以前、九州の佐賀県と熊本県のレモングラス栽培事情について取り上げたことがあります。
【過去記事:「武雄レモングラス(佐賀県)」を知ったのをきっかけに、レモングラス農園は”熊本県”に多いことがわかりました。】(2018年9月3日)
特に、熊本県はレモングラス栽培に力を入れていることがわかったこともあり、その状況を調べる為、近いうちに訪問したいと思っています。
今日は、熊本県へ行ったら個人的に立ち寄ってみたい魅力的なお店を紹介します。
その先の阿蘇へ行ってみよう 人口6人の集落に佇むレストラン 「aso うぶやまキュッフェ」へ
築城400年余の熊本城をはじめ、数多くのヘリテージを受け継ぐ熊本。
さらに阿蘇の雄大な山々、天草の美しい海など豊かな自然も魅力的な県内各地を人気列車で巡り新しい旅の楽しみと出合う休日を満喫しよう!
5回にわたり、グルメやショッピング、観光におすすめの12スポットをご紹介。
阿蘇の魅力をもっと知りたい。そんな人はぜひ市街から車で約45分の山奥にある産山村へ。のどかな風景のなか心穏やかに美味しいものを味わう幸せは、唯一無二だ。今回は必訪レストランをご紹介。
「こんなところに!?」と驚く秘境レストラン
◆aso うぶやまキュッフェ
熊本・大分県境にある人口わずか6人の集落。この地に2018年にオープンしたaso うぶやまキュッフェは、目にするもの、触れるもの、口にするもの、すべてが愛おしくなる秘境レストランだ。
のどかな里山の風景に溶け込むレストラン。
畑のなかに佇む木造のダイニングは、古い牛小屋を改装したもの。暖炉からは煙が立ち上り、温かな空気に包まれる。
コブタカナ、ナバナ、タケノコ、ヤーコンなど畑の恵みがたっぷり、“そば粉のガレット ブールブランソース”。
以前は熊本市でカフェレストランを経営していた武本規博さん・折居多恵さん。熊本地震がこれまでのあり方を見直すきっかけとなり、移住を決意したという。
お店が開くのは、土・日曜と祝日のみ。それ以外の日は畑を耕し、日本の大地に根差してきた在来種の種を蒔く。そして無農薬で大切に育てた野菜がお皿の上で素敵な表情を見せるのだ。
まろやかな味わいにうっとり……“大豆と新玉ねぎのスープ”。
「全部を食べてあげたくなるんです」という多恵さんの言葉通り、可愛い大根や蕪などの花も添えられ、その美味しさは新発見だ。
里山が育む繊細な旨みに感激。メインは“鹿肉の薪火焼き”。柔らかで繊細なジビエの旨みと、コブタカナ、ヤマミツバなどの滋味が絶妙のハーモニー。合わせたナチュラルワインは“ドメーヌ・ル・ブリゾー 2011”。
メインは山都町の猟師さんが仕留めたジビエ。それを丹念に薪火で焼き上げる。
「薪で焼く。これが実に奥が深くて面白い」と語る武本シェフ。肉の部位、薪の配合、炎の状態を見極めながら焼くことで、最新の調理器具では決して出せない味わいが生まれるのだ。そのシンプルで繊細な旨みには、ただ感謝のひと言……。
デザートは、ねっとり&ふるふるの2つの食感を味わえるプリン。美味しい湧き水で淹れる自家製ハーブティーも上質。
さらに、畑のぶどうでワイン造りにも挑戦したいというおふたり。一度訪れれば、その畑の成長が“我が事”のように楽しみになるのも、このお店ならではだ。
なお、産山村には温泉宿が2軒。のんびり湯につかりながら、美食の余韻にひたるのも幸せなひとときとなる。
aso うぶやまキュッフェ
所在地 熊本県阿蘇郡産山村産山2101
電話番号 なし
営業時間 12:00~17:00 ※土・日曜、祝日のみ営業、完全予約制(予約はHPもしくはSNSから)
料金 オーガニックパスタコース 4,180円、ジビエお肉コース 5,390円
交通 阿蘇市街から車で約45分
https://www.ubuyamakuche.com/Edit & Text=Shojiro Yano
Photographs=Atsushi Hashimoto※CREA Travellerの2021年12月27日の記事(https://crea.bunshun.jp/articles/-/34141)より抜粋
タマラナイ雰囲気です。
ですが、Google Mapで、「aso うぶやまキュッフェ」の所在地である”熊本県阿蘇郡産山村産山2101”を入力しても、「産山村」までしか表示されず、ピンが立ちません。。相当な山奥のようで、アドレナリンが出てきます。
産山村には温泉宿が2軒あるという記載がありますが、以下の2軒のようです。
熊本県に行くのが急にワクワクしてきました。