奈良・唐招提寺が今まで非公開だった薬草園の一般公開を開始

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奈良県というと、まだ足を運んだことがないのですが、「薬のまち」として知られる”宇陀市”が思い浮かびます。

過去に”宇陀市”関連で以下の2つの記事を取り上げたことがあります。

【過去記事:「薬のまち」奈良県宇陀市の薬草と深い関係のある場所を巡るツアーが魅力的!】(2021年11月20日)

【過去記事:ロート製薬とツムラの創業者が兄弟? 彼らが生まれた「薬のまち」宇陀市について】(2021年9月25日)

これらの記事を見るだけでも、現地へ今すぐ行きたくなります。(2023年訪問予定にしています)

今日はその奈良県で興味深いニュースを目にしましたので、早速取り上げたいと思います。

鑑真ゆかりの薬草園、よみがえる 奈良・唐招提寺が一般公開

部分開園した薬草園で黄色い花を咲かせるホソバタイセイ(手前)と、見頃を迎えた瓊花(奥)=奈良市の唐招提寺で2022年4月22日午後2時27分

 奈良市の唐招提寺は22日、これまで非公開だった薬草園の一般公開を始めた。金堂修理に伴い閉鎖した薬草園の復元作業が、約6割の範囲で終了したため。寺を創建した鑑真和上ゆかりの23種の薬木各1本と、39種約2600株の薬草を栽培。鑑真の故郷・中国揚州市の名花「瓊花(けいか)」がちょうど、見ごろを迎えている。

 薬草園は鑑真生誕1300年を記念し、当時の森本孝順長老の発願で1988年に設けられた。収穫した薬草は境内の御影(みえい)堂に奉納したが、園は一般には非公開だった。

 金堂の解体修理に伴い、仏像の保管場所を確保するため99年に薬草園はいったん閉鎖。薬草の一部は岐阜県関市に移した。金堂が完成し仏像も戻せたため、寺は2018年から薬草園を元に戻す作業にとりかかった。岐阜で守り続けた薬草を再び戻すなどして、園全体の2240平方メートルのうち約6割にあたる1400平方メートルの整備が3月に完了。民衆の救済に尽力した鑑真が薬学を日本にもたらした功績を広く知ってもらうため、公開した。全体の完成は24年3月の予定だ。

 薬草園ではアブラナ科のホソバタイセイが黄色い花を咲かせ、高さ約3メートルの瓊花が見ごろを迎える。瓊花は「八仙花」とも呼ばれ、ガクアジサイのように花のまわりに白い装飾花を咲かせている。

 瓊花は5月5日まで特別開園中の御影堂供華(くげ)園でも楽しめる。【上野宏人】

※毎日新聞の2022年4月23日の記事(https://mainichi.jp/articles/20220423/k00/00m/040/107000c?fm=newspass)より抜粋

歴史の教科書に必ず出てくる鑑真(がんじん)が、薬学における功績を日本に残していたことは全く知りませんでした。

抜粋記事の中に、「民衆の救済に尽力した鑑真が薬学を日本にもたらした功績を広く知ってもらうため公開」とあるので、園の中では様々な情報が得られることが期待されます。

奈良へ行く際の候補地の一つにしたいと思います。

【唐招提寺の情報】

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