日々、日本だけではなく、世界中のハーブガーデンの情報についてはアンテナを張っているのですが、先日、ある情報に目が留まりました。(以下)
企業別の紹介ページで目に留まったのは「銀座ロフト」。遊休地だった屋上緑地スペースを活用して無農薬でハーブを育てている。週に2回ほど近隣のレストランのシェフたちがハーブを収穫しにやってくるそうだ。銀座ロフトの1階のカフェでは収穫したミントを使ったモヒートが飲める。意外にも都会のど真ん中で地産地消が生まれていた。
※Bookウォッチの2020年8月2日の記事(https://books.j-cast.com/topics/2020/08/02012522.html)より一部抜粋
今まで、ビルの屋上の菜園で野菜を育てているという情報に触れたことはありましたが、ハーブメインの屋上ガーデンの情報については聞いたことがありませんでした。
この銀座ロフトの屋上にあるガーデンは、「銀座ルーフガーデン」と呼ばれ、昨年(2019年)始動したばかりのようです。以下に、始動した時の記事を貼ります。
銀座ロフト、屋上緑地で無農薬栽培&地産地消の「銀座ルーフガーデン」始動!
銀座ロフトは、 銀座ベルビア館(運営:三井不動産商業マネジメント株式会社)の屋上緑地を利用した「銀座ルーフガーデン」を始動すると発表した。
銀座ロフトは、 ファーマーズシップ合同会社(東京都世田谷区/代表:村上滋隆)の運営協力を得て、 キーテナントとして入居している銀座ベルビア館の屋上にて、 無農薬栽培を始めた。
収穫したハーブ等は、 銀座ロフトの カフェ やイベント での飲料 メニューとして 提供したり、 食材として 販売 を行う。
また、 今後は徐々に収穫量を増やしていき、 銀座ベルビア館内の飲食テナントや近隣・周辺飲食店へのエリア販売をするべく、 ささやかながら銀座の地産地消に取り組めるように活動を進めていく。
尚、 この度、 「銀座ルーフガーデン」の 初収穫祭として 「モヒートナイト」を開催 いたします。 沢山の陽を浴びて育ち初収穫された < イ エ ルバ ・ ブエ ナ を 使った スペシャル モヒート > をお楽しみ頂ける。
<銀座ロフト 「 銀座ルーフガーデン 」 概要>
所在地 : 銀座ベルビア館 屋上(地上48メートル・約30平方メートル )
運 営 管理 : 銀座ロフト
運営委託先 : ファーマーズシップ合同会社(代表:村上滋隆) ハーブ等の植付け、 水やり等、 収穫時期指導管理
活動日程 : 6月28日(金)植えつけ/8月末初回収穫(予定)/9月上旬より販売開始< 村上 滋隆(むらかみ しげたか) 氏 プロフィール >
2012年ファーマーズシップ合同会社 代表・食文化プロデューサー
全国各地で食事会の開催やワークショップ、 レストランシェフの生産地視察ツアーなど実施。 2012年ファーマーズシップ合同会社を設立、 専業化。 農家を1つ1つ見学し、 旬のこだわりの美味しい農産物を販売。 2018年から農家×シェフ×障害者福祉施設のコラボジャムを製造販売。 2019年から地元世田谷でハーブ畑をスタート、 パティシエ、 シェフとコラボジェラート、 コラボメニュー開発に取り組む。※農ledge(ノウレッジ)の2019年8月21日の記事(http://nou-ledge.com/2019/08/21/190821_press_release1/)より抜粋
銀座ルーフガーデンの運営委託先であるファーマーズシップ合同会社の代表 村上 滋隆氏のプロフィールを見ると、ガーデンから収穫されるハーブの品質にも大きな期待が持てますし、今後の展開も楽しみです。
ここで、一応、東京都内に、建物の屋上にハーブガーデンを設けている場所が存在するか確認してみたのですが、東京・上野の国立科学博物館の地球館屋上にあることがわかりました。
以下に、訪問者がアップしたブログ記事を貼りますが、しっかりと整備されたハーブガーデンであることがわかります。
(2017年の記事)
(2009年の記事)
都会の中のハーブガーデンの存在は、より多くの人がハーブの魅力に触れることができる接点になるので、今後も増えていってほしいです。