GABANのスパイスはたまに買うことがあるのですが、昨日、”マイライフニュース”というサイトで、GABANに関連する以下のニュースを見ました。
ハウス食品は、本格スパイスをふんだんに使用した料理が手軽に楽しめる、使いきりサイズのメニューシーズニング、ハウス「GABAN シーズニング」シリーズの新たなアイテムとして<牛肉のブラックペパー炒め><インド風チキンカレー><四川風麻婆豆腐><バレンシア風パエリア>を加えて、2月12日から発売する。
ハウス「GABAN シーズニング」は、メニューにあわせてスパイスや調味料をブレンドした、使い切りサイズのメニュー専用シーズニングスパイスとのこと。スパイスを楽しむメニューをラインアップしている。
<牛肉のブラックペパー炒め>は、4種類のスパイス・ハーブを配合。爽やかな香りとピリッとしたアクセントのブラックペパーをしっかりきかせ、オイスターソースの旨みとコクのある風味を楽しめる。
<インド風チキンカレー>は、8種類のスパイス・ハーブを配合。焙煎したクミンやコリアンダーをはじめとしたスパイスの複雑な風味に、ブラックペパーや唐がらしなどでスパイシーなチキンカレーが楽しめる。
<四川風麻婆豆腐>は、6種類のスパイスを配合。花椒の爽やかな香りとしびれるような辛味、3種類の唐がらし原料の刺激的な辛みに、トウチや豆板醤、味噌の風味でコクのある麻婆豆腐に仕上がる。
<バレンシア風パエリア>は、6種類のスパイス・ハーブを配合。サフランとローズマリーの華やかな香りに、味をしっかりと引き締めるホワイトペパーを加え、パプリカで彩りよく仕上がる。
[小売価格]オープン価格
[発売日]2月12日(月)ハウス食品=http://housefoods.jp
このシーズニングシリーズの新ラインナップが良さそうだなあと思いつつ、「ハウス食品とGABANってどういう関係なんだろう」という疑問が沸いてきました。
そして、ハウス食品のホームページへ行ってみると、株式会社ギャバンのこと、及び、ハウス食品とギャバンの連携についての情報がありましたので抜粋します。
株式会社ギャバンについて
“日本のシェフに、本物のスパイスを”
1954年、創業者たちの熱い想いによって誕生したギャバンは、この志を脈々と受け継ぎ、つねにプロの視点で製品の品質を追求し続けています。
企業理念
スパイスとユニークな食材の提供を通じて、プロのおいしさ・感動の創造に貢献する
ギャバンのスパイス
戦後間もない日本では混合原料を使用したコショーが一般的でしたが、ギャバンは「純度100%」のコショーにこだわりました。このコショーを「香りが良い。これこそが本物のコショーだ」と東京の有名ホテルのシェフ達が支持。東京のホテルが地方にチェーン展開した際も、ギャバンのコショーを使用するようになりました。
さらに日本では1964年の東京オリンピックを皮切りに、大阪万博、札幌冬季オリンピック、沖縄国際海洋博覧会といった国際的な行事が行われ、その度に、現地ではギャバンのスパイスを使用した洋食が振る舞われました。
ハウス食品とギャバンの連携について
ハウス食品は、ギャバンの家庭用スパイス製品を2005年から販売。2016年、ギャバンはハウス食品グループのグループ会社となりました。スパイスの品質にこだわりを持つギャバンとの連携を強化し、シナジーを発揮していきます。
株式会社ギャバンの沿革
GABAN自体は60年以上の歴史を持っている会社なので、老舗と言うことができると思います。
1988年にマレーシアに工場を建設していますが、個人的にはなぜマレーシアを選んだのかというポイントは気になります。。
その後、GABANのホームページへ飛んでみたのですが、予想以上に面白かったのでご紹介したいと思います。
一番すごいと思ったのは、「商品情報・レシピPDFダウンロード」というページの充実度合いです。
商品カタログ・レシピ・GABAN Spice Navi・新商品情報・季節レシピのご提案・プレスリリースと6つのカテゴリーに分かれているのですが、それぞれのカテゴリーのコンテンツの一つ一つに情報が満載で、見ていて飽きません。
スパイスの事、ハーブ・スパイスを使用した料理のことを深く学んでいく際に、強力に役に立ちそうなページです。
次に気になったのは、「GABAN プレミアムスパイス」のページです。
GABAN®四川赤山椒 GABAN®四川青山椒
La Maison du Piment エスプレット唐辛子
以上のラインナップが取り揃えているとのことですが、店頭で見たことがありません。
取り寄せたいのですが、ギャバンは「完全なる卸売の会社」のようです。ホームページ上にオンラインショップがありませんし、価格の記載がありません。
ホームページ上の記載の中で、「卸店様に1缶からお届けするなど、厨房のご要望にお応えするきめ細やかな物流サービスを構築。」や、「㈱ギャバンは、これからもプロのみなさまの良きパートナーとなり、”おいしさと感動の創造”に貢献させていただきたいと心から願っております。」という表現があることからも、一般消費者へのダイレクト提供は行なっていないことがわかります。
あと、オリーブオイルとナッツオイルも提供していますが、これらは自社製ではなく輸入製品です。
CALIFORNIA OLIVE RANCHについては、コストコでこのメーカーのオリーブオイルを見たことがあります。
最後に、「GABANの食材・調味料」のページの中で、スパイス・オイル以外の食材・調味料が紹介しており、今まで店頭で見たことのない製品もいくつかあります。
今回、GABANの商品の中でも知らないものがたくさんあることがわかりました。
今後、様々なお店に行ったら、GABAN製品をチェックし、目新しい商品が並んでいないかを確認していきたいと思います。