今年の冬は、blue chiffonのボタニカルアロマキャンドルに出会い、キャンドルに対する世界観の認識が大きく変わりました。
香りがよくて、見た目も美しいキャンドルがリビングや食卓にあるだけで、家族との時間がさらに充実した気分になりますので、「キャンドル選びは楽しい」ということが深く理解できた感じです。
【過去の参考記事:とても素敵なクリスマス用のボタニカルアロマキャンドル(ソイキャンドル)が自宅に届きました。】
blue chiffonのキャンドルは、ハンドメイド・手作り・クラフト作品の通販、販売サイト「Creema」で購入したのですが、先日、東京・二子玉川へ行った時に、「暮らしとクリーマ」という常設の店舗があることを知りました。
創造力が刺激される空間で、とても面白かったです。
北海道の札幌、東京の新宿・二子玉川の3つの常設店舗があることがクリーマのホームページで確認が取れます。(2018年12月22日現在)
自分の好みのキャンドルを見つける上で、Creemaはいいプラットフォームだと思いますが、先日、「冬のキャンドル図鑑」と題したスタイリストの記事で、海外ブランドのキャンドルを紹介している内容を見つけました。
日本人の感覚とは全く違う感性で作られたキャンドルは、日本人の私から見ると大きな刺激を受けるものばかりだったのでご紹介したいと思います。
以下にご紹介するブランドは、以下の2つの記事(前編・後編)からキャンドル情報のみを抜き取ったものになります。
(記事1)「冬のキャンドル図鑑」この冬の匂い、この冬の記憶をつくる香り。
(記事2)冬のキャンドル図鑑(後編)この冬の匂い、この冬の記憶
Démodé
パリで見つけたキャンドル。
それは、BonpointやMerciの創設者のご夫婦が新たに手がけたサンジェルマンのグルネル通りにあるお店の匂い。3つのキャンドルが焚かれていて、こじんまりとした店内に混じり合った記憶の香り。
それは、N.13 Fig Leaf
「木の下に座っていたら、温かい午後の風が吹き、良い香りがした、夏の思い出の香り」
N.12 Smoked Tea
「暖炉と中国茶の香りがミックスした冬の家の香り」
一番お気に入りはN.11 Dry Grasses
「刈られたばかりの干し草と、言葉で説明しがたいナツユキソウのトップノート」花言葉は“魅せられて”…..西洋夏雪草、夏の雪なんていう名前の可憐な花はアーモンドのような花の香りがする。
一度焚いたら、忘れられない香りAYDRY&CO.
ロサンゼルス郊外のスタジオでひとつひとつ丁寧に作り上げられるエイドリーのキャンドルは、耳を澄ますとウッドチップの芯が燃える音が囁くように聞こえてくる。
私の一番のお気に入りは『JAPANESE YUZU』
きっと苦手な人はいない誰もが癒される心地よさ、香りの広がりがとにかく素晴らしいの!!ぜひ試して欲しい香り、お一つどうぞ。
お店にセレクトした香りは8つ、その中からさらにここで私が選ぶNo.2は、『SHOOTING STAR』
レモンバーベナ、オークモス、ベルガモットの明るい柑橘系に、ウッディーなムスクの気持ちを高めるようなアロマティックブレンドで、気の利いたネーミングがギフトにも喜ばれそう!
No.3は『BOHEMIAN FOREST』
自然欠乏症の人に贈りたい、フレッシュパイン(松)とシダーウッドとワイルドベリーの、心地よいアーシーな森林浴ブレンドL’OBJET
パリのセレクトショップ、レクレルールなどで展開しているブランドで、私のファーストL’OBJET(ロブジェ)は、その香りに高揚した“ROSE NOIRE”のバスソルト。記憶をかきたてて、感覚を高めるために作られているというその香りに頷きすっかり虜に..(笑)そしてそのロブジェからキャンドルをバイイング!!ナンバーの付けられた白い陶器にゴールドの蓋は使用時にはボトムにピタッリと馴染むつくりになっていて、このあたりもインテリアブランドらしいセンスの良さ‼︎
それぞれの個性的なNO.には、69、ローズやジャスミンの女性らしさが際立つ魅力的で大胆にも思えるその香りには、インテリアにも映えるキャンドルの陶器の後ろ姿にぷっくりとした唇のキスマークが♡
6、ジャスミンの甘い香りにナツメグやクミンなどのスパイスが素晴らしく溶け合う、新しい朝、6amの香り。
75、あたたかな紅茶香る、レモンゼスト、コリアンダーシードをトップノートに、ヘイ、パチュリ、アンバー、ロシアレザーのオリエンタルでなんとも麗しい香り
SELETTI真っ赤な陶器に、真っ白な猫。
くしゃっとした表情がなんとも愛らしくてキュンとするこのキャンドルは、イタリア発のホームプロダクツブランドSELETTI(セレッティ)とアーティストとのコラボレーションシリーズのもので、使用後は、湯煎してきれいに拭き取り、綿棒や、コットン、リップやマスカラなど、コスメティック小物を入れたり、カトラリーやナプキンを入れてもお洒落!フラワーベースとしても可愛い。
100%天然ワックスのキャンドルに、レモン、レッドフルーツ、ダマスクローズのスイーツのような甘い香り。
来年は、赤と白が開運カラーのようですよ!ぴったり。CIRE TRUDON
左DADA、右MANON ¥9500/La Boutique Fantasque(MAISON DE REEFUR)
シールトゥルドンのキャンドルは美しいグリーンのハンドメイドのグラスで皆さまもすっかりおなじみだと思いますが、ずいぶん長い間愛用している私の定番キャンドルでもあります。
お気に入りの、お茶、ミント、ユーカリ、ヴェチバーが素晴らしいバランスで重なり合い、濃厚でありながら爽やかな香りのDADAはバスルームに、寝室には副交感神経を優位にするラベンダーとオレンジが香るMANONを。このMANONは、湿度のあるパウダリーさが独特なまあるい香り。VEREMUNDO HOME
100%植物由来で、香りは、温かみのあるウッディなスパイシーさで深みがあるサンダルウッド。興奮した神経を落ち着かせ鎮静させてくれ、心の調和を取り戻すような香り。スペインのリサイクルガラスで作られた、ほっと安心させられるような、手作りならではの歪さがいい、香りとともにホリデーシーズンにぴったりな星型のキャンドルです。
ROYAL BOTANIC GARDENS KEW
甘い花の香りに酔いしれたいそんなときにおすすめなのは、地球上で花を咲かせる植物種の10分の1以上、700万種以上の保護植物を収集している世界有数の植物園、世界遺産にも登録されているロンドン王立植物園、通称キューガーデンで作られているキャンドル。花々の香りは女性としての喜びやしなやかさ、艶やかさを呼び起こしてくれるような、ストレスに枯らされそうな女性性を高める香り。キューガーデンの紋章がデザインされた素敵なパッケージはギフトにもぴったり。
fabric copen hagen
上質な素材にこだわったベッドリネンの製作からスタートしたファブリックコペンハーゲン。オーナーデザイナーが纏う、とろみのあるシルクヴェルベッドのガウンに一目惚れして購入したお気に入りブランドのキャンドルをご紹介‼︎
ここにピックアップした空間を彩るセンスのよい香りはOceanからはじまる。青く広がる海を感じさせる「Ocean Air Winston 」ユーカリがベースのシーグラスをイメージした爽快感のあるフレッシュな香り。「Ocean Elf Ella」ヴァニラが心地よく漂う、ビーチ・フラワーをイメージした香りと説明されたけど、ビーチフラワーって可愛い女の子たちのことかしら?笑)
FORNASETTIイタリアの画家であり、インテリアデザイナーや、彫刻家として知られるフォルナセッティのキャンドル。鎮静作用のある深いスモーキーなスギの香りと落ち着きのあるラベンダーと、心身の疲労回復や不安・抑うつ状態の改善などにも役立つタイムのブレンドで男性にもオススメの香り。使用後は、ラグジュアリーなインテリア小物としても使えます。
ROSY RINGS
季節の草花やドライフルーツを贅沢に詰め込んだキャンドルは、二層構造になっていてキャンドルの炎が下がるほどに、内側から植物を照らす美しいキャンドル。私の一番お気に入りは「FOREST」シトロン、ゴールデンラズベリー、ジンジャーをアクセントに、セージやシダーの香りをブレンド。森の小道を散歩しているようなウッディーでフレッシュな香りに癒されます。「PEONY&POMELO」は、鮮やかなピオニー(芍薬)ペタルと、ピンクポメロにアップルの花、満開の花が咲き乱れる夏の庭園を想わせるようなみずみずしい香り。「ROMAN LAVENDER」はフレッシュラベンダー、ローズマリー、バジルとオリーブリーフを束ねたブーケの爽やかさに、野生のアイリス、コースタルサイプレスがそっと寄り添い落ち着きを与える心地良いハーバルノート。自然の美しさを暮らしの中で身近に感じて欲しい、という願いを込めてハンドメイドで作られるキャンドルからは豊かな自然が広がるコロラド州のエナジーまで感じられそう…
キャンドルを生活の中で使用する文化が長く定着している欧米のブランドだけあり、重厚感というか落ち着きを感じる作品が多いです。
また、キャンドルに使われているパーツ、デザインも斬新なものが多いです。
陶器に入ったキャンドルというのも日本ではあまり普及していないようにも思います。
来年にかけてキャンドル選びももっと楽しくなっていきそうです。