『ラム肉のジュニパーベリー風味』ジュニパーベリーを肉料理に活用するという発想。

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先日、東京・荻窪にあるスパイス専門店「東京スパイスハウス」主催の、”森のうえスパイス教室夜の会”というイベントに参加してきました。

”夜の会”なので、どちらかと言うと”夜のお酒のおつまみに合う”スパイス料理に比重を置いたものでした。

様々な情報を吸収できたので、数回にわたり連続で記事にしようと思ったのですが、聞いた情報に対して自分自身が調査し、深い知識に落とし込んだ上で記事にしたい想いがありますので、不定期にはなりますが今後分けて記事にしていきたいと思います。

今日は、その時のメインのスパイス料理として振舞われた肉料理のことを取り上げたいと思います。

その肉料理の名前は「ラム肉のジュニパーベリー風味」

ジュニパーベリーと言えば、ジンの香りづけに使われているスパイスで、知っている方も多いと思います。

成分としてはαピネン(みょうがに多く含まれる成分)が最も多く、消化不良改善や感染症の予防などに効果があると言われています。

※ジュニパーベリーの概要は以下の記事がよく纏まっています。

ジュニパーベリーを肉料理に活用するというのは、個人的には初耳でとてもインパクトのある内容だったのですが、

上の記事を見ると「肉料理やソースのスパイスとして利用されています」という記述があるので、スパイスの専門家の間では一般的な内容だと思います。

ただ、今回食べた「ラム肉のジュニパーベリー風味」が激ウマで、今後自分でも作っていきたいと思えたので、取り上げたいと思います。

ラム肉・ジュニパーベリー(粉砕する)・パンチプロン(ミックススパイス)・レモングラス・レモン果汁(ラム肉6本に対して小さじ2)・塩(ラム肉6本に対して小さじ1)を混ぜて2時間くらい漬け込んでおくとこんな感じ。ヨダレが出てきます。

パンチプロンは、「コリアンダー・クミンをミックスすることで代用することができる」という説明がありました。

ネット上では、日本語の情報は非常に少なく、「インドカレーに不可欠なクミンやフェンネルなど5種のスパイスミックス」という情報くらいしか探せませんでした。

パンチプロンのアルファベット表記がわからないので、アルファベット表記がわかり次第、英語のサイトも確認したいと思います。

油にホールスパイス(クミンホール・フェネグリーク・マスタード)を入れ、ほのかに色づいてきたら、、
漬け込んであったラム肉を投入します。
良い香りがプンプン漂ってきたら、、
(ラム肉6本に対して)”クミン 小さじ1・コリアンダー 小さじ2・ターメリック 小さじ1/2・カイエンペッパー 小さじ1/2・ガラムマサラ 小さじ1”のパウダースパイスを投入し、しっかり炒めると、、
こんなに美味しそうな焼き上がり。(ラム肉のジュニパーベリー風味以外は、追ってご紹介する予定)

ラム肉をほお張った瞬間、参加者全員が大絶賛。肉の風味とスパイスの風味がジューシーなタレと油の中でひしめき合い、全てのバランスが絶妙で何本も食べたくなってしまいました。

ジュニパーベリーが入っていることで、恐らく味のコクが深まっていて、ジュニパーベリーを抜いて調理すると軽めの風味になるのかな?と思いました。

ただ、今回使用されていたジュニパーベリーは東京スパイスハウスさんで仕入れているものなのですが、品質がよく、私自身も今まで食べたジュニパーベリーの中で一番美味しかったです。

スパイスの品質も当然重要な要素なので、その点にも気を配りつつ、ジュニパーベリーを活用した肉料理は色々とトライしてみようと思います。

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