先日(6月下旬)、群馬県を周っていた際は、たんばらラベンダーパーク(群馬県沼田市)はまだ開園していなかったのですが、先日開園し、いよいよ本番という感じです。
HPを見ると、7月14日の開花状況のアップデートが記載されており、まもなくピークを迎えるという状況です。
2021/07/14
■こいむらさき(早咲き)・・・見ごろ ■ナナナリサワ(中咲き)・・・色づき始め ■おかむらさき(中咲き)・・・色づき前 ■グロッソ(遅咲き)・・・色づき前
8月上旬までは楽しめるので、今年足を運ぼうと思っているところです。
たんばらラベンダーパークのラベンダーのピークと被っているのは、北海道ですが、2年前、札幌にある「幌見峠 ラベンダー園」へ行ったときの記憶が強く残っています。
【過去記事:札幌市街を見渡せる「幌見峠 ラベンダー園」の眺めは、素晴らしかったです。】(2019年7月23日)
とにかくロケーション、眺めが素晴らしく、札幌へ行く際は改めて立ち寄りたいスポットです。
今日は、その「幌見峠 ラベンダー園」に関する興味深い情報を取り上げたいと思います。
景色に魅せられ50年 ラベンダー園営む男性の思い
札幌の幌見峠(ほろみ)では、30年以上かけて育てた8000株のラベンダーが一帯を紫に染めています。
市街地を見下ろす山間に広がる紫色のじゅうたん。
札幌市中央区の高台に位置する幌見峠。
絶景スポットとして知られるこの地におよそ8000株のラベンダーが毎年7月に花を咲かせます。
ここでラベンダー園を営んでいる佐藤涼治さんは、オープン前日の7月2日、草刈りや駐車場の整備など準備に追われていました。
佐藤涼治さん「(ピークは)いつも大体15日~20日です。ですから(今年は)ちょっと早いかもしれない」
札幌の穴場スポットとして市民や観光客に大人気のラベンダー園。
訪れた人「ラベンダーがこんな風にたくさん生えているところってなかなか見る機会がないのですごい可愛いし、感動しました」「ここに実際に入ったのは初めてで、ちょっと僕自身も感動しています。札幌に30年以上いるんですけど」
佐藤さんが幌見峠に土地を買うきっかけとなったのは18歳、初めて買った車でドライブしたときでした。
峠から見える絶景に心奪われ、その後何度も訪れました。
佐藤さん「結婚してから(妻に)ここに住めたらどうだ?って聞いたら、『買えば』って言うから、その気になって持ち主を調べて、10年通ってやっと買いました」
何度も土地の所有者のもとを訪れ、35歳のときこの土地を購入しました。
佐藤さんの妻・邦子さん(Q住みたいといわれた時どう思った?)「いずれ住むだろうって。覚悟してましたので」
念願の土地で佐藤さんが植えたのは120株のラベンダー。
毎年植え続け、27年前にラベンダー園をオープンさせました。
今ではラベンダーは8000株になり、離れて暮らす子どもや孫たちもよく訪れるといいます。
佐藤さん「みんなここに来るの結構楽しみにしてるから。孫も。じじのとこ行くの楽しみにしてるから」
ラベンダー園の将来については…
佐藤さん「私で終わってしまうんだったらさみしいんですけども、子どもたちが継いでくれるというので、それじゃあもう少し大きくしていこうかっていう気にもなっています」
今後、ラベンダーの時季以外も楽しめるように他の花も植えて、幌見峠をさらに色鮮やかにしていきたいと考えています。
※HTBのHPの2021年7月13日の記事(https://www.htb.co.jp/news/archives_12395.html)より抜粋
ぜひ、動画も見て頂きたいです。佐藤さんの人間的な温かみが伝わってきます。
こういう物語を知ったうえで、幌身峠へ行くと違った角度から楽しめると感じました。
しかも、これだけ有名になってくると、お子さん、孫も喜んで継いでいくと思いますので、今後の展開が本当に楽しみです。
10年後、20年後、どのように進化していくのか、期待が膨らんでいく心躍るニュースでした。