2月もあと残すところ一週間となりました。
朝の気温はまだ寒いですが、日中の温度が徐々に上がってきていて、春の足音が日に日に大きくなってきています。
コロナに対する対応も世界的に一気に緩和している状況もあり、世界全体に「春」が訪れてきているように感じるので、少しずつ心地よくなりつつあります。
今日は、コロナで嗅覚を失ったイギリスの人々の最近の活動状況についてのニュースを取り上げたいと思います。
「嗅覚を取り戻す」ワークショップ、アロマでコロナ後遺症からの回復目指す イギリス
新型コロナウイルスのパンデミックが続く中、感染して嗅覚や味覚を喪失したとの報告が多く上がっている。イギリスの慈善団体は、こうした後遺症に悩む人たちを支援するワークショップを数多く開催している。
嗅覚障害の撲滅を目指す慈善団体「AbScent」は、ロンドン中心部で嗅覚を取り戻すトレーニング・ワークショップを開いている(団体名は「absent=不在、欠落などの意味」に語呂を合わせたもので、「scent=におい」がないという意味の造語)。
屋台を経営する調理師のロブ・ルークさんも嗅覚を失い、ワークショップに参加している。
ルークさんは、「嗅覚は生活の中ですごく重要なものです。みんな当たり前にあるものだと思っていて、これを失うことがどれほど辛いか理解していない」と述べ、再び匂いがわかるようになりたいと話した。
ビデオ製作:ジェム・オライリー
※2022年2月21日のBBCニュースの記事(https://www.bbc.com/japanese/video-60458241)より抜粋
以下のリンクにある2分15秒の動画(日本語訳あり)を見ると、コロナにかかった人々の状況、嗅覚を失うメカニズム、そして、アロマを使った嗅覚トレーニングで、実際に嗅覚を取り戻せてきていることがわかります。
今後、社会全体でアロマを活用することの重要性に対する認識がさらに広まっていきそうです。