一昨日から昨日まで、完全OFFモードの家族旅行で、長野県・蓼科へ行っていました。
旅行の帰りに寄った「たてしな自由農園」(原村店)にて、興味深い商品を見つけました。
旅キッチンのHPへ早速行ってみましたが、ページの一番上に、旅キッチンのコンセプトを明示する記述がありました。
私たちは世界を旅して出会った「うれしい」「楽しい」「大好き」を世界の人々へ送り届ける旅人です。自然や環境を思うもの。笑顔あふれるもの。旅キッチンこだわりの商品を世界各国から輸入し日本全国へお届けします。
この内容を見てから、旅キッチンのオンラインショップで陳列されている商品を眺めると、なぜこれらの商品を選んでいるのかというのが伝わってきます。
今回購入した「Nature’s Cuppa」(ネイチャーズカッパ)の箱を開けて、ティーバッグを取り出してみました。
旅キッチンのHPに、ネイチャーズカッパの概要についての記述がありましたので以下に記載します。
ネイチャーズカッパは、1986年オーストラリアのメルボルンで誕生しました。
歴史的な建物や文化が残るメルボルンは「世界で最も暮らしやすい都市」で一位を獲得したこともあります。市内各所では未だにイギリス風の建造物が多数現存し、アフタヌーン・ティーをたしなむ習慣も残っています。
ネイチャーズカッパは「オーガニック先進国」とも称されるオーストラリアで、大手スーパーやナチュラル系ストアなどに並ぶオーガニック紅茶のブランドです。
25年以上かけて環境・味・香りにこだわった最高の茶葉を探し続けた結果、出会ったのがスリランカ高地の農場です。
その農場では厳しいNASAA・USDA認証*環境のもと、化学合成農薬や化学肥料に頼らず茶葉が栽培されています。
またフェアトレード(紅茶・緑茶)により、ネイチャーズカッパに関わるすべての人々が利益を分かち合い公正な取引を行っています。世界的には小さな紅茶メーカーですが、環境や味、香り、エコなどにこだわった最高品質の紅茶をお届けします。
日本のティーブランドでは、ほとんど記載されているのを見たことの無い「NASAA・USDA認証」とはどんな内容なのでしょうか。同じく、旅キッチンのHPから抜粋します。
NASAA
NASAAはオーストラリアの由緒あるオーガニック認証機関です。AQISとIFOAM に認定されています。
NASAA の認定証と認定マークをつけることを許諾された農産物は、NASAA により有機栽培・無農薬であると認められています。NASAA 認定取得には、非常に厳格な検査と調査を受けなければならず、NASAAの認定証を与えられた製品はそのクオリティの高さを証明されているとし、世界中で信頼を得ています。
*AQIS: オーストラリア検疫検査サービス
*IFOAM :アイフォーム
International Federation of Organic Agriculture Movements
(国際有機農業運動連盟)USDA
USDAとは(United States Department of Agriculture米国農務省)は、日本の農林水産省にあたる米国政府機関です。
USDAオーガニック認証は、米国農務省の機関であるNOP(National Organic Program)が定めるオーガニック食品基準に基づいて行われます。USDAオーガニック認証は世界でもっとも厳しい認証といわれています。
製品に「USDA Organic」マークを貼付できるのは、全成分の95%~100%が有機栽培からなる原材料で作られた製品のみです。
また、研究室や工場に対する厳しい基準にも合格しなければならない等、数多くの厳格な規則があります。
それぞれの内容を見る限り、ダブルで基準をクリアしているというのは、相当厳格に品質管理をされていることが想像できます。
今回、ネイチャーズカッパというオーストラリアブランドのティーと出会ったことで、気づいたのですが、日本の市場では、オーストラリアのティーブランド商品の数がかなり少ないのではないか?ということです。
ネイチャーズカッパの品質レベルの高さを知ったことで、オーストラリアの市場に出回っている商品の情報も広くキャッチしてきたいと思うようになりました。