昨年4月のビール定義変更によって、ビールの製造に使用できる副原料の幅が広がり、果実や香辛料、ハーブを用いて醸造したものはそれまで発泡酒に分類されていましたが、昨年4月以降ビールとして認められるようになっています。
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法改正前から、大手のビールメーカーが改正に合わせて動き出していたことはよく記憶しています。
昨年3月の以下の記事では、ビール各社が”ビジネス拡大の起爆剤として”、法改正に対する期待を寄せていたことがわかります。
もう少しで、2018年度の大手ビール会社の決算情報が出てくるのですが、法改正の効果に対する各社の感想も聞けるのではないかと思います。
ビール製造に対する自由度が出たことで、ハーブ・スパイスの愛好者、且つ、お酒も好きな人にとっては、「どんな面白いビールが出てくるんだろう」と期待を寄せている人もいると思うのですが、私もその一人です。
そんな中、ちょうど今週、面白いコラボ情報がありましたのでご紹介します。
秋田)田沢湖ビールが「龍角散」とコラボ 限定発売
株式会社わらび座(秋田県仙北市田沢湖卒田)の事業部門の一つの田沢湖ビールは18日から、製薬会社の龍角散と連携して開発したクラフトビール「DRAGON HERB WEISS(ドラゴンハーブヴァイス)」を限定発売する。330ミリリットル瓶と15リットルのたる(業販用)で販売し、初回生産量は1千リットル。
国際ビール大会で金賞を受賞した「バイツェン」をベースに、美郷町産のカミツレを含む龍角散のハーブパウダーを副原料に使った。ライトエールでアルコール度数は5%。味は「フルーティーでやわらかい味わいの中にハーブが香る、新しいタイプ」という。
県産の副原料を探していた時、龍角散と巡り合ったという。330ミリリットル瓶入りは税別475円。県内の酒販店、スーパー、コンビニや、わらび座オンラインショップで購入できる。問い合わせは田沢湖ビール(0187・44・3988)へ。(村山恵二)
※朝日新聞DIGITALの2019年4月11日の記事(https://www.asahi.com/articles/ASM4856QFM48UBUB00Q.html)より抜粋
以下のわらび座オンラインショップで、4月18日から購入ができるようになるということですね。
新しい味という記述があるので、販売が開始されたらぜひ飲んでみたいと思います。