AEAJ(日本アロマ環境協会)が公開している「在宅勤務でのアロマ活用法」について

※広告

私自身、約2ヵ月完全な在宅勤務状態を経験している中において、「仕事の本質」を見極めるこんなにいい機会がないなあと感じることが多いです。

「今まで会うことが大事だと思っていたけど、完全なリモートでも回る仕事だったんだな」とか、

グループの中での、他の人同士のチャットのやり取りと見ている中で、

「この人、今まであまりやり取りしていなかったけど、こういう仕事の仕方をする人だったんだ」とか、

チャット空間の中で文字で残っていくので、相手の仕事への姿勢・考え方に気付きやすくなった側面もあると感じました。

企業文化・業界特性によって、リモートワークになってもほぼ問題なく機能するところと、機能しにくいところがあるとは思うものの、リモート化の流れは、コロナ後も止まることはないだろうと思います。

この流れを受け、部屋の空間を良くしていこうという意識が強くなってきているので、デスクの椅子、PC関連機器、音響機器、ベッド等も見直していくことにしていますし、部屋の中での「アロマ活用法」も身につけていきたいと思っています。

そんな中、先月、AEAJ(日本アロマ環境協会)が「在宅勤務でのアロマ活用法」についての提案を行なっていたことを知りましたのでご紹介します。

集中力アップや、運動不足による肩こり・腰痛に!
在宅勤務でのアロマ活用法

公益社団法人 日本アロマ環境協会(略称:AEAJ、東京都渋谷区)は、新型コロナウイルスの影響で多く
の方が在宅勤務を行う中において、アロマテラピーを活用して快適に仕事を行う方法を提案します。

アロマテラピーで用いられる精油(エッセンシャルオイル)は、花や葉、果皮など100%植物から抽出さ
れる香りのエッセンスです。精油は嗅覚を通して脳に伝わることで、自律神経にはたらきかけ、心身にさまざ
まな作用をもたらします。アロマテラピーを活用して、在宅勤務においても快適に過ごしましょう。

【活用法① 朝、仕事モードに切り替えるとき】
自宅での作業でも、気持ちを仕事モードに切り替えてメリハリをつけて臨みたいもの。そんなときには、ぜひ香りの活用を。朝の始業前には、交感神経を優位にすることが実験で確認されているグレープフルーツ精油や、ローズマリー精油がおすすめ。毎日同じ時間に同じ香りを嗅ぐことで、気持ちにスイッチを入れることができる。

【出典】大野博美、他(2007)グレープフルーツの香りの吸入が課題遂行に伴う集中力低下を防ぐ.Aroma Research8(2):168-171

▲専用のディフューザーがなくても、コットンや
ティッシュに精油を1~2滴たらすだけ香らせるこ
とができる。

【活用法② 頭の回転をアップさせたいとき】
頭の回転を速めて、効率的に仕事を終わらせたいというときには、グレープフルーツ精油の香りを香らせてみて。グレープフルーツ精油の香りを嗅ぐことで、脳内の情報処理速度が速まったという報告がある。また、ペパーミント精油、スイートオレンジ精油を香らせながら小学生が100マス計算をおこなったところ、誤答率が下がったという研究結果も。集中力を高めたいときに活用してみてはいかがだろうか。

【出典】 大野博美、他(2007)グレープフルーツの香りの吸入が課題遂行に伴う集中力低下を防ぐ.Aroma Research8(2):168-171 /熊谷千津、 他(2015)小学生の計算力と気分に与える精油の影響.アロマテラピー学雑誌.Vol.16, No.1:7-14

【活用法③ 運動不足で肩こりや腰痛が気になるとき】
在宅勤務は運動不足になりがち。同じ姿勢を続けていると、血行不良になり、それが肩こりや腰痛を引き起こしてしまうことも。仕事が終わったら、気持ちや身体をリラックスさせてくれるネロリ精油やラベンダー精油を香らせて、ゆったりとしたバスタイムを

【出典】 西村伸大、他(2009)ネロリの香りの精神的ストレス負荷に及ぼす影響. Aromatopia 18(4):12-14 /伊藤佳保里、他(2009)ラベンダーオイルを用いた足浴が生体に及ぼす影響. 形態・機能7(2):59-66

【安全にアロマテラピーを楽しむために】
アロマテラピーを安全に楽しんでいただくため、下記の点にご注意ください。
①精油は、少量でも皮膚に刺激を与える可能性があります。精油の原液を直接肌に塗らないように注意してください。また、必ず使用量を守ってください。
②刺激を感じたら、使用を中止しましょう。また、目の周りや皮膚の弱いところへの使用は控えてください。
③3歳未満の乳幼児には、芳香浴(空気中にディフューザーなどで精油を漂わせる方法)以外はおこなわないようにしましょう。3歳以上の子どもでも、大人の使用量の1/2程度までを限度として使用しましょう。
④妊産婦やお年寄り、既往症のある方は、専門家にご相談の上ご使用ください。

AEAJ(日本アロマ環境協会)の2020年4月21日のニュースレター(https://www.aromakankyo.or.jp/pdf/news/1326/2020421_zaitakukinmu_v3.pdf)より抜粋

この記事を見て、急激に「グレープフルーツ精油」が気になってきました。というか、グレープフルーツ精油は今までほとんど活用したことがありません。

グレープフルーツ精油に関する情報は、以下のサイトが充実しています。

↑のサイトの中で、実験・効能に関連する内容を以下に抜粋します。

■2002年に『Journal of Japanese Pharmacology』に掲載された資生堂株式会社の実験ではグレープフルーツ精油などのエッセンシャルオイルの芳香吸入によって、交感神経活動を増加させ、気分を改善させたという結果も報告されています2002年に『Journal of Japanese Pharmacology』に掲載された資生堂株式会社の実験ではグレープフルーツ精油などのエッセンシャルオイルの芳香吸入によって、交感神経活動を増加させ、気分を改善させたという結果も報告されています。

■グレープフルーツの香りの主成分であるリモネンは唾液分泌を促すことによる消化促進作用や、健胃・整腸など消化機能のサポートが得意であると考えられている成分。

■2003年には新潟大学医学部からグレープフルーツの香りが白色脂肪組織(WAT)に対する交感神経活動を増加させたことを観察し、脂肪分解の増加および体重増加抑制に役立つ可能性を示唆した報告もなされています。

■グレープフルーツ精油は血液やリンパ液の循環を促す働きが期待できる精油

気になる記述が多いので、自分自身が長期的に検証していく中で、在宅勤務に合っているか否かを判断していく必要があると思いましたので、早速グレープフルーツ精油を購入しました。

在宅勤務が増えていく今後の流れにおいて、アロマへ向き合う時間が増えていくと思いますので、今後様々な観点で検証をしていきたいと思います。

Like! Provence – プロヴァンスが大好きな、貴方へ。(バナーをクリック!)

名前 (必須)メールアドレス (必須)サイト

コメントを残す