「朝ご飯を通じて世界を知る」”ワールド・ブレックファスト・オールデイ(World Breakfast All Day)”というレストランが気になります。

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ハーブ・スパイスのことについて日々学びを深めていく上で、海外の食文化への理解を深めていくことはとても大事なことだと感じています。

中東、地中海沿岸全域、中南米などの食文化を少しずつ情報を取得していくなかで、「こんなにも食生活の中で、ハーブ・スパイスが深く浸透しているんだ」ということに気づかされます。

また、同じハーブであっても、それぞれの国の気候・環境によって独特の文化が形成され、その中で培われた食文化も異なってくることによって、活用のされ方が全く異なってくることも本当に面白いです。

ある特定のハーブの活用方法の様々な側面を知ることは、そのハーブの持つ本質的な特性を把握する上ですごく重要な気もしてきています。

つい先日も、Instagramを見ていたときに、愛知県春日井市にある「ナスタラン」というハーブティーとペルシャ料理のお店の投稿を見ていたのですが、初めて見る情報ばかりでとても勉強になりました。

日本人であっても、日本料理に驚かされることは多いので、世界中の食文化を知り尽くすということは限界があると思うのですが、今後も日々様々な情報をキャッチしていきたいと思います。

そんな中、世界の食文化を理解していく上で定期的に活用していきたいと思えるレストランがあることを知りましたのでご紹介します。

そこは、東京・外苑前と原宿にある【ワールド・ブレックファスト・オールデイ】というレストランです。

About US“のページを見てみたいと思います。

What is breakfast?

日本の朝ごはんといえば、白いご飯と味噌汁、納豆や海苔、そして焼き魚や玉子などが定番でしょう。手に入りやすい食材、栄養のバランスが取れていて、飽きない、日本人には完成された朝ごはんの献立です。昼ごはんや夜ごはんは毎日違う料理を食べますが、一方で朝ごはんは毎朝同じようなものを食べる習慣があります。世界各国にはそれぞれの国に決まった朝ごはんメニューがあります。

Japanese breakfast

四方を海に囲まれている日本。海苔やワカメのほか出汁に使う鰹や昆布、煮干しに至るまで、朝ごはんには海産物がたくさん使われています。またかつて動物の肉を食べなかった日本では、味噌や納豆といった大豆製品からタンパク質を補っていました。また何と言っても日本の食卓に欠かせない白いご飯は2000年以上も前から食べている日本の主食です。

Breakfast around the world

ワールド・ブレックファスト・オールデイのメニューはそうした世界各地の伝統的な食文化が凝縮した朝ごはんのメニューです。伝統的な朝ごはんは世界的に消えつつありますが、そこには歴史や、文化、栄養、生きることを楽しくしてくれるヒントがいっぱいつまっています。ワールド・ブレックファスト・オールデイで朝ごはんを食べる体験を通して、世界の文化に触れる特別な体験をして頂けたらと考えています。

朝ごはんのメニュー開発には、大使館や政府観光局といった各国政府機関や航空会社のほか、東京在住の現地出身の方にご協力頂いています。現地の方から朝ごはんを教えていただく体験は、等身大の文化を感じる素晴らしい体験です。その楽しさや各国それぞれの素晴らしい文化を朝ごはんを通してお客様にもお伝えしていきたいと思っています。

素晴らしいコンセプトだと思います。

メニュー構成を見ると、2か月単位で特定の国にフォーカスした特集メニューと、レギュラーメニューに分けられていることがわかります。

2019年2月・3月はイランの朝ご飯を特集しています。

上のページの中にある「イランの食と文化」のリンクがとても面白いので以下にリンクを貼ります。

自分の中で一つの楽しみが生まれました。

朝の時間帯にレギュラーメニューを一つずつ試しながら、特集メニューもじっくりと楽しんでいきたいと思います。

私自身は、ハーブ・スパイスとの関わりという切り口で一品ずつ研究していく場として活用していきたいと思います。

【ワールド・ブレックファスト・オールデイ】のお店の情報

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