先日、ご紹介した”世界のプリンセスたちが愛用している香水のブランドと品名”についての記事へのアクセスは、現在も多めです。
【過去の参考記事:世界のプリンセスたちが愛用している「香水」の名前が公開。気になる香りばかりです。】(2020年12月10日)
瑛人さんの「香水」の曲のヒットによる影響だけではなく、憧れの人や有名人が常に身に纏っている香りの情報を知ることによって、本人が近くにいる感覚・イメージを持てるはずなので、ファンの人にとってはタマラナイ情報かもしれません。
このSTAY HOME中は特に、香りの持つパワーを知った期間でもあったので、私自身も今後の人生の中で常に身に纏いたい香りを探求していきたいと思っています。
(現時点では、サンタマリア・ノヴェッラのTABACCO TOSCANOの香りが個人的に一番好きなので、外出時や部屋で気分を変えたい時にいつも使っています。)
今日は、福島の硝子職人が発売した“アロマオイルを注入できるガラスアクセサリー”について取り上げたいと思うのですが、自分の好きな香りと長時間寄り添えるという観点で需要が増えていきそうな予感がします。
福島の硝子職人による“アロマオイルを注入できるガラスアクセサリー”発売
小高ワーカーズベースが運営する、福島県南相馬市のハンドメイドガラス工房「アトリエiriser-イリゼ-」が、ハンドメイドガラスアクセサリーの新シリーズ『アローム』と『コロン』を11月22日(日)から発売中だ。
地元の女性が未経験から職人技術を習得
東日本大震災に伴う福島第一原発事故により避難指示区域となってしまった福島県南相馬市小高区。
小高ワーカーズベースでは、同地域に食堂や仮設スーパー、コワーキングスペースや簡易宿所など、さまざまなスモールビジネスを展開することで、1000人を雇用する1つの事業に依存する地域ではなく、10人を雇用する100の事業が躍動する持続可能な地域に生まれ変わることを目指している。
その一つとして2015年に設立された「アトリエiriser」は、耐熱ガラスメーカーHARIO社の職人技術継承のために立ち上げたガラスアクセサリーブランド『HARIOランプワークファクトリー』の生産拠点のひとつとして運営されている。
地元の女性が未経験から職人技術を習得し、2019年3月にはブランド『iriser-イリゼ-』をリリース。硝子職人として現在5名が働いている。
自分らしくいられる香りがいつも寄り添う
今回発売となったのは、ちいさな香水瓶のような『アローム』と、ちいさなスノードームのような『コロン』。
スポイトでお気に入りの香りを詰めることができるので、日常に自分らしくいられる香りがいつもそっと寄り添うのが魅力。また、アロマオイルを入れずに、通常のアクセサリーとしても使用可能だ。
「アローム ネックレス」17,000円(税別)や、
「アローム ピアス」12,000円(税別)、
「コロン ネックレス」7,200円(税別)、
「コロン ピアス」「コロン イヤリング」各9,000円(税別)がラインアップ。
アロマセラピストによる香りの調合も
同シリーズは、英国IFA認定アロマセラピスト・水谷祐子氏の協力のもと、デザイン・開発されたもの。希望する場合は、いくつかの質問に答えることで水谷氏にオリジナルアロマオイルを調合してもらうことも可能なので、あわせてチェックしてみて(別売)。
大切な人へのプレゼントにもおすすめだ。
※TRILLの2020年12月3日の記事(https://trilltrill.jp/articles/1698123)より抜粋
東日本大震災に伴う福島第一原発事故の後から、明確な発展のビジョンを持ち、着実に形にしている”小高ワーカーズベース”は、「10人を雇用する100の事業が躍動する持続可能な地域に生まれ変わることを目指している」という記述がありますが、ホームページを見ると、「地域の100の課題から100のビジネスを創出する」と記載されています。代表の和田さん言葉を見ると応援したくなりますし、今後が非常に楽しみです。
地元の女性が未経験から職人技術を習得し、素敵な「アローム ネックレス」「アローム ピアス」「コロン ネックレス」「コロン ピアス」が作られたストーリーを知ると心が動きますし、且つ、”自分らしくいられる香りといつも寄り添える”という観点において、今後着実に伸びていきそうな領域なので、目の付け所も素晴らしいと感じました。
抜粋記事で紹介されている『iriser-イリゼ-』ブランドのピアスとネックレスは以下のサイトから購入できます。