昨日まで、東京渋谷区青山の国連大学前広場で開催されているFarmer’s Market@UNUで出店されていた魅力的なお店を紹介しました。
やはり、実際に足を運ぶことで得られる情報量というのは凄いです。
本とかネットとかで一番欠けているものは、『その場の雰囲気』です。
お店の人とのコミュニケーションの中で、その人が話している内容と伝わってくる情報(雰囲気)のズレが無いかは私にとっては非常に重要です。
ズレがある場合は、ほとんどが表面だけのコミュニケーションなので、心に伝わってくる情報というのは非常に少ないです。
その分、Farmer’s Market@UNUという場では、様々なお店が入り混じっていますので、お店毎のスタンスの差がダイレクトに伝わるため、そこが非常に面白いポイントかもしれません。
先日ご紹介した【ラヴァンドの小径】の古郡さんのお話によると、6月になると朝採れの生ラベンダーをFarmer’s Marketへ持ち込まれるそうですので、そのタイミングで改めて行ってみようと思います。
店舗も色々と入れ替わっているとも思いますので、それもまた楽しみです。
ところで、Farmer’s Market@UNUの隣で、3月17日~18日の2日間行われていたTea for Peaceのイベントでいくつか面白いティーショップを見つけたのですが、今日から2、3店ご紹介します。
今日は、『Steven Smith Teamaker(スティーブンスミスティーメーカー)』というお店を紹介したいと思います。
「スティーブンスミスティーメーカー」は、米国紅茶界のカリスマと呼ばれた”スティーブン・スミス氏”のフルリーフティーブランドです。
スティーブン・スミス氏は、1990年に10億ドルだったアメリカでのお茶の消費量を2011年には70億ドルに成長させた立役者の一人とも言われ、世界中のスターバックスで販売されていた「TAZO ティー」の創立者なんだそうです。
TAZO をスターバックスに売却後、彼のお茶人生40年の集大成として立ち上げたティーブランドが、Steven Smith Teamakerであり、米国お茶業界を長年牽引してきたスミス氏が、世界中の生産者から厳選した茶葉を使用したお茶は、地元ポートランドだけでなく全米や国外でも人気があるとのこと。
Tea for Peaceで出店していた様子はこちらです。
試飲したどのお茶の味も、初めて飲む味で非常に新鮮でした。
上記写真の「Green and White No.1912 ローズシティゲンマイチャ」は、「緑茶・白茶」のラインナップなのですが、東洋と西洋がミックスされているブレンドです。
参考までに、「緑茶・白茶」のラインナップの他のブレンド内容を記載します。
Green and White Teas No.39 フェズ
緑茶、スペアミント葉、レモンマートル →モロッコミントティーのブレンドに近いです。
Green and White Teas No.72 ホワイトペタル
白茶、モクセイ、カモミール花弁
東洋と西洋がミックスされていますね。
紅茶、ハーブティーのラインナップも、東洋と西洋がミックスされていたり、通常のブレンドにプラスアルファでアクセントを加えている新鮮なブレンドばかりです。
知らない名前もたくさん出てくるので、色々と勉強しなくてはと思います。
私の中で、北米、カナダのブランドは、東洋と西洋がバランスよくミックスされているという印象があります。以前ご紹介したカナダのアロマブランドの「ESCENTS(エッセンス)」もそうでした。
普段、日本のハーブ屋さんが調合するブレンドハーブティーは、西洋ハーブに偏っているというのもあると思うのですが、味がとても新鮮に感じます。
今度ゆっくりと、Steven Smith Teamakerの味を堪能したいと思います。
ところで、このSteven Smith Teamakerの日本の総代理店は「株式会社クロンティップ」という東京豊島区の会社なのですが、その他の扱っているブランドがとても珍しくてセンスが高いのでぜひ見てみてください。
Steven Smith Teamaker(スティーブンスミスティーメーカー)のホームページ(日本語)
株式会社クロンティップのホームページ