私も含めて、多くの北海道生まれ(道産子)に知名度の高い、「土倉(ツチクラ)」というお茶の老舗があります。
その会社から、熊の口に急須を咥えた姿がトレードマークの「土熊(ツチクマ)」というフレーバーティーシリーズが発売されました。
道産子の私にとっては興味深い内容なので、早速その記事を取り上げたいと思います。
熊が口に急須をくわてる!ハッカにとうきび…“北海道香る”フレーバーティー「土熊」
おうち時間のお供に、急須をくわえた“熊”はいかが?
「お茶の土倉」から発売されてた、新ブランド「土熊(つちくま)」は道産子の心をくすぐるパッケージとその美味しさでティータイムをぐんとグレードアップさせてくれます。
北海道のお茶といえば…土倉
まもなく創業64年を迎える「お茶の土倉」。
「だ~か~ら、土倉のお茶に決めてます ♪ 」というフレーズは道民なら一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
そんなお茶の老舗・土倉から出た「土熊」は、若い世代にもお茶を身近に感じてほしいという思いから作られました。
急須をくわえた熊に…キュン
まず目につくのは、そのデザインの美しさ。
『北海道土産といえば』な木彫りの熊が、鮭ではなく急須をくわえているなんともユニークなパッケージです。
「創業者である土倉秀之が、北海道にお茶の文化を広めるため、まるで熊のように北海道内を駆け回った姿から土熊というブランドが生まれました」と話されるのは、土倉の営業本部長・酒井さん。
「パッケージデザインがきっかけでも手にとっていただき、そこから茶葉の魅力を知ってもらえたら」と、自宅に急須がない若い世代にも飲みやすいようにティーバッグで販売しています。
お味は3種類
土熊の味は「ハッカ」「ラベンダー」「とうきび」(各10袋入り 1,512円税込)。
「お茶の葉は北海道では育てられないので鹿児島県産のものを使用していますが、それぞれの素材は北海道産です」と話す酒井さん。「ハッカ」は滝上町で作られた和ハッカを使用。
和ハッカの国内生産量の約9割を占めている滝上町ですが、生産者である農家さんは減少傾向にあるといいます。
現在和ハッカを生産する農家さんは6軒。そのうち、土熊で使用している種類の和ハッカを育てているのは1軒の農家さんだけとのこと…とても希少なハッカなのです。「ラベンダー」はラベンダーの名産地・上富良野町のもの、「とうきび」も北海道産…北海道にこだわり抜いた素材です。
「他にも味の候補がありましたが、土倉の茶師が選びぬいたのがこの3つでした」という厳選素材。「お茶を通して、北海道の農産業の手助けができたら…」という熱い思いも話されていました。
体調でフレーバーを選ぶ
食材全てに体に働きかける力があると考える薬膳。
もちろん「ハッカ」「ラベンダー」「とうきび」にもすごいパワーがありますよ!「ハッカ」は爽やかな香りがストレスを緩和させたり、上半身の熱をクールダウンしてる働きがあるといわれています。
イライラして頭に血がのぼったり、目の充血や頭痛など上半身のトラブルがあるときには「ハッカ」の出番。体にこもった熱をスーッと冷まして症状を落ち着かせてくれますよ。「ラベンダー」は体を温めて不安や緊張などの気持ちの揺らぎを和らげてくれる効果が期待できます。
色んなことを考えてしまってモヤモヤ…クヨクヨ…そんなときにはラベンダーの力を借りて心を落ち着かせましょう。また、咳やのどのトラブルケアや免疫力をアップさせる作用も期待できますので、これからの季節にもおすすめです。「とうきび」は疲れを癒やしたり、体に溜まった余分な水分を排出してくれるといわれる食材。
雨の日に不調になりやすい方は、体に余分な水分が溜まっている可能性があるので「とうきび」がおすすめ。また、弱った胃腸を整えてくれるので胃腸のトラブルを抱えている方にも。
3種の中で唯一ノンカフェインですので寝る前のリラックスタイムにいいですね。緑茶にも嬉しい効能が
「ハッカ」と「ラベンダー」には土倉の茶師が厳選したブレンド煎茶が使用されています。緑茶もたくさんの効能がある飲み物です。
・体に潤いをもたらし乾燥トラブルをケア
・眠気を覚ます
・止まらない食欲を抑える
・イライラを解消
・目のトラブルをケア
・免疫力アップ他にも語り尽くせないほどのたくさんの効能がある緑茶。
ぜひ、日々の生活に取り入れて元気な体作りにいかしてくださいね。大切な人への贈り物にも…
土熊は様々なお店で取り扱っていますが、今回取材に伺ったsabitaさんでは主婦の方が購入されることが多いそう。
最初は缶のデザインに惹かれ「贈答用」に購入していく方も、次に来たときには「自宅用にも…」とリピートしていかれるとのことです。私、佐藤も土熊を愛飲中。仕事の合間のティータイムや夜の夫婦時間のお供に。そして、贈り物にも大活躍しています。
この記事を執筆している今も、ちょうど夫の職場への手土産として購入したところ。コロナ禍でリモートワークも多く職場に来る人もまばら…そんな今、日持ちもして自宅でもゆっくり楽しむことのできる土熊は、手土産にもちょうどいいのです。
軽くて持ち運びしやすいのも密かなおすすめポイント。
酒井さんによると「旭川空港ではスーツ姿の男性がよく購入されています。」とのことでした。包装紙も可愛すぎる土熊…個包装タイプもありますので、ぜひ大切な人への贈り物に。
お茶を使って体のメンテナンスを
薬膳というと料理のイメージがあるかもしれませんが、体調に合わせてお茶を選ぶことも立派な薬膳。
日々口にするお茶で体調の管理ができたなら…とても嬉しいですよね。
北海道の魅力たっぷりの土熊で、体メンテナンスの第一歩を踏み出してみませんか?土熊はsabitaさんの他にも道内外の魅力あふれるお店で取り扱っています。ぜひホームページで販売店をチェックしてみてくださいね。
株式会社 土倉
住所:札幌市白石区菊水3条5丁目5-18
営業時間:午前8時30分~午後5時30分
定休日:土日祝、年末年始
TEL: 011-811-5121
WEB SITE:http://www.tsuchikura.co.jp/tsuchikuma/
Instagram:@tsuchi_kuma_cha(上記の情報は記事作成時点でのものです。最新の情報は各店舗にお問い合わせください)
※SASARUの2021年10月18日の記事(https://sasaru.media/article/gourmet/20211018_002/)より抜粋
確かにギフトとして喜ばれそうな商品ですね。
緑茶+ハッカは、モロッカンミントから着想を得ていると思いますが、+ラベンダー、及び、+トウモロコシの組み合わせは今まで試したことがないので、風味が気になります。
「緑茶+ハーブ」の組み合わせでは、以前、カモミールを試したことがありますが、とても美味しかったです。この組み合わせは商品化もされています。
【過去記事:緑茶とカモミールの組み合わせがとても美味。「緑茶」×「ハーブ」の組み合わせで商品化している販売者は意外に多いことがわかってきました。】(2020年1月23日)
土熊は注文後、味を確認してみたいと思います。
👇から注文可能