ヨーロッパのフランス等では、身体の不調を感じたときに、専門の薬剤師や植物療法士がカウンセリングを行ない、そのひとの症状に合わせたハーブを処方してくれる「ハーブ専門薬局」(エルボリストリ)へ訪れる人が多いようなのですが、まだ行ったことのない私にとっては、体験をしてみたい場所の一つです。
2018年8月に、大分県に日本版のエルボリストリとして「ハーブ・フォー・ユー(Herb for you)」が開店した時のことを取り上げたのですが、今後、日本の中で同様のショップの広がりを予感させる内容でした。
【過去の参考記事:日本版エルボリストリ(ハーブ専門薬局)開店。大分県の薬剤師によるハーブとアロマの店「ハーブ・フォー・ユー」】
個人的にはこういうお店が、全国的に広がっていくことを心から期待しているのですが、昨日、”医療アロマ”を取り扱うアロマ専門店が開店したというニュースが入ってきましたので、ご紹介します。
アロマでセルフケア ヨーロピアンスタイルを姫路で体験
アロマには「美容」や「化粧品」のようなイメージが強いが、実は世界的に見れば「医療品」としての側面も持っているのをご存知だろうか。このアロマの医療的な価値に着目して営業しているのが、姫路市にある全国でも珍しい医療アロマを取り扱うアロマ専門店「shop&cafe And Herb(ショップ・アンド・カフェ・アンドハーブ)」だ。
主にヨーロッパでは、アロマは医療品としても注目されている。たとえば中耳炎や鼻炎などの症状に対して、アロマは十分に有効であると認められており、薬局などにアロマ商品が並ぶケースもある。
最初は気軽に足を運んで来たお客さんが、話をするうちに「まさかアロマでここまでできるの?」と驚いて前のめりになることが多いという。すっかり話し込んで半日以上滞在するお客さんもいるほど評判のお店だ。
医療機関ではないが、その代わり無料でもらえるアロマに関するカタログ等を参考にして自分で考えたり、同店が実施するレッスンを受けて知識を育んだうえで購入することができる。
人任せではなく自分の頭を使って入念に考えるからこその「セルフ」ケア。一見遠回りかもしれないが、奥深い道を歩むことで、知的好奇心も刺激されるだろう。「ヨーロピアンスタイルでセルフケアをするという文化をもっとたくさんの人に浸透させたい」と西嶋さんは語る。
店頭には80種類、在庫にはさらに多くのアロマが。すべて合わせると約120種の取り扱いがある。
■ ルームスプレー【777-スリーセブン-】10ml=2,250円 / 5ml=1,250円
調香師ニシジマの傑作ブレンド。かの有名な伝統のルームスプレー4711の香りのイメージを精油だけで仕上げている。■レッスン(全6回)1回=2,500円+製作経費
精油の知識から具体的な器具の紹介・使い方のレクチャーまで体系的に学べる。■ティーセット
ハーブティーやオーガニックを意識したジュースなど。それぞれ、有機のお菓子やナッツ、神戸の果物コンポートなど、相性に合わせてチョイスしたこだわりの1品がついている。500円(税別)。店内では、レッスンやリラクゼーションサロンも併設しており、非常にリラックスした空間が演出されている。
まだまだ自宅自粛要請が続く昨今だが、「家でくつろぐため」という肩肘の張らない気持ちで足を運んでもよいだろう。お店については、公式ツイッターや公式インスタグラム、またはホームページで最新情報が発信されている。
shop&cafe And Herb(アンドハーブ)
住所 兵庫県姫路市辻井7-14-22 辻井レストプラザ1階
(安室東小学校より南へ徒歩5分。辻井郵便局の真向かい)
電話 079-227-1588
アクセス JR「姫路」、山陽電車「山陽姫路」駅から車で10分。無料の駐車場あり
営業時間 9:00~18:00
定休日 不定休ホームページ https://www.andherb.com
公式Twitter @andherb_shop
https://twitter.com/andherb_shop公式instagram @andherb_shop
https://www.instagram.com/andherb_shop/※ラジトピの2020年4月8日の記事(https://jocr.jp/raditopi/2020/04/08/39248/)より抜粋
とても興味深い場所です。shop&cafe And Herbのホームページでは、このお店をより深く理解するのに役立つ情報が記載されていますので、以下にコンテンツのリンクを貼ります。
■アロマカウンセリング
■取扱商品
■カフェメニュー
■講座情報
店主の西嶋さんのアロマに対する向き合い方を感じることができ、評判がいい理由が理解できる内容だと思います。
shop&cafe And Herbのある兵庫県姫路市と、神戸市、淡路市、及び、香川県小豆島、岡山県岡山市の位置関係は以下のようになっています。
この一帯は、ハーブ・アロマに関わる人にとっては非常に魅力的です。
【過去の関連記事:神戸布引ハーブ園の初訪問レポート【ロープウェイ~ウェルカムガーデン編】】
【過去の関連記事:「香りの文化」が根付く淡路島にて、お線香の原料など、様々な香りにまつわる展示に出会いました。】
【過去の関連記事:はじめての香川県・小豆島旅行記【小豆島オリーブ園(日本最古のオリーブ園)編】】
【過去の関連記事:「幻の日本薄荷(はっか)」を復活させ、宿場町として栄えた街に新たな観光資源を提供する岡山県の「矢掛ハッカ普及会」。北海道のハッカのルーツは岡山県にある?】
shop&cafe And Herbは、今の状況が落ち着き次第、必ず行きたいと思います。