ハーブ栽培面積を5倍へ。宮崎県日向市東郷町の「ハーブの里づくり」

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昨年10月に、宮崎県日向市東郷町産のカモミールを使用した「カモミールジン」が販売されたときのニュースを取り上げたことがあります。

【過去記事:宮崎県で日向市のカモミールを使用した「カモミールジン」が限定販売】(2022年5月13日)

新たな特産品づくりを目的として、東郷まちづくり協議会が「ハーブの里づくり」をスタートし7年が経過するのですが、カモミールジンの販売状況と協議会の活動状況のアップデートがありましたので早速取り上げたいと思います。

限定の「カモミールジン」は2日で400本が完売 注目集める日向市東郷町の「ハーブの里づくり」・宮崎県

☝動画

新たな特産品づくりへの取り組みです。
日向市東郷町で進められている「ハーブの里づくり」。活動がスタートして7年目を迎えていますが、活動の幅が広がりつつあるようです。

日向市東郷町の畑で収穫時期を迎えているのは、ハーブの一種、カモミールです。ひとつひとつ花を手で摘み、乾燥させて、お茶やお菓子などに加工されます。

11日、イオン九州の従業員およそ30人が社会貢献活動の一環で畑を訪れ、収穫を手伝いました。

(イオン九州従業員)
「私たち採ったものが、いつか製品になって食べてもらえると思ったら、すごくうれしくて一生懸命頑張ってます」

「東郷町のいいカモミールっていうものを初めて知れて、地域に関わることができて、やってて本当たのしい」

カモミールを栽培しているのは、東郷まちづくり協議会です。

地元出身の歌人、若山牧水の父と祖父が、医者として地元の野草などを治療に用いていたと伝えられていることから、7年前にハーブの栽培をスタートさせました。

(東郷まちづくり協議会 鈴野浅夫会長)
「カモミールをきっかけに、バジルとかハト麦あたりがもう少し知名度が上がって、地域のお年寄りの方々が栽培に取り組んでいただいて、地域の活性化につながっていけばいいなとは思っております」

東郷のカモミールは品質の高さが評判となり、去年「カモミールジン」を発売。限定400本が2日間で売り切れる人気でした。

(カモミールジンを監修・マスターソムリエ 高野豊さん)
「やはり全国展開とか、国際的な感覚を考えたらアルコール飲料なので、ジンが一番いいのかなと思って作りました。カモミールのジン、それから若山牧水先生とか、そういうことで東郷に対する日向市に対する注目度は一気に高まってくると思います」

注目を集め始めた東郷町のハーブ。今年は、栽培面積をおよそ5倍に増やすなど、その活動の幅が広がりをみせています。

(東郷まちづくり協議会 鈴野浅夫会長)
「地域の人たちが、もっともっと、このことをきっかけに地域に目を向けていただいて、愛着を持って、自分たちの住む町を一緒に、住みよい町づくりをしていっていただければ」

※TBS NEWS DIGの2022年5月11日の記事(https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/43025?display=1)より抜粋

非常にワクワクする内容です。

東郷町の過去7年間の地道な努力が徐々に実を結んでいることがわかります。

現行の東郷まちづくり協議会が所有しているハーブ畑の面積が20アールという情報が他の記事にありましたので、5倍に拡張すると100アール(100m×100m)になります。

同じ宮崎県に、ホーリーバジルをメインに栽培する「うちうみハーブ園」がありますが、宮崎県が自分の中で、メキメキ魅力的になってきました!

【過去記事:ホーリーバジルを主に栽培しているハーブ園が宮崎県にありました。】(2018年5月27日)

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