先日、アロマディフューザーの機能が組み込まれた上質な睡眠体験を実現する次世代の時計を紹介しました。(以下)
【過去記事:「香り」「光」「音」で眠りと目覚めを快適にするブレインスリープクロックとは】(2021年9月10日)
人間の心地良さを追求していく中で、もはや「香り」というのは欠くことのできない要素になりつつあることを実感しました。
「ブレインスリープクロック」は来年前半に到着する予定なので、今から楽しみです。
今日は、アロマ製品開発を手掛ける@aromaが販売する気になるアロマディフューザーを取り上げたいと思います。
これがアロマディフューザー? 70m2も香りが広がる拡散力が魅力だよ~|マイ定番スタイル
おうちにいる時間が増えてから、ルームフレグランスやお香、アロマスティック、アロマストーンなど、さまざまな香りアイテムを試してきました。 ただ、どれも良い香り以上の魅力を感じず、部屋に置いておきたいな~といった物には出会えず……。 フレグランスに対してどこまで求めるかは人それぞれですが、私は香りがいいのはもちろん、一カ所だけでなく部屋全体に香りを広げたいし、見た目も置いておきたくなるようなものがいいなと思っていたんですよね。
実験器具のようなアロマディフューザー
そこで、ついに出会ったのが、@aromaのディフューザー「orb(オーブ)」。ディフューザーらしくない、まるでフラスコのような見た目が特徴です。
アロマオイルも色が付いているので、フラスコをバーナーでふつふつ煮ているような感覚が味わえるのが、このディフューザーの魅力! 透明だから、色も綺麗に見えるのがいいですよね。
使用できるオイルは、@aromaで販売されている天然のエッセンシャルオイルが推奨されています。 ただ、他社製品のオイルも使えなくはないとのことですが、@aroma製のものよりも粘性が高いと、うまく香りが漂わないといった可能性もあるので、できるだけ@aromaのオイルを使用した方がよさそうです。 私も一度、他社製品で試しましたが、メンテナンス時に油っぽさが残ったのが気になったので、いまは@aromaのものを使用しています。
電源のツマミで拡散力を調整
使い方はとてもシンプル。台座にフラスコを取り付けます。このとき、割れてしまう恐れがあるので、グッと押し込まずに優しく挿してあげるのがオススメです。
その後、アロマオイルをフラスコ内に数滴いれ(注油量は最大10ml)、サイレンサーと呼ばれる吹き出し口を取り付けます。 セットが完了したら、電源であるツマミを回せば、オイルの拡散がスタート!
このツマミで拡散力を調整できるので、広い範囲まで拡散したいときはMAXまで回して、デスク回りくらいでいいかな、といったときは少し回せばOK。 ちなみに、オイルの消費量はツマミが最大になっているときで、1時間約1mlほど(使用環境やオイルの種類により異なるとのこと)。 さらに、ディフューザーをつけっぱなしにしていると、2時間で自動停止する機能がついているので、オイルが無くなってしまっても稼働し続けることはありません。
動作音は若干ありますが、ジーッと小さな音がするだけで、生活しているうえで一切支障はない程度です。
拡散範囲が広すぎる!
驚きなのは、これだけ手のひらくらいの小さな見た目の割に、拡散範囲がとても広いのです。 たとえば、無印良品の「超音波うるおいアロマディフューザー」だと約12〜15畳であるのに対して、オーブはなんと、約40畳(70㎡)。 一般的な1人暮らしの1K、~30㎡くらいなら余裕で部屋中がいい香りに包まれます。
気になるところ:ポータブルではない
公式サイトの画像等を見ていると、最初は「これケーブルなしでも使えるんだ!」と思っていたのですが、残念ながらポータブルではありませんでした。
ツマミのしたにUSBケーブルを挿すところがあるので、そこにケーブルをセットしながら使用します。 コンセントが近くにないと使えないというところだけ、ちょっと惜しいな~と感じているところ。
セッティングからメンテナンスまで楽しい
週1回ほど、無水エタノールをフラスコに注いで拡散させてから洗い流すといったメンテナンスは必要になりますが、それすらも実験感覚で楽しいんですよね。 アロマオイルをフラスコに注いでツマミを回し、オイルがミスト状になっていくその様子を見ているのも、コーヒーを淹れるような感覚と似ている気がします。それがこのディフューザーの醍醐味だなと。 お部屋にフレグランスアイテムを導入するか検討しているひとは、ぜひチェックしてみてくださいね~。 orb(オーブ)[@aroma]
※Roomieの2021年9月10日の記事(https://www.roomie.jp/2021/09/754860/)より抜粋
アロマの拡散力の強さが魅力的ですが、そのパワーが生まれる秘訣はフラスコ型のデザインにあるのでしょうか。
とても気になります。
実験好きの人にとってかなりそそられる製品であり、インテリアとしても優れていると思うので、リビング用として検討してもいい一品だと思いました。