個人的に、ニュージーランドのハーブのことについては知らないことが多すぎるのですが、日本ではマヌカハニーをきっかけとして「マヌカ」が有名です。
今年、植物としてのマヌカの視点で記事を取り上げたことがあるのですが、マヌカハニー以外の視点で捉えたことが無かったので、新鮮な内容に感じたことを記憶しています。
【過去記事:マヌカのことを、マヌカハニー以外の視点で少し調べてみました。】(2021年4月24日)
ニュージーランドは南半球なので、日本が冬になった時、ニュージーランドではハーブを楽しめるんだ!と今ふと思いました。(今後の時間の使い方のヒントになりました)
今日は、東京・日本橋にあるニュージーランドのカルチャーを発信するコーヒー店を紹介します。
日本橋・馬喰横山「Parlors」は誰でもウェルカムなニュージーランドスタイルカフェ!
「Parlors」はコーヒーの力で世代の壁を取り払うコミュニケーション空間
ファッション関係の雑居ビルが建ち並ぶ日本橋横山町問屋街。ちょっと昭和レトロな街並みに、絶妙に溶け込むスタイリッシュなカフェが「Parlors」です。店構えからストリートカルチャーの影響を強く感じるのですが、意外とおじいちゃんやおばあちゃんのお客さんが多いのが興味深いポイント。2021年10月オープンと新しいお店ながら、すっかり地域に根づいています。
プロデュースしているのはニュージーランド発のコーヒーロースター「Coffee Supreme(コーヒー スプリーム)」。日本では奥渋谷を拠点に、コーヒーを通じた気さくなカルチャーを発信しています。こちらのお店も、店員さんとお客さんが対等で、世代の差なども感じさせない居心地のよい雰囲気。「こんにちは」といったラフな挨拶が行き交い、自然と世間話に発展していました。同じ空間に一緒にいるだけで、問屋街全体がどんどん好きになっちゃいますよ。
リノベーションしたばかりのビルは7階建てで上層階は「MIDORI.so」というシェアオフィスになっています。その延長線上で「地域のハブになる」が、そもそものコンセプト。似たような目標を掲げるカフェはちらほらありますが、これほどすんなり実現できているお店は珍しいのではないでしょうか。
近所の人気パン屋さんとコラボレーション「チリコンカンチーズドッグ」
フードの自慢は地域で愛されている名店「ビーバー ブレッド」のパンを使用しているところ。「みんなで一緒に街を盛り上げていこう」という温かい想いも伝わってきます。
そんななかでも人気のメニューは「チリコンカンチーズドッグ」560円。チェダーチーズの下にはチリビーンズや挽き肉、粗挽きソーセージなど具材がたっぷり。エスニックな香りはしますが辛さは控えめで、パンも食べやすいふわふわとした食感。子どもからお年寄りまで、世代に関わらずおいしく楽しめそうな、まさに「Parlors」らしさあふれるひと品です。体を芯から温めてくれる「ジンジャーラテ」650円は寒い季節にぴったり。ジンジャーとチャイの組合わせは定番ですが、ラテとも相性抜群とは意外な発見でした。味の決め手となるジンジャーシロップは「Brooklyn Ribbon Fries」のもの。熊本産の生ショウガをベースに数種類のスパイスがブレンドされているそう。
無骨でかわいいコーヒーカップは長崎県波佐見町の波佐見焼。いろいろなジャンルのよいものを柔軟に取り入れているお店なので、新しい食文化を知れる場所でもありますね♪ちなみに店内では、スプリームブレンドのコーヒー豆やジンジャーシロップのボトルも販売されています。お店のような美しいラテを自宅で再現するのは難しそうですが、挑戦してみる価値はあります! 目指すはおうちバリスタです。
ここで食べるからよりおいしいシンプルイズベストな「シュガードーナッツ」
午前中に売り切れてしまうこともあるという人気の「シュガードーナッツ」350円。適度に甘くて柔らかいオーソドックスな味わいです。ここでしか味わえない特別なもの、というわけではありませんが、さまざまな人が行き交うこの場所だからこそ、一層おいしく感じられるのでしょう。
お店のインテリアをセレクトしたのはNAIJEL GRAPHさん。ビースティ・ボーイズのオフィシャルグッズを手掛けるなど、世界的に活躍しているアーティストです。店内では絵本やCDといったグッズも販売中。
ここに集められているのは、食に関わるものだけでなく、音楽やアートも含めたカルチャー全般のよいものばかり。そのなかで世代を超えたコミュニケーションが生まれれば…一体どんなカルチャーに発展するのでしょう?これから先の展開にもワクワク期待をふくらませながら通いたくなるカフェなのでした。※るるぶ&Moreの2021年12月29日の記事(https://rurubu.jp/andmore/article/15240)より抜粋
ニュージーランド発のお店自体の存在が、日本では少ないと思うので興味がそそられます。
でも、お店の場所が個人的になかなか普段通らないところなので、少しでも近くを通る際は一本勝負を仕掛けたいと思います。
Google Mapの口コミの評価が高いので、期待が高まります。