ゴールデンウィーク(GW)が終わりましたが、私の家(神奈川県横浜市)の庭のハーブを観察している中で、GWの後半あたりからハーブの成長パワーがグッと溢れ出してきたように感じています。
ここ最近は一日一日、植物の成長における変化がしっかりと感じ取れるようになってきて、庭に出るのがどんどんと楽しくなってきています。
関東ではあと一ヶ月ほどで梅雨に突入という流れなのですが、北海道出身の私にとっては高校卒業後に上京して以来、関東の梅雨というは快適に過ごすのが難しく、梅雨の季節が近づくと「あ~いやだな」と思うことが多いです。
(関東出身の人でも、梅雨はあまり好きになれないと思いますが。。)
昨日、アロマを活用した新しい商品の情報が入ってきたのですが、「人が不快だと感じる季節(日)に対するアロマの活用」という切り口における異業種連携の可能性を感じた記事でしたのでご紹介します。
“バラ”の香りで梅雨も快適? 傘のアロマカバーを新開発
梅雨の季節へバラの香りが漂う傘カバーはいかが? 平塚市内の異業種の商店と町工場、農家がタッグを組み、平塚産のバラの香りがする「アンブレラアロマカバー」を開発、7日から販売を開始した。湘南の海をイメージしたデザインと香り。関係者は「雨の日でも快適な気分で過ごしてほしい」と新製品を売り込んでいる。
新商品の傘カバーは香料が閉じ込められた10ミクロンほどのマイクロカプセルがすり込まれ、手でさするとカプセル表面の樹脂が破れて匂い立つ仕組み。香りは3カ月から半年間続くという。
カバーを折りたためば長傘でも折りたたみ傘でも使用できる。チェック柄やストライプ柄など16種類計100個を作製した。
開発に携わったのは傘専門店「こばり」(同市明石町)と、マイクロカプセル製造を専業にする「日本カプセルプロダクツ」(同市大神)、食用バラを栽培する「横田園芸」(同市城所)の3事業者。
傘の盗難や捨てられることが多いことから「傘を大切にしてほしい。香りのある傘カバーなら大事に使ってもらえるし、店の中などでも傘を持って入れる」というこばりの片山浩江店長(56)のアイデアがきっかけとなった。市が仲介や支援する「産業間連携ネットワーク」を通じ3者が昨年7月にプロジェクトを立ち上げた。
県内でもトップクラスのバラの生産量を誇り「バラのまち」とも標榜(ひょうぼう)する平塚市。横田園芸の横田敬一代表(53)が香りの監修を行い、4種類の食用バラを組み合わせた「平塚ローズ」のアロマを完成させた。このアロマを日本カプセルプロダクツの平塚工場でマイクロカプセルに詰め込み、カバー生地に塗料とともにプリントさせた。
「ゴージャス感を出さずに平塚らしいさっぱりとした香りがつくれた」と横田代表。異業種同士の連携に平塚工場の舘岡祐幸工場長は「こだわりのある商店との連携は企業として刺激にもなる。平塚全体で『平塚ローズ』のブランド化を進めていきたい」と期待を寄せた。
片山店長は「父の日や母の日のプレゼントにもどうぞ」と話している。傘カバーは「こばり」の店頭で販売。問い合わせは同店電話0463(21)3489。
※カナロコ by 神奈川新聞の2019年5月8日の記事(https://www.kanaloco.jp/article/entry-165999.html)より抜粋
店頭での販売しか行なっていないということですが、どんな香りがするのか、どんな商品なのかを実際に手に取って確認してみたいです。
確かに母の日のプレゼントには喜ばれそうな感じがします。
あと、神奈川県民でありながら、平塚市が県内トップクラスのバラの生産量だということを全く知りませんでした。
平塚市のホームページを見てみると確かに「バラのまち平塚」と謳っています。
今回の、傘専門店・マイクロカプセル業者・園芸業者の3者の提携による商品開発のニュースは、今後のアロマの生活の中での活用範囲拡大の可能性を感じさせてくれます。
特に、日本の中では梅雨の時期(人が不快だと感じる季節)に対するアロマの活用は、多くの人びとが潜在的に求めている可能性があると思います。
今後が非常に楽しみなトレンドだと思いますので、引き続きウォッチしていきたいと思います。