以前、カルディで「食べるハイビスカス」(ハイビスカス=ローゼル)というお菓子を試食した時、その美味しさに感動したことを良く覚えています。
【過去記事:カルディで『食べるハイビスカス』(Roselle(ローゼル))が売っていたので食べてみました。】(2018年5月28日)
ローゼルの酸味と、蜂蜜や砂糖の甘味のコンビネーションは凄く合うので、それ以来、ローゼルティーを飲んだ後、柔らかくなったローゼルに蜂蜜をかけデザート的に楽しんでいます。
また、2年前に、ローゼルとローズヒップを使ったチョコレートを作ったこともありましたが、それも激ウマでした。
【過去記事:ハイビスカス&ローズヒップ入りチョコレートを作ってみましたが絶品でした。】(2019年5月13日)
今日は、ローゼルを使った地元興し関連のニュースを取り上げたいと思います。
福井県産ローゼルの爽やかバターサンド 敦賀市の女性グループが栽培し商品化
南国原産の植物「ローゼル」を使った敦賀土産の商品化に取り組んでいる福井県敦賀市の女性グループ「Kトラ女子」のメンバーがこのほど、ローゼルのジャムを使ったバターサンドを完成させた。7月中旬に販売を始める予定で、収益の一部を栽培に役立てたい考え。北陸新幹線敦賀開業を見据えており「開通する時には敦賀名物になっているようにしたい」と意気込んでいる。
爽やかな酸味が特徴のローゼルは、赤紫色の萼や苞などがハーブティーやジャムなどの原料となる。昨秋から、Kトラ女子のリーダーを務める平川初枝さん(77)の市内の畑で、メンバー7人が除草や収穫に取り組み、それぞれがおいしく食べられる加工方法を探っていた。
バターサンドはメンバーの1人で、カフェ「キトテノワ」(同市相生町)を営む中川亜矢子さん(54)が考案した。クッキーで挟んだバターやメレンゲなどを混ぜたクリームに、砕いたローゼルを練り込んで仕上げた。クリームにジャムも塗り、口当たりの良さやローゼルの爽やかな味わいが伝わるようこだわったという。
6月上旬に畑の近くでメンバーと試食会を開くと「これはおいしい」「ローゼルの味が引き立っている」などと好評だった。同店で販売する計画で、中川さんは「みんなで苗から育てたストーリー性があるお菓子。市内外の人に食べてほしい」と力を込めた。
また、平川さんの畑で昨年の3倍超となる100本のローゼルの苗木を植え、量産にも拍車を掛けた。平河さんは「たくさん収穫できるよう育ってほしい。これからもドレッシングやゼリーなど他の商品も開発していきたい」と意欲を見せた。
※福井新聞ONLINEの2021年6月27日の記事(https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1345630)より抜粋
これは間違えなく美味しいやつですね。
販売が開始されたら、必ず試食してみたいと思います。
記事の後半に、ドレッシングへの活用の記載もありますが、以前、以下の記事でローゼルドレッシングのことを取り上げたことがあります。
【過去記事:あるハーバリストの日常。~”超シンプルでマネしたくなる”3つのハーブ活用の知恵~】(2020年10月20日)
福井県の「Kトラ女子」の今後の動きはしっかりとウォッチしていきたいと思います。今後が非常に楽しみです!