国産アロマ「YUICA」を展開する”正プラス”の壮大なバックグラウンドが魅力的な件

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私が、最初に国産アロマ「YUICA(ユイカ)」のことを知ったのは、約4年前にある展示会に行ったときが最初で、その時にYUICAの檜(ヒノキ)の精油の香りを嗅いだ際にインパクトを感じたのを覚えています。

それ以来、YUICAの名前はずっと憶えていたので、何かを記憶するときに、できるだけ多くの感覚器を使うと記憶に残りやすいというのは本当だと思います。特に香りというのは凄く有効かもしれません。

つい最近まで、この檜の精油がいい香りだったということ以外、何もYUICAのことについて触れる機会がなかったのですが、つい最近、YUICAを提供している「正プラス」という会社のことを書いている記事を目にしました。

それをきっかけとして、「正プラス」の背後に広がる世界が壮大であることが分かったのでご紹介したいと思います。

正プラス株式会社(2006年設立)の本社は、岐阜県高山市清見町にあるのですが、代表取締役は「稲本 正(いなもと ただし)」さんという方です。

この稲本 正さんは現在72歳で、元々工芸村を作りたいというビジョンを持ち、1974年に飛騨高山の農家の納屋を出発点に、「オークヴィレッジ」を創設し、その2年後に、現在地の高山市清見町に本拠地を移し、工芸村「オークヴィレッジ」をスタートさせました。

このオークヴィレッジは、現在、株式会社として存在(1979年設立)していて、会長職に稲本 正さん、社長職に上野 英二さんというかたが就任しています。

その事業内容は、

木製家具・文具・玩具の製造・販売
木製漆器の製造・販売
木造建築の設計・施工

 

です。

私はまず、木工製品、木造建築の質の高さに驚きました。以下のリンクはぜひご覧になっていただきたいです。

製品ページはこちら

建築ページはこちら

今後木製の家具を買う際は、ここから取り寄せてみたい!と思わせてくれる魅力を感じます。

このような製品づくりができるためには、そこで働く職人さんの集合意識が一番重要になってくると思うのですが、その元は、オークヴィレッジを支える3つの理念にあると思います。

オークヴィレッジの3つの理念

循環を心がけている組織なんだということがよく分かります。だからこそ、製品の隅々まで生気が行きわたっている気がします。

このオークヴィレッジ(株)と正プラス(株)の本社は同じ住所で、以下が本社になります。凄い雰囲気で本当に今すぐ行ってみたいです。。

オークヴィレッジ、兼、正プラスの本社

ここで、冒頭の「YUICA」の件に話を戻したいと思います。この「YUICA」を正プラスが開発できた背景には経済産業省と農林省のプロジェクトである農商工連携による支援が大きいようです。以下にその詳細を確認できます。

<事業概要>
平成21年度農商工等連携対策支援事業
「飛騨高山産の未利用枝葉等を有効活用して抽出したアロマオイル等の製造・販売事業」

<連携事業の概要>
・飛騨高山森林組合がアロマ原材料を供給
・正プラス(株)がアロマの製造・販売を行う
・アロマの品質管理を大研データ(有)で行う
・オークヴィレッジ(株)の販売網を生かし、アロマの販売、アロマ付き木製品の製造・販売を行う
・原材料には未利用の木質資源等を有効活用
・原材料採集~製造・販売までを一括で行い、ニーズの高い国産精油を市場に提供

※このサイトは平成24年度農商工連携対策事業により作成しました。
認定事業日:2009年2月25日
[連携体事業者]
共同申請者 飛騨高山森林組合
連携参加者 オークヴィレッジ株式会社、大研データー有限会社
※正プラスのホームページより

上記の支援事業が形になり、現在は下記のビジネスモデルが確立されたことになると思います。

正プラスの連携ビジネスモデル

上記にもありますように、単純に木を伐採して精油抽出しているわけではなく、間伐材や枝葉を採集して精油を抽出しています。林業における「林地残材」と呼ばれる素材を集めて、それを有効利用しているので、正プラスさんのお蔭で森林の手入れが行き届き、森林生態系を豊かにする事に繋がっているようです。

これを知るとYUICAを応援したくなる人も増えるのではないかと思います。

白川郷周辺に行く機会があれば、正プラスさんの本社はぜひ立ち寄ってみたいです。

【正プラスのホームページ】→精油商品のラインナップ、精油の製造工程等YUICAの詳細情報が記載されています

【オークヴィレッジのホームページ】





【両社の本社住所】
岐阜県高山市清見町牧ヶ洞846

 
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