”9月~11月のガーデンの彩りを良くする為にはどうするか?”という自分の中の課題を解決していく上で、サルビアの品種による特徴を理解していくことが重要だと感じていました。

実際に11月のハーブ園に行ったことで大きなヒントが得られたことは、上の記事を読んで頂いてもわかると思います。

それに関連し、韓国のチェジュ島(済州島)にある、「済州ハーブ園」で12月まで楽しめる”ピンクのススキ”についてのニュースが入ってきましたので取り上げたいと思います。

済州で12月まで楽しめる! ピンク色のススキが広がる絶景

暖かい日が続いたため、済州道で9月から見られるピンク色のススキこと「ミューレンベルギア・カピラリス」が一足遅れて済州ハーブ園で見ごろを迎えている。

済州ハーブ園は2018年秋、済州道の漢拏山を思わせる、高さ10メートル、周囲300メートル規模の、噴火口型のミューレンベルギア・カピラリスの丘を造成した。頂上には白い塔があり、それぞれ願いを込めながら鐘を鳴らすことができる。また、天気がいい日には遠くに海も見渡せる。

済州ハーブ園のミューレンベルギア・カピラリスは平地に広がっているのとは異なり、噴火口型に植えられているため、一味違った記念写真を撮影することができる。また、白く大きなシロガネヨシ(パンパスグラス)やうねる波を思わせるエンジェルヘアー野原の黄金色の波はまさに絶景で、これを背景に写真を撮影すると、異国的で幻想的な雰囲気が感じられる。

ミューレンベルギア・カピラリスの丘の頂上には白い塔が、薄緑色のエンジェルヘアーの丘の上には小さな教会があり、双方を比較してみるのもおもしろい。

済州ハーブ園の関係者は、遅れて見ごろを迎えたミューレンベルギア・カピラリスは、済州の気温が陸地より暖かいことから、12月初めまで美しい景色を維持できるものと期待している。

tongplus/朝鮮日報日本語版の2018年11月13日の記事より抜粋

 

このミューレンベルギア・カピラリスのことは全く知らなかったのですが、確かに太陽の陽が当たった草原の光景を見ると綺麗ですね。

日本のガーデナーの方がご自身のブログの中で、庭に植えているミューレンベルギア・カピラリスのことを取り上げた記事があったのですが、確かに凄い存在感があります。

背が高くて、横にも広がるので、自宅庭で育てるときは一定の広さがあった方がいいかもしれません。

秋から冬にかけて彩りを添えていく植物の一つとして覚えていくことで、今後役立つときがありそうだと個人的には思います。

ところで、この「済州ハーブ園」とはどんな特徴があるのでしょうか。

まず、済州ハーブ園のホームページを調べてみたのですが、その表記はハングル語の記載しかなく英語表記が無いため、写真でイメージすることしかできませんでした。

でも日本語表記で簡潔にまとまったページがありましたので抜粋したいと思います。

済州ハーブ園

済州道の表善にあるハーブ園は、1年中花が咲いている。150種類余りのハーブや野花が海風に育まれる。美しく手入れされたハーブ公園、1年中ハーブが見られる室内庭園や、ローズマリー広場、風車展望台などがある。自然の地形をそのまま活かした公園で、時折急な坂道などもあるので、所々にベンチや椅子があり、一休みできるように配慮されている

ハーブ園でピラテス

ハーブ園に来た際は、是非、アロマ足湯を体験して頂きたい。観光で歩き回った疲れた足を充分癒してくれるはずである。黄金が施された足湯場に熱いお湯が注がれる。入浴剤は毎週チェンジされる。皮膚の再生やアンチエイジングに良い薔薇、抗菌作用や筋肉弛緩などに効果的なローズマリー成分の入浴剤などが主である。ハーブに含まれている効能成分が破壊されないよう、適度な温度をで管理されたお湯に、ペパーミントの原液を数滴落とす。こうして用意された足湯に足を入れ、5分程すると、足から徐々に温かさが増してきて身体中が温まる。そして、ふんわり香しい薔薇塩で足を擦り角質を落とす。足湯の際は、テラピストが首の後ろにペパーミントオイルを施してくれる。すっきりしたペパーミントオイルは、頭痛を緩和させ、凝った筋肉を解してくれる効果がある。最後に、ローズマリーミストを顔にスプレーする。香りをかぐだけ でも心が安らぐようである。約20分の足湯プログラムは、このローズマリーミストで締めくくられる。

爽やかな香りを放つハーブ園は、宿泊も出来るので存分に満喫したいのなら、「J-detox」パッケージの利用がお勧めである。ハーブの香りが漂う宿泊施設には、火山ソンイの寝具が用意されており、アロマ足湯、1日ピラテス体 験などもできる。そして、ハーブ園にある「botanica170」カフェでのブランチセットも1泊コースに含まれている。夜になると、ハーブ園の雰囲気は一変する。300個以上のLED灯が灯り、暗い夜を明るくライトアップし、ハーブ園はキラキラ輝きだす。

天然ハーブの石鹸作り

ハーブ園にある「botanica170」カフェでは、石鹸作りの体験も出来る。カモミールやラベンダー、薔薇、ローズマリーの中から2種類を選び、天然石鹸を作る。石鹸作りは、石鹸が乾燥する時間が必要になるので、ハーブ園を回る前に体験したほうが良い。

INFORMATION

+82-64-787-7362
09:00~22:30
テーマ公園入場料 昼 10,000ウォン、夜 12,000ウォン 足湯 12,000ウォン
済州特別自治道西帰浦市表善面トンオルム路170
www.herbdongsan.com

上記は、2017年12月31日現在です。

VISIT MIDEICAL KOREAより一部抜粋

このアロマ足湯は、済州ハーブ園の一つの目玉となっているようです。一度体験してみる価値はありそうですね。

韓国の済州島に行った際の要チェックポイントとして、覚えておきたいです。

済州ハーブ園の地図

http://www.herbdongsan.com/page.php?p=1_3

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