【星のや富士】が今夏提供開始する「夏の森グランピングリトリート」とは

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今から約6年前に、仕事絡みの旅行で、西表島(イリオモテジマ)へ行った際に、星野リゾートが提供するホテル「星野リゾート リゾナーレ西表島」に泊ったことがあるのですが、素晴らしい高級ホテルでした。

それ以来、プライベートで旅行に行く際は、星野リゾートのホテルを検討してもいいなあと思っていたのですが、自分自身の嗜好が大きく変化し、「高級ホテルに泊まりたい」という考えがほとんどなくなってしまったため、星野リゾートのホテルに泊まったことはありません。

でもちょうど昨日、星野リゾートが提供する「星のや富士」という高級ホテルが、ハーブ関連の興味深い企画を打ち出してきたことがわかりましたので取り上げたいと思います。

日本初のグランピングリゾート「星のや富士」では、2018年7月1日~8月31日まで、滞在プログラム「夏の森グランピングリトリート」を提供します。星のや富士に隣接した森のなかを、裸足で歩くことで自然との一体感を得る「グラウンディング」などの活動を通して、森のリラックス効果をさらに深く体に取り込むことを目指し、健康や美容に悩みを抱えることの多い女性たちをサポートします。

開発の背景

近年の研究により、樹木から分泌されている「フィトンチッド」という香り成分には、消臭・殺菌・防腐効果があり、森の清々しい空気を保つとともに、人々を癒しへ導く働きかけをしていることが認められました。そこで、当リゾートでは日々の忙しい生活に疲れぎみの女性や、日頃から美容意識の高い女性たちに向けて、隣接する森を活用した滞在プログラムの開発を行いました。このプログラムでは、星のや富士がグランピングリゾートであることを活かし、自然の中で身体を動かし、健康と美容をみずから獲得すること(アクティブレスト)を大事にしています。特に、夏の森は木々や草花が生い茂り、ハーブや果実が収穫時期を迎えることや、都会よりも涼しいという特徴を生かし、この時期の魅力を満喫できるアクティビティをご用意しました。昨年実施し、大変好評をいただいたため、今年はグラウンディングをより深く体感できるようストレッチの時間を新たに設け、涼しい森の中でハーブを用いたアイピローづくりを行うなど、森で過ごす時間をよりお楽しみいただけるよう変更を加えています。

1.グラウンディングロードを歩く

グラウンディングとは、裸足で歩くことで地に足をつけて生きていることに気づき、心身のバランスをとる活動を言います。星のや富士ではこのグラウンディングを行うため、隣接する森の中に全長約30mの「グラウンディングロード」をつくりました。夏はこの道に芝や草木が青々と茂り、ここを裸足で歩くことで、現代の日常生活では鈍感になりがちな足裏に適度な刺激を与えます。特にヒールなどの靴でアスファルトの上を歩くことが多い都会に住む女性にとっては、日頃なかなか味わうことのない新鮮な感覚となるでしょう。大地との接点に意識を向けることで、不思議と心が落ち着きます。また、標高約900mに位置する星のや富士の森のなかは、真夏でも平均気温23℃ほどと涼しいうえ、土に足を着けることでさらにひんやりとした心地よさを味わえます。歩いた後は裸足のまま、涼しい森の中で30分ほどのストレッチを行います。木漏れ日が落ちる心地よい空間で、さらにグラウンディングに意識を向けていきます。

2.ハーブとベリーの収穫

グラウンディングロードを歩く途中では、道沿いに育つハーブや、ブルーベリー、ラズベリーといった夏に旬を迎えるベリーを収穫します。手で土を触り、直接ハーブやベリーを摘むことで、植物からも自然の力を感じることができます。フレッシュなハーブは、グラウンディングストレッチ後にハーブティーとして味わいます。また、朝食の後は、収穫したハーブを用いて、ミニブーケやアイピローづくりを行います。乾燥させたハーブと小豆を使い、お好みの生地で仕上げるアイピローは、おやすみ前に目にあてて用います。ハーブの優しい香りは疲れた目と心に、穏やかさをもたらします。

3.石窯を使った朝食づくり

摘みたてのベリー類は、石窯とスキレットを使ってご自身でつくる朝食「ダッチベイビー」の材料として使用します。森に囲まれた空間「クラウドキッチン」にある石窯を使い、薪で炎を調整しながらパンケーキ生地を焼き上げたら、ベリー類をふんだんに乗せ、クリームやハーブを自由にトッピングして仕上げます。出来上がったら、さらに森の奥へ移動し、特別に設えられたプライベートスペースで、ゆっくり食事を楽しみます。ベリービネガーを使用したサラダ、爽やかなベリードリンクとともに味わう、贅沢な朝のひとときです。

今後の展開

星のや富士が建つ丘陵地では、針葉樹や広葉樹、ハーブなどの多種多様な植物が生息しており、季節ごとに異なる自然の姿を見ることができます。当リゾートは、この自然環境を活用するだけではなく、間伐や植林などの活動を通して、より豊かな生態系に育てていくことを目指して活動しています。今後も、豊かな森との共生を試みながら、グランピングリゾートとして、季節ごとの魅力を活かした「自然のなかで健康と美容を獲得する」滞在プログラムを提供することで、女性たちをサポートしていきたいと考えています。

「夏の森グランピングリトリート」概要
期間:201871日〜831日*除外日あり
定員:112
最少催行人数:1
対象:満13歳以上の宿泊者
料金:15,000円/1名(税・サービス料10%別、宿泊代別)
含まれるもの:グラウンディングストレッチ、ハーブベリー摘み、石窯ダッチベイビー、ハーブのアイピローづくり
予約:1週間前までの事前予約
持ち物/服装:動きやすい服装
詳細:
*悪天候の場合は、内容を一部変更したり、中止する場合があります。

星のや富士
2015年10月30日に開業した日本初のグランピングリゾート。河口湖を望む広大な森に、自然と触れ合うクラウドテラスや年中快適に過ごせるキャビン。グランピングマスターが提案するアウトドア体験やシェフが演出するワイルドな食事とともに大自然を楽しみつくす「丘陵のグランピング」です。
〒401-0305 山梨県南都留郡富士河口湖町大石1408/客室数 40室
星のやのホームページより抜粋

なるほど。健康志向の大人たちに人気の出そうな企画です。

まず、「日本初のグランピングリゾート」とありますが、”グランピング”というのは、「優雅な」といった意味の”glamorous”と”camping”を合わせた造語で、 贅沢にアウトドアを楽しむ新しいリゾートスタイルのことを指し、全世界で注目を集めているスタイルのようです。

グランピングについて様々な角度から説明している星野リゾートのページがありますので、貼っておきます。

次に、「リトリート」という言葉はどのような意味で使われているのでしょうか。

リトリートとは、英語ではRetreatと書きます。つまり日本語で直訳すると、避難、退去、隠居、静修などの意味を表しますが、近年リトリートという言葉が表す「仕事や家庭生活等の日常生活から一旦切り離し、自分と向き合う時間や新しい体験を新しい場所でする事で思考の転換を行い”よりハッピーに人生を再スタート”する」という言葉として使われています。

現代社会は今、日常的に様々なストレスにさらされる事が避けられない毎日です。その人それぞれが異なる環境で異なるストレスの中で、必死で毎日を過ごしているに違いありません。

そんな中でこのリトリートは、そういった日常生活や社会生活からは少し距離を置いた環境の中で、自分自身をゆっくりと内観し、身体に優しいオーガニック食材や、地元のパワーにあふれた自然食品を食べ、無理なく身体を動かし、そこで出会う日常とは違った全く新しい人々との出会いにより、心と身体を人間本来が持つ健全なバランスを取り戻そうという考え方を元に作られている新しいプログラムです。
DK Body/ネバダ州立大学公認ピラティスのページより一部抜粋

特に、職場も、住むところも都会にある人にとってはこの言葉の定義は響きますね。

ヨコ文字が多く、言葉だけではなかなか伝わらない部分がありますが、内容に注目するとどんな企画かがわかりますし、魅力も十分に伝わってきます。

個人的に少し気になるのは、グラウンディングロード沿いにあるハーブガーデンのことです。

どんな種類のハーブが、どのように植えられているかです。

ただ、この企画自体が、ハーブが好きな人というよりも、都会の仕事の疲労を解放したい人にターゲットが向いているようにもとれるため、ハーブの部分へのこだわりは未知数です。

リトリートというコンセプトの中に、ハーブが取り入れられるという流れは、今後加速していきそうな予感がします。

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