先日、【「ハーブな絨毯(じゅうたん)」とは? 黒田ハーブ農園北海道の斬新な試み。】の中で、6種類のハーブを高密度に密生させてマットを開発した黒田ハーブ農園のことを紹介しました。
この黒田ハーブ農園の代表の黒田正子さん、と同じく北海道にある「かみでファーム」の上出さん(現代表の上出順也さんのお父様)との出会いで生まれたのが、国内初のハマナスからつくったローズヒップです。
その時のエピソードが以下のように書かれています。
「はまなすに恋した上出さん」と「ハーブに恋した私、黒田正子」
2011年網走で行われた「ハーブを活かしたまちづくり」セミナーで講師として招かれた私、招いた会の代表が上出さん。ハマナスの話、ハーブの話がとまりません。この出会いで生まれたのが日本初のハマナスローズヒップ。
ハーブティーには必ずローズヒップをブレンドする私。
チリ産の輸入されたローズヒップが多く、北海道のローズヒップをハマナスで作る提案をしていましたが、その良さを分かってくれる生産者がなく残念に思っていました。
でも上出さんに提案してまもなく、誰も作ったことのない、北海道産ハマナスローズヒップが誕生しました。
はまなすに恋した上出さんの作るハマナスローズヒップは、彼のこだわりと愛情をこめてつくられています。
ハマナスの実を一つ一つ選別。自然乾燥をした手作りの厳選の一品です。
はまなすに恋した上出さんとハーブに恋した私のコラボでできた、ハマナスローズヒップ。
※黒田ハーブ農園のホームページより
私のような道産子(北海道生まれの人間)にとって、ハマナスというのは非常に一般的です。恐らく1978年に『北海道の花』に指定されたのが大きいと思います。
私の家の近くに「ハマナス団地」という団地があったり、何かとハマナスという言葉を聞きました。
しかしながら、ハマナスを実際に見たことが一度もありませんでした。
そのようなこともあり、ハーブに興味を持ってから、「国内初のハマナスからつくったローズヒップ」と言われるとどうしても気を惹かれます。
ハマナスのことについては、こちらの記事がよくまとまっていると思います。
ハマナスとは?の部分だけ以下に抜粋します。
バラ目バラ科バラ属に属する落葉低木、つまり背丈の低い、高さ1mほど の植物です。夏になると赤というかピンク色(ボタン色、白色のものも存在する)の直径約7cmほどの 花を咲かせます。この花から香水もとることができます。
英語ではなんと「Japanese Rose」(日本のバラ)といわれます。アイヌ語 では「マウ」というそうですが、アイヌの人たちも昔からハマナスの花を煎 じて飲んでいたという記録もあります。
果実も活用されていて、秋になるとオレンジ色の楕円形状の丸い実をつけ ます。この実は、ビタミンCが豊富に含まれていて、ローズヒップなど健康 食品として食用、あるいは薬用酒にされています。この実が梨に似ているこ とから、浜になる梨という「ハマナシ」、それが転じて「ハマナス」になっ たといわれています。
ハマナスは冷帯気候で生育するため、主に北海道から東北地方で多くみ られているわけですが、南は天橋立、島根県にも分布していることが確認 されています。しかし北に行くほど赤い花をつけるといわれており、最北の 稚内市は最も赤いといわれています。
先日発注した、黒田ハーブ農園の【ハーブなお茶(ハマナス)】が昨日届き、早速家族で試飲しましたのでその時のことをレポートします。
黒田ハーブ農園の「ハーブなお茶」のハマナス(20g)は、ハマナスローズの甘い香りと、ハマナスローズヒップの酸味が絶妙でとても美味しく、恐らく女性の方にとって人気がある商品だと感じました。
ぜひ試してみてください。
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