今から約3年前、インドネシアのジャムウを提供する『Tetes Manis(テテスマニス)』(東京・神田)というお店へ行ったことがあります。
【過去記事:インドネシアの伝統的なハーブドリンク”JAMU(ジャムウ)”を提供する『Tetes Manis(テテスマニス)』へ行ってきました。】(2018年10月26日)
ジャムウとは、テテスマニスのFacebookページでの説明によると、
「ウコンやショウガなどインドネシア周辺原産の多用な薬用植物を利用する古来の知識に、伝播したアーユルヴェーダや漢方の知識を加えながら、8世紀から王宮で守り伝えられてきたレシピに則って、いまでもジャワの人々の健康を支える、健康飲料」
との記載があります。
ウコンの汁の内側から甘み&酸味が混じった生姜の風味が溢れてくる非常に大好きな味でした。
今日は、そのジャムウのインドネシアの定番人気商品が日本に初上陸するというニュースを取り上げます。
バリ島でも定番の健康美容ドリンク! インドネシア漢方『ジャムウ』の人気商品が日本初上陸
ジャムウは、インドネシアの漢方的な伝統ドリンクのこと。さまざまな症状に対処し、コロナ禍で需要がさらに高まっているそう。今年2月から、日本でも買えるようになった本格的なジャムウ『INTANターメリック&タマリンド』。現地の人にとっては老若男女が飲む万能ドリンクです。滋養強壮と生理痛緩和にも期待できるとのこと! さっそく、試してみました。
歴史あるインドネシアの漢方
1300年の歴史あるインドネシアの漢方といわれる「ジャムウ」。
漢方よりも種類が豊富といわれ、インドネシア国民の約80%はジャムウを定期的に飲んでいるといいます。近年は、国民の健康意識の高まりからジャムウの市場が拡大。また「ジャムウモダン」と呼ばれるおしゃれでおいしいジャムウも登場し、スターバックスも提供するほどが大きなムーブメントに。新型コロナの影響でジャムウ人気が再燃し、さらに需要が増えているそうです。ジャムウドリンクの『INTANターメリック&タマリンド』は、業界最大手のジャムウメーカー、シドムンチュル社のもので、インドネシアで20年以上のロングセラーの人気商品。
ターメリックはウコンのことで、タマリンドは熱帯のフルーツ。これらを約3:1の⻩金比で配合。この配合は1000年以上かけて確立されたものだといいます。
1袋にウコン35gとタマリンド10gのコールドプレスジュースが粉末に。そのほかショ糖、クエン酸、塩が加えられ、ジュースのようにおいしく飲めるのが人気の理由。無添加、無着色、無香料です。
甘くてさわやか、おいしく飲みやすい
1日1〜2包を目安に水またはぬるま湯(150ml程度)にしっかり溶かしていただきます。オレンジジュースのような色合いで、特に変わった香りもなく、おいしそうです。
飲んでみると、甘くてほんの少し果実のさわやかさを感じるようなさっぱりとした味わい。薬のような苦味はほとんどなく、口当たりはマンゴージュースのようにまろやか。夏の暑い時期は氷を入れて冷やして飲むとごくごく飲んでしまいそうなおいしさです。
夏はアイスティーや炭酸水で割って飲むのもよさそう。インドネシアのおしゃれなレストレランでは、先に少量の水で溶かしてシロップ状態にして、炭酸に注ぎこむ“炭酸割り”が提供されているそう。
また、野菜たっぷりのスムージーに1包入れると、栄養価がプラスされ、さらに飲みやすくなりますよ(糖質がちょうどバナナ1本分、りんご半分と同等)。ホットは、甘さと酸味を感じられて癒されるとリピーターが多いそうです。お酒で割るという飲み方も可能。
『INTANターメリック&タマリンド』は世界7か国で年間1650万包(2019年)売れている製品。本商品のオリジナルパッケージには「ジャムウマーク」が付いていて、体を元気にする、月経をスムーズにするのを助ける、と記載があります(医薬成分は入っていません)。
輸入を手がけるナリナル社の担当者も「20年間毎月あった生理痛が4か月でなくなりました」と販売の経緯を話します。たしかに体感的にも1杯で夏バテ気味の体が元気になり、バイオリズムによる女性の不調にもいいという感覚がありました。気になる人はぜひチェックしてみてくださいね!
INTAN ターメリック&タマリンド
1箱 25g×10包 1,490円(税込)
ECサイトで購入できます。https://www.intan-beauty.com文・写真/庄司真紀
※FYTTEの2021年8月23日の記事(https://fytte.jp/healthcare/147638/)より抜粋
この商品が日本に普及していくと、インドネシアのジャムウ文化がより深く広まっていきそうです。
先程、以下のページから購入しました。
到着が非常に楽しみでございます!