KOMBUCHA(コンブチャ)が、『昆布茶』ではないことを初めて知りました。

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昨日、インスタグラムを見ていると、生活の木で買った『KOMBUCHA~コンブチャエッセンス』をアップしている人がいました。

今年の1月に、カナダの友人から、『今、”昆布茶”が北米で流行っているよ』という情報を写真つきで聞いていたので、「逆輸入的な形で販売をし始めたのかなあ」なんて思っていました。

カナダ発のアロマブランド『ESCENTS』の店舗内でのポップアップ。一番上に、KOMBUCHAの表示があります。

ただ、冒頭のインスタグラムで投稿していた人のコメントには、以下のような記述(太字)がありました。

『これは実は、昆布茶ではなく、黒糖、野菜、果実などを発酵させたエキスと、アガベシロップ、オリゴ糖、ハーブなどを合わせた「酵素ドリンク」なんです』

「え? 昆布茶ではない??」

と驚きました。

紹介してくれたカナダの友人は、「日本のものがこっちで流行っているよ!」ということで教えてくれたので、「昆布茶」という認識で教えてくれたんだと思います。

このインスタグラムの投稿をきっかけにして、ネットで「KOMBUCHA」を調べてみると、確かに、「これは昆布茶ではなく酵素ドリンクです」という情報がずら~っと出てきました。。

では、そもそも、昆布茶ではないものに、なぜ、「KOMBUCHA(コンブチャ)」という名前が付いているのかに疑問が沸いてきます。

そのことについて、信ぴょう性がありそうな情報(2016年8月16日の記事)がありましたので、以下に一部抜粋します。

最近話題の健康飲料・KOMBUCHA(コンブチャ)。その正体は70年代に大流行したあの飲み物だった!

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最近海外で話題の健康飲料・KOMBUCHA。

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今アメリカやカナダ、ヨーロッパ、オセアニアで大人気のKOMBUCHAという飲み物をご存じですか?
実は私もニュージーランドに来るまで知りませんでした。

ある日、サンデーマーケットで「KOMBUCHA」という飲み物の試飲を発見。

海外にも昆布茶があるのか〜と思い試飲してみると・・・なんだか違う。
日本で飲んだ昆布茶とはまるで違う、すっきりとした清涼飲料水のような飲みごこち。
店の人に聞いてもよくわからなかったので後日調べてみました。

KOMBUCHAの正体は、
何と1970年代の日本で大流行した「紅茶キノコ」!!

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そう、KOMBUCHAの正体は、何と40年ほど前に日本で大流行した紅茶キノコだったのです!
これは意外すぎてびっくりしました。

でもなんで紅茶キノコがKOMBUCHAになったの?

リバイバルで流行中の紅茶キノコがなぜKOMBUCHAという名前になったのか。
ブームの先駆けは、欧米で流行りだす前に韓国で流行したことがきっかけでした。

紅茶キノコはいわば菌を用いた発酵飲料。
韓国語で菌のことを「コン」と言うため、それが元になり「コンブチャ」と呼ばれるようになったようです。

アジアの「コン」の付く飲み物というだけで、昆布茶といっしょにされてしまったのかも?(笑)

また、紅茶キノコを作る時に用いるゼラチン状の菌株を海草=昆布と誤解した英語圏の人が「昆布茶→KOMBUCHA」と呼ぶようになったという説もあります。

現在50代以上の人は懐かしいかも?昭和の紅茶キノコとはこんなものでした。


紅茶キノコはもともとモンゴル発祥で、その後はロシアでも民間療法として親しまれました。

紅茶または緑茶に砂糖と酵母、酢酸菌を加えて発酵したもので、その株であるセルロースゲルがキノコのような見た目だったことから紅茶キノコと呼ばれるようになりました。

1974年に出版された「紅茶キノコ健康法」という本により一大ブームが起き、癌・肝硬変などの病気が治る、胆石が消える、水虫が治る、血圧が下がるなど、すべての病気や不調に聞くかのように言われもてはやされていました。

雑菌繁殖などの有害説の影響もあり、一時期的なブームは去る。

しかし、専門家の間では培養中に雑菌が繁殖するのではないかと安全性が疑われました。

1977年には東京都立衛生研究所が調査を行い、紅茶キノコの中に病原菌は認められませんでしたが、一連の有害説により紅茶キノコブームは終焉を迎えます。

また、家で培養したものは酸性度が高くなりすぎるため、飲んだ人が死亡する可能性もあると警鐘を鳴らす専門家もいます。

一方、現代版紅茶キノコ・KOMBUCHAとは。

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実は、KOMBUCHAは昭和の時代に流行った紅茶キノコとは全く別のものでした。

紅茶キノコなのに、原材料に紅茶が入っていないものがある

これは実に意外でした・・・
何と、現代版紅茶キノコ・KOMBUCHAには紅茶が入っていないものもあるのです!

私が購入したTRADITIONAL KOMBUCHAという商品は伝統的な紅茶キノコと同じようなものなのかと思いきや、実態はウーロン茶で作った紅茶キノコを水とウーロン茶で薄めたものでした。

様々なフレーバーが付けられている

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コーヒー味やマンゴー味など、様々なフレーバーのものが販売されています。
もはやジュースのような感覚なのかもしれません。

味もすっきり飲みやすい

昭和の時代に流行った紅茶キノコはまずくて飲めたものじゃないという意見を聞きますが、KOMBUCHAはすっきりとして清涼飲料水のような感じです。

酸味があるためお酢を飲んでいるようだと言う人もいます。

ちなみに、私が購入したものは上述の通りウーロン茶が使われているので、ウーロン茶の風味がしました。

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発酵しているため若干炭酸のような感じがあり、ビンを開けた時にシュワッと発泡しました。

※IN YOU(Journal for the Macrobiotique) 2016年8月16日の記事より一部抜粋

名前の由来については、韓国語が変化したという説より、紅茶キノコを作るときに使うゼラチン状の菌株を昆布と誤解した英語圏の人が「KOMBUCHA」と付けたという説の方が、個人的には違和感がないです。

また、紅茶キノコ自体も、私自身全く知らなかったので、今の50代以降の世代では馴染みのあるものなのかもしれません。

この「KOMBUCHA(コンブチャ)」、生活の木がリリースしたことで、今後話題になっていくのかもしれませんが、すでに、「KOMBUCHA(コンブチャ)」をメインメニューとして、新たな「食」「健康」「文化」のムーブメントを創り出そうとしている『大泉工場NISHIAZABU』というお店があることがわかりました。

なんだか面白そうなお店ですので、立ち寄ってみたくなりました。

この「KOMBUCHA(コンブチャ)」の今後の動きについて、ウォッチしていきたいと思います。

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