今のパクチーブームの火付け役とも言われる「パクチーハウス東京」とは

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本当に昨今のパクチーブームは異常というほどに盛り上がっていると思います。

先日コンビニにチョコレートにパクチーが入った商品を見て驚きました。しかも食べてみたところ、チョコレートに入った砂糖の量が多くてパクチーの味が死んでしまっているようにも思いました。。

あとはポップコーンとかにもパクチー味の商品がよく陳列されているのを目撃します。

また、このパクチーブームを見てかどうかはわからないですが、エスビー食品株式会社(S&B)が、8月2日を「ハーブの日」と定めたとのニュースも舞い込んできました。

ただ、パクチーが大好き!といういわゆる「パクチスト」と呼ばれる人々は、必ずしもハーブ全般のことに興味があるという感じもしないです。

今回のパクチーブームについては、色々な要素が絡んでいると思うのですが、「パクチーハウス東京」という世界初のパクチー料理専門店の存在も絡んでいるようで、調べてみました。

場所は小田急線の経堂駅から徒歩3-4分のところにあって、まだチェーン展開はしておらず1店舗のみですが、Facebookの「いいね」が13K=13,000あるので大きな影響力を持っていることが伺えます。

早速、ホームページの「アクセス」のページに気になる記述がありました。

営業時間(Party Time)18:00-23:00(LOは22:00)定休日なしで運営しておりましたが、毎月数日間の臨時休業があります(2016年9月より)。Facebookページなどをご確認の上、ご来パクください。ランチタイムは営業しておりません。

パクチスト用語なんでしょうか。ご来店のことを「ご来パク」と言っているようです。

あとコンセプトのところの記述を見てみました。

世界初のパクチー料理専門店
paxi house tokyo は、世界150カ国以上で使われているハーブであるパクチーを使った美味しい料理を提供する、世界初のパクチー料理専門店です。パクチーは味と香りが強く、好き嫌いがはっきり分かれることで有名ですが、 paxi house tokyo ではパクチーを愛する人に惜しみなくパクチーを提供するだけでなく、パクチーが苦手な人にも食べていただける料理を用意しています。パクチーの葉・茎・ 花・根・種はそれぞれ違う味が楽しめます。料理の真髄は食材の持ち味を生かすこと――paxi house tokyo は世界のさまざまな料理を参考にしながら、パクチーとその他の食材がベストマッチする組み合わせを考えています。

旅と平和の象徴
パクチーは日本ではまだまだ馴染みの薄い食べ物であるといえますが、パクチーを知るほとんどの人が、旅の途中や外国料理店を訪問した際など異文化交流の 過程で初めて、パクチーに出合っています。パクチーは食を通じた異文化理解、さらには平和の第一歩であるといえます。このハーブに注目して「日本パクチー狂会」を立ち上げたとき、私はパクチーを「paxi」と書くことに決めました。パクチー(タイ語)のもともとのスペルは phakchiと非常に難しいのですが、このハーブにより親しみを持ってもらおうと考え、分かりやすいものにしたかったからです。“ pax ”(ラテン語で平和という意味)と“ i ”(人の象形文字)を組み合わせて、この造語ができました。この瞬間、 paxi は旅と平和の象徴と定義づけられました。

旅、人との出会い、笑顔
私が飲食店を開くに至ったのは、旅をして多くの人と出会い、飲み語った経験がきっかけとなっています。世代や国籍、立場を超えて、皆が対等に存在してい る空間――その居心地のよさとそこにいる人の笑顔が、心に刻まれています。この“非日常的な体験”を旅先から持ち帰り、日常的なものにしたいとずっと思っ てきました。旅先での“非日常”を社会の中でそのまま実践するのは、すぐには難しいかもしれません。しかし、パクチーハウスという26坪の限られたスペー スは、旅と平和の空間です。気楽に仲間が作れます。リラックスしてください。そして、ここで生まれたあなたの素敵な笑顔を家庭や職場に持ち帰ってくださ い。

paxi house tokyo, General Manager & Chief Catalyst 佐谷恭

正直、このお店が今のパクチーブームに関わっているのかがわからなかったのですが、この内容を見て、より多くの人にパクチーのすばらしさを伝えたいという思いが予想以上に伝わってきますし、納得させられるような雰囲気です。

次にメニューを見てみます。

・パクチーが香る季節野菜のピクルス 450
・ほおばるサラダ~生春巻 350(1本)
・不思議な食感 トムヤム砂肝 M 600 L 890
・ぐちゃぐちゃが美味しい皮蛋豆腐 M 700 L 1189
・キムパク 650
・パク塩えびせん 400
・辛パク 500
・パクチーの胡麻和え 500
・パクチーのおひたし 500
・パクチースープ 400
・タイ風酸っパクスープ 890
・パク天 789
・パクチーと季節のかき揚げ 980
・パクチーが香るスパイシー揚げ豆腐 650
・タイ風さつま揚げ 480/2個
・ヤンパク 890
・パクパクピッグパクポーク ビッグパクパクパクポーク 1200
・パクチーサラダ 720
・カスピ海サラダ 750
・北京サラダ 780
・春雨プリッキーヌサラダ 800
・青いパパイヤのサラダ 890
・パクソースのパスタ 1089
・パクチーハウス東京オリジナル麺 1189
・ハクライス 400
・パクライス 880
・チェロケバブ 1189
・パク塩アイス 甘パクソース 400
・パクチーシャーベット 400
・ラグマン鍋 1人前2890

確かにパクのオンパレードです。ホームページ上にメニューの写真へのリンクがあったのですが、私自身はかなり食欲がそそられてしまいました。上のリスト以外のメニューも写真にはありました。

いくつかのニュースソースによると、タイ人からは、パクチーが大葉や三つ葉のような脇役としてではなく主役として料理に使われているということに違和感を感じるという声が上がってきているようです。

しかしながら、パクチーハウス東京のメニューの写真を見る限り、お皿の中でパクチーが主役というより脇役として提供されているように思います。

経堂駅にはあまり縁がないので、行くチャンスも限られるのですが、妻がかなりのコリアンダー(パクチー)好きというのもありますので、事前予約をして家族で行く機会を作ってみたいと思います。

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